008:30歳ニートの冒険活劇『王子1人でハローワークへ旅立つ・・・』
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008:30歳ニートの冒険活劇『王子1人でハローワークへ旅立つ・・・』

2019-07-22 19:00

    キヨトシ「じいや~~~~~!!僕元気いっぱいじゃあ~~~!!」

    じいや「なんと王子今日はやけに、早起きですな~~!!」

    キヨトシ「じいや!!じいや!!僕今日、ハローワークに行ける気がする!!」

    じいや「なんと!!ホントですか王子!?」

    キヨトシ「なんかやる気がギンギンとみなぎってくるんだよ!!」

    じいや「王子、今ご飯が出来上がるので、持ってきますのじゃ」

    そう言うとじいやは、台所から、両手にのせきれないほどの料理をリビングまで歩いてきてテーブルへと置いた。

    じいや「ささ王子、どんどん召し上がって下され。今日は、じい特製の塩コショウで味付けし
    た骨付き肉と、こおばしいひき肉をたくさん入れたミートソースのパスタを作りまし
    たのじゃ。」

    キヨトシ「わあ!おいしそう。」

    そう言うとキヨトシは、じいやが持ってきた。5人前ほどの食料を軽く全てたいらげた。

    じいや「おお!なんと!じいが作った料理をすべて食べてしまうとは、
        いつもなら、「こんなに食べきれないよ。じい。こんなに一杯作ってバカじゃない
        の。」と言い残し大半のご飯を残してしまうというのに。」

    キヨトシ「じいハローワークに行くから僕の洋服とか準備してよ。」

    それを、聞くとじいやは、ルンルン気分でキヨトシの服にアイロンをかけて、手渡した。
    それも、これも、みんな全てアミ様のおかげですのじゃ。
    アミ様の子守歌を聞くと王子は、生命を取り戻すのじゃ。
    アミ様には、感謝しなければいけませぬな。一応昨日、『ありがとうございます』と言ったのですが、それだけじゃ足りはしませぬな。

    キヨトシ「よし!!ハローワークに行くぞ!!!!!」

    じいや「それなら、わしも・・・っと」(当たり前のように・・・)

    キヨトシ「じいやも行くの?」

    じいや「えっ?」

    キヨトシ「僕一人で行くよ。」
        
    じいや「なんと!?王子一人でハローワークに行くというのですか!?」

    キヨトシ「なんか今日は力がみなぎって一人でもいける様な気がするんだよね。」

    じいや「なんと!?王子からその様な言葉が聞けるとは、このじい、感激で涙が出てきそうで
        ございますじゃ!」

    キヨトシ「え!?泣くの?なかないでよ、じい。」

    じいや「このじい、嬉しいですぞ!!」

    キヨトシ「それじゃあ、行ってくるよじいや・・・」

    城の門の横の小さな扉を開くと、自家用車がもうすでに、止まっていて運転手がドアを開き
    キヨトシを後ろの席に座るように丁寧に、手招きしていた。
     そして、車は発射した。じいやは、キヨトシの乗っている車の姿が見えなくなるまで手を振りつづけていた。

    「王子よ大きく羽ばたくのですじゃよーー!!」ほんとにアミ様には、頭が下がりますのじゃ
    王子をこんなにもの愛情で包んでくれて・・・

    じいや「さてさて、こんなにも天気が良いので、お洗濯ものでもしますかのう!!」

    【職業安定所】

    キヨトシは、いくつかの求職用紙を手に取り。職員に呼ばれるまで、待った
    そして、ランプが光り83番の番号がボードに映し出された。「僕の番だ。」

    そして、ゆっくりと83番のボードの席まで行くと、静かに椅子に腰かけた・・・

    職員「ああ”君。」

    職員「また”来たんですか!?」

    よく見ると、その職員は、女性エスコート倶楽部『中田』を進めてきた。あの職員だった。

    キヨトシ「ええ、お久しぶりです。(´-ω-`)。」

    職員「もしかして、前紹介した、仕事ダメだったんですか?」

    キヨトシ「はい。色々ありまして・・・辞めてしまいました。」

    職員「あれ?・・・なんかいつもと違うな。アレなんだっけ?なんか違うな~あ”そうだ!!
       あの爺さんがいないんだ!!」

    キヨトシ「・・・・・・。」

    職員「あの爺さんは、今日は来ていないのですか。じゃこ棒を振り回すという。あの爺さんは
       後ろに隠れてたりして・・・」

    キヨトシ「じいや、は今日は来てないです。」

    職員「そして、大丈夫なんですか?その、じいやと一緒に来なくて・・・」

    キヨトシ「今日は、大丈夫です!!」

    職員「そうですか、この前は、あなた手とか声とか震えてたから・・・でも、今日は震えたり
       しないですね。」

    キヨトシ「はい。そうですね。」

    職員「それで、今日は、どういったお仕事をお探しでしょうか?」

    キヨトシ「これなんですけど・・・」

    キヨトシは、さっきハローワーク内のパソコンで取り込んだ求職書3枚くらいを、
    その職員に手渡した。

    職員「はいはい。そうですか・・・清掃員・・・と、清掃員と清掃員ね。
       全部清掃員ですね。」

    キヨトシ「ええ、やはり、人と接するのが苦手ですので・・・」

    職員「そうですか・・・それで、この3枚のうち、どちらの仕事場にしますか?」

    キヨトシ「う~ん。」

    職員「給料が高いのは、こちらの方ですが・・・」

    キヨトシ「ああ”・・・」

    職員「給料が高いのがいい・・・とかでは、なさそうですね。
       それじゃあ、こうしましょうか。一番、受かりやすそうな。所とか・・・」

    キヨトシ「はい。その方がいいです。と言うか受かれば何でもいいんです。」

    職員「じゃあ、ちょっと調べてみますね。」

    そう言うと職員は、隣においてあるパソコンの画面をのぞき込み
    キーボードを素早く押し始めた。「ああ。ありました。この花城さんが持ってきた求職書ではないんですが、他の清掃員募集をただちに急募してる。所が今調べた所あるんですが、
    こちらの方でいいでしょうかね。」

    キヨトシ「はい、受かりやすいのなら、その方が良いです。」

    職員「なんか一週間前に従業員が辞めてしまって。困ってると、書かれていますね。じゃあ、
       ここに連絡しますね。」

    キヨトシ「はい・・・」

    そう言ってうなずくと、職員は、手慣れた感じで、電話のボタンを押した。
    そして、電話が繋がると、あれこれ、話して、相手側が面接の日程を、決めてきてきたので、
    キヨトシに、『この日は、大丈夫ですよね』と顔を近づけて言い『うん』うなずくと、この日で大丈夫です。と通話を終えた。

    職員「これで、大丈夫ですね。」

    キヨトシ「はい、ありがとうございました。」

    と席を立ちその、職員に一礼して、その場を去ろうとしたと時、ぼそっと職員の声が聞こえてきた「どうせ。じいや、と一緒に面接に行くんだろう。この引きこもりが・・・」と小さな声で聞こえてきたのだが・・・まさに今、じいやと、清掃会社の面接現場にいた!!

    キヨトシ「・・・・・」

    面接官「と言うことで、この隣の方は、どなたですか?」

    じいや「わしか、わしは、この王子の世話係のじい、ですじゃ。」

    面接官「えっ?」

    じいや「えっ?えっ?ってなんですじゃ。だから王子の世話係と申しておりますじゃろう」

    面接官「えっ?仕事は、そのおじい様が、やるのですか?」

    じいや「いいえ。仕事は王子がやりますのじゃ。」

    面接官「じゃあ、何でおじい様も面接会場にきてるのですか?」

    じいや「王子は、人見知りがひどくて、このじい、が一緒にいてやらないと。何も喋れなく
        なるのじゃよ。でも、仕事には、差支えがないので問題なく・・・。」

    面接官「仕事には差し支えないとか、そういう問題じゃなくて。コレは、キヨトシさんの面接  
        なんですよね何で、おじい様がいるんですか?」

    じいや「だから、王子は人見知りと言ってるじゃろうが!!。」

    面接官「だから、そういう問題じゃないって言ってるじゃないですか!!。」

    じいや「何をごちゃごちゃと!?王子に文句でもあるのですか!?
        それとも、わしのじゃこ棒をくらいたいのですか?。」

    面接官「あなた達まともですか?」

    とまあ、こんな状況で、誰が、僕を雇うんでしょうか。
    じいやは、じいやで、すぐじゃこ棒を出したがるし
    僕は、僕で、じいやの横っちょで。ぶるぶるぶるぶる震えてるし。これじゃあ、ただの頭のおかしい連中じゃん。こんな僕を、こんな僕を必要としてる人なんてこの世の中には誰もいないんだよ・・・・

     ー数日後ー

     じいやのスグ手元にはキヨトシの携帯が置かれている。

    じいや「王子鳴りませんな~~~。」

     当たり前じゃないか。鳴る訳ないよ、大の30代の男が、おじいちゃんと一緒じゃないと
    面接受けないって。子供以下じゃないか。今の高校生だってアルバイトの面接でそんな事しないよ。ううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅアミちゃんの子守歌の効き目は、一日で切れるのか。それは、前々から分かってたけど・・・毎日毎日、アミちゃんの太ももの上で子守歌唄ってくれと言っても聞いてくれないと思うしな・・・・どうすれば良いんだ~~~あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!っと・・・・携帯が、りんりん♪りんりん♬りんりんりん♪りんりん~♪『鳴ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』

    マジかよ!!鳴ったよ携帯が!!アップルがiPhoneがよーーー!!

    じいや「ささ王子、清掃会社から電話が鳴りましたぞ。お取りくだされ!!」 

    キヨトシ(でも・・・きっと落ちたよって言う通知だろうな~~~(;´Д`)・・・




    果たしてキヨトシは、清掃会社から、受かったと言う通知が来るのか!?
    それとも、落ちてしまうのか!?次回へつづく!!






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