• 過剰なる承認欲求

    2019-03-03 16:385
    すごく仕事ができるのに、教育となるとメンバーをつぶしてしまう人っているでしょう。
    つぶされたメンバーは、うつ等になってしまう。

    ほとんどの企業にひとりはいる、このような人は。
    過剰なる承認欲求を、「他者」に求めている人です。



    ・地頭がよい
    ・非常に論理的
    ・受け答えも早く、正確である
    ・勉強や仕事においては完璧に近い

    このような特徴を持つ人は、同時に以下のような特徴も備えることになります。

    ・面と向かって褒められたり、認められた経験が少ない
    ・文句を言われたことがほとんどない
    ・不安が非常に強い
    ・共感力が低い

    完璧ですからね。周りは本人に対し、何も言う必要がないと感じてしまい(←重要)、
    何も言われてこなかったのです。

    つまり、人と深く関わった経験が少ないのです。

    ゆえに。

    「他者」からの承認に飢えるのです。

    ……

    完璧であるがゆえに、自分の行動は「正」であり、「善」だと本人は思っています。

    「正」「善」を証明するためには、自分ひとりではできないと本人は思っています。
    ですので、「正」「善」を証明するためには「偽」「悪」が必要です。

    誰かを「偽」「悪」にする必要があります。
    そこで、自分が最も「正」「善」と思う事案を使って、誰かを「偽」「悪」にしたいのです。

    例えば、仕事がバツグンにできる人。
    自分の仕事における「正」を証明するために、
    仕事ができない(または慣れていない)人を「偽」にしようと、
    徹底的に相手を責めたてます。
    …うつになるまで。

    相手が「偽」「悪」になれば、
    自分が求める「正」「善」の証明が完了し、承認欲求が満たされます。

    「やっぱり、俺の言うことが正しかった。」

    自分の承認欲求を満たすためには、「偽」「悪」である他者が間接的に必要なのです。
    結果的に、他者に承認欲求を満たしてもらっているわけです。

    …本人は、気づいていないのですけれどね。

    ………

    仕事はすごくできるんですよ。
    周りの評価だって高いはず。
    だから、正しさを証明する必要はないはずです。

    しかし、自分の行動の「正」を証明したい。
    そうせずにはいられない。

    なぜ、このような行動を取るのでしょうか。

    すごく仕事ができるのに、教育となるとメンバーをつぶしてしまう人は、実は。
    大変不安が強いのです。
    焦燥感にかられているのです。
    想像を絶するくらいの。

    自分の「正」を証明したいということは。
    自分の「偽」の部分は、いらないということです。
    自分の「悪」の部分が許せないのです。

    オレは「悪」かもしれない。
    オレが間違っているのかもしれない。
    …いやいや、オレは「善」のはずだ!
    正しいんだ!そのはずだ!

    正しいはずなのに。
    誰も認めてくれない。
    誰もついてこない。誰もオレを頼ってこない。
    なぜだ!正しいのに!!
    なぜだ!!
    お前ら全員、間違っている!敵だ!悪だ!!

    そのような心理が、メンバーをつぶすほどの責めたてに繋がっているのです。

    あるあるー。よくあるー。


    ………

    承認欲求には2種類あります。

    ・他者承認
    ・自己承認

    他者承認は、誰かに認めてもらうことです。
    自己承認は、自分で自分を認めることです。

    多くの人が他者承認を求めますが、少しばかり考えてみてください。

    誰かから褒められたら、また褒められたいと思ってしまいませんか?
    そして再度褒められたら、またまた褒められたいと願う。

    無限ループです。
    このループがなぜ起こるのか。

    他者承認は、あっさりと消えてなくなるものなのです。
    だから、すぐに次が欲しくなるのです。

    他者に認められるためには、多大な努力と成果が必要。
    頑張って頑張って、気張って気張って、誰にもまねできない成果を得る。
    そして、評価された。やった!!
    …そしてすぐに大きな不安が襲い掛かってきます。

    『この評価を死守しなければ。私はまた飢えてしまう。』

    あっさり消えてなくなるから。
    日にちが経ったら、その評価はみんな忘れているから。
    …こんなに頑張ったのに。なんでみんなすぐ忘れちゃうの?
    オレは悪くない!オレは頑張ったんだ!
    すぐに忘れるお前らが悪い!

    「認められるためには、多大な努力と成果が必要」

    ズキッと来ませんか?
    私はすごく来ます。
    承認欲求の飢えがいたるところで利用されている事実を想うと、とてもやるせなくなります。

    ……
    ………

    すぐに褒めてくれる人は大変貴重だと感じるでしょう。
    貴重だと感じるのは、上記のようなカラクリが広く利用されているからです。

    私はけっこうすぐに褒めます(笑)。
    だってすごいんだもん。みんなすごいんやもん。

    オレだってすごいよ!
    こういった記事書けるし、それで救われた人だって少なからずいるんだもんね。
    オレが存在するだけで幸せを感じる人だっているんだもん。
    おるおる。誰がなんと言おうと、いるのです!
    これは変えようのない事実なのです。

    他者承認は、燃費悪いですよ。
    自己承認しましょう。
    自己承認していけば、他者承認はすぐに消えなくなります。

    まずは、自己承認から。
  • 広告
  • 「甘やかし」と「甘ったれ」のおはなし

    2018-08-24 18:005
    「甘え」の構造(著:土居健郎)という本を7ページほど読みました(笑)。


    この本に、個人的に衝撃的なことが書いてあったので記しておきます。
    私が咀嚼した言葉で書きます。


    「甘やかし」とは、相手に好意を持たせたいための「演出」であり、
    「甘ったれ」とは、相手に好意を持ってもらいたいための「演出」である。





    つまり、意図的に「甘やかし」たり、「甘ったれ」たりしているわけです。
    これらふたつの甘えは「演出」であり、
    本当の意図は「好意」それ自体ということになります。


    すごいね。腑に落ちるね!
    よくよく考えるとそのとおりだね。
    あー、なんで気づかなかったかなぁ。


    好意を持ってもらいたいと思うこと自体は自然なことです。
    その手段が「甘やかし」や「甘ったれ」であるということだけです。


    実に自然なことです。
    これを言葉にするとなにやら衝撃的なモノを感じるので、記してみた次第です。


    ……


    そういや、オレもよく甘やかしてた。
    好きになってもらいたいからって、甘やかしてたなぁ。
    女とか、女とか、女とか(笑)。


    甘い言葉をささやくってありますでしょう。
    あれも同じだね。


    この考え方は、言葉にしなくても、多くの人が無意識でわかっていることですね。
    意図的にやってんだけどね。


    ………


    この考え方を繋げてみると、ちょっとぞっとします。


    現代では、「甘やかし」「甘ったれ」が、すなわち悪い意味での「甘え」でしょう。
    「甘やかし」「甘ったれ」が嫌だ、とするならば。
    そして「甘やかし」「甘ったれ」は、
    好意を持ちたい/持ってもらいたい意図があるとするならば。


    好意それ自体が嫌だ、ということになります。


    考えすぎかな?でもなんとなく当たっている気がします。
    おそらく「甘え」の構造にもそのように書いてあると思います。まだ全部読んでねーけど。


    「甘やかし」てもダメだし、「甘ったれ」も嫌いだしーじゃあさ。
    人を好きになる余地がないじゃん。


    これは…なんだ?なんでこんなことになった?



    ………


    それはきっと、誰かに愛されたことが少なかったからだろうな。
    だから、人を好きになることも、好意を持たれることも怖くなるんだよきっと。


    自転車に乗り慣れてないのと、似たようなことなのかもしれない。
    慣れて、ないんだよ。きっとね。
    オレもそうだしね。


    「甘え」は必要だよ。無意識の「甘え」ね。
    意図的に甘えないと貰えない愛情、つまり、条件付き愛情。
    条件をクリアしないと愛情は手に入らない。
    多くの人はそう思っているのかもしれない。


    多くの人が、無意識下に条件付き愛情が刻まれている。


    そのような連鎖が、思った以上に長く多く続いてきたのかもしれないです。


    この連鎖は、断ち切ったほうがいいんじゃないかな。
  • 気が利かない人のおはなし

    2018-08-17 18:0024
    気が利かない人とは、自分のことばかり考えている人のことです。


    ・自己中心的
    ・周りの状況が理解できていない
    ・恥ずかしがり屋
    ・面倒


    これらが気が利かない人の特徴です。


    ■自己中心的


    自分のことしか意識しておらず、他者に対しての意識がありません。
    自分の世界が思考の中心であり、他者もそれと同じだと考える人です。


    「周りを楽しませよう」「これをやってあげたら喜ぶだろう」
    そのような意識がないために、周りは振り回されがちになります。


    自分が満足さえすればよいと考えるナルシシストな一面もあります。


    ■周りの状況が理解できていない


    周りがどのような状況なのかを見ようとせず、自分さえよければいいと考える人です。
    周りがどれだけ忙しくても、自分には関係ないと考える傾向にあります。


    マイペースな一面があるため、孤立する可能性が高い人とも言えます。


    ■恥ずかしがり屋


    内向的な性格であるため、気を利かせたほうがいい状況でも、
    「やらないほうがいいんじゃないか。必要ないかもしれないし…。」と考える人です。


    このような人は、気を利かせたほうがいいと思っていても、
    実際には行動しない傾向にあります。


    ■面倒


    面倒なことを嫌う人は、
    気を利かせた結果、「おせっかいするな!」と、
    トラブルに発展することを避ける傾向にあります。


    トラブルやもめ事が発生するのは面倒であるため、
    『それならば動かないほうが利口。』と考える人です。
    結果、行動を起こさず、「気が利かない」と判断されることになります。


    ■気が利かない人には直接お願いするのがコツ


    気が利かない人の特徴の共通点は「トラブルに巻き込まれたくない」ことです。
    よって、やってほしいことがあれば、こちらからお願いすることがベターです。
    お互い利害が一致すれば、トラブルは起きにくく、
    また、こなしてほしい用事や仕事も片付き、
    さらにお互いのフィードバックが得られる機会も生まれます。


    こちらから伝えることで、より質の高い成果が得られるでしょう。


    ……


    …さて。


    ここでブログを終えれば、所謂「よく見かける」内容となるでしょう。
    まだまだ練りこみが足りませんし(15分で書いたし(笑))、
    上記のようなブログは他にも無数にありますので、
    当ブログをご覧いただかなくてもいいわけでして。


    わざわざこちらにお越しいただいたのですから、
    ここからは、らいぞう節。
    言いたいことを言いますぜ(笑)。


    お付き合いいただけますと、とても幸いに存じます。


    ………


    気が利かない人とは、自分のことばかり考えている人です。


    これを真とするならば、逆はどうでしょうか?


    気が利く人とは、他者のことばかり考えている人のことです。


    どちらがいいですか?


    「自分」にとっては、気が利く人のほうがいいですよね、やっぱり。
    つまり、
    「自分」にとっては、他者のことばかり考えている人のほうがいい、ということです。


    これが続くと、気を利かせてほしいと思っている人が、
    「察してちゃん」になり得ます。



    ………


    気が利く人がほしい、ということは、
    「自分が何も言わなくても、察してくれる人がほしい」
    ということです。


    つまり、自分は何も言いたくないのです。


    どうして何も言いたくないのでしょう?


    面倒だからです。
    「厚かましい人」と思われたくないのです。
    嫌われたくないわけです。
    トラブルは避けたいのです。


    「気が利かない人」と「気が利く人がほしい人」は、同じような志向だということです。


    …ありゃまー(笑)。


    似たもの同士なのです。
    それは投影しているとも言えるわけです。


    「気が利く人がほしい人」が、「気が利かない人」に対して気を利かせることは、
    なかなか以て精神をすり減らしているのです。


    「オレはこんなに気を利かせているのに、何であいつはオレに気を利かせてくれないんだ!」


    よくあるー。あるあるー。
    じゃあ「これやってくれると嬉しいな。」って言えばいいじゃないですか。


    言えませんか?なぜですか?
    やらせても見当違いなことをされるからですか?
    もしかして「厚かましい人」と思われたくないからですか?
    へりくだりたくないからとか?
    自分のことで手いっぱいで余裕がないから、とかとか?


    だったらあなたも面倒くさがり屋で、シャイで、トラブルを避けたいんじゃありませんか。


    似たもの同士やん?


    ……
    ………


    私、気が利く人だったんです。
    今は、気が利かない人になったんです。


    どちらも経験しているからわかるんです。
    両者は似たもの同士だって。


    ですのでね、気が利く/利かないにフォーカスを合わせないで、
    「やる」ことにフォーカスを合わせたほうが、ストレス少ないんです(笑)。


    「やる」ことにフォーカスを合わせれば、
    お願いした時に「やる」こと、つまり指示が明確になるでしょう。


    『ここまでやってほしい。あとはこっちにまかせろ。』って言えるじゃないですか。


    そのほうがトラブル少なくなるでしょう。
    無駄に考えなくていいから楽だしさ。


    以上、気が利かないらいぞうのおはなしでした(笑)。