• 黄井ぴかち「羽山先生と寺野先生は付き合っている【2】」

    2019-08-18 20:3511時間前


    女性同士で付き合っている教師と彼女たちを取り巻く人々を微笑ましく描いた、黄井ぴかち先生の「羽山先生と寺野先生は付き合っている」の2巻目が登場です!!!

    女性教師同士で恋人として付き合っていて、周りもそのことを知っているという羽山先生と寺野先生。
    体育祭に誕生日、さらに文化祭などイベント盛り沢山でイチャラブ全開かと思いきや、ちょっとスレ違ったりと初々しいったらありゃしない(笑)相変わらずな二人が堪能できますよ~。

    しかし、この作品、一応(?)社会人百合なんですが、主人公二人は社会人百合にありがちなメンド臭さを極力抑えて(もちろん、メンド臭いのも大好物ですが(笑))学生百合っぽさを前面に出しているのが逆転の発想という感じで魅力的ですし、かと思えば、大人のお付き合いとして(!)ヤっていることはちゃんとヤっているのがまた美味しいんですよね~(笑)

    さらに二人を見守る男性も含めた同僚や生徒たちも、特別扱いせずにナチュラルに対応しているのが素晴らしいですし、主人公二人に感化されて(?)宮沢先生と坂東先生、根古先生と公塚先生のペアもなんかいい雰囲気なのはいいですね。

    あと、番外編でも、社会人百合のお約束(?)である制服プレイ(!)があったりと、ぴかち先生ご自身が「楽しんで描いてるなぁ」というのがヒシヒシと(?)伝わってくるのが、読者としても嬉しいので、引き続きラブラブな二人をよろしくお願いしたいと思いますね!!!

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  • 原百合子「繭、纏う【2】」

    2019-08-16 20:52


    生徒の髪で制服を仕立てるという特別な伝統が継承されている名門女子校を舞台に、その伝統を巡って少女たちの想いが交錯する様を描いた、原百合子先生によるクラシカル耽美百合「繭、纏う」の第2巻が出ましたね。

    髪で制服を仕立てることとは別に、星宮女学園の創設時から延々と生徒の中から特に選ばれた少女の髪で紡ぎ続けられているという「永遠の糸」。
    その候補である九条さんと彼女の妹(!)である宮田さんという寮生組に、通学組である佐伯さんと横澤さん、そして九条さんと並ぶ「永遠の糸」の候補でありながら滅多に姿を見せず、学園の伝統に異を唱える「不在の女王」あるいは「特異点」ともいうべき星宮さん。
    それぞれの少女の思惑が交錯する中に生じた「綻び」は、破滅へ向かうのか、それとも…。

    ということで、制服、寄宿舎、姉妹制度などなど、最近は「百合」においても却って敬遠されがちなクラシカルさと耽美さを、少女の髪に対する圧倒的な拘りをもって、現代に描き出してみせる原先生の腕力には痺れるばかりでした。

    あと、星宮さんとはまた違ったスタンスで学園の伝統をすり抜けていく横澤さんの存在が、永遠回帰と終末という二つの選択肢とは異なる「未来」を紡ぐのかも、などという期待(?)も込めながら、続きを待ちたいと思います。

  • 灯「Still Sick【2】」

    2019-08-15 20:17


    漫画でつながるOL同士の揺れる想いを描いた、灯先生の「Still Sick」も順当に2巻目が出ましたね~。

    一度は挫折したプロ漫画家への復帰を決意した前川さんと、彼女を支えることを決めた清水さんという、同じ会社の漫画が好きなOL同士。
    しかし、お互いに「好き」という感情に対して臆病であるために、素直になれずスレ違ってしまう3歩進んで2歩下がる展開がじりじり続く、かと思いきや…

    ということですが、社会人百合というと、仕事にエッチにアルコール(!)、が相場(?)なのですが、この作品は意外とそういう要素が少なくて、前川さんと清水さんの気持ちの揺れにウエイトが置かれているのが、いい感じなんですよね。

    また、出てくる男性陣も、木戸口さんを筆頭に、男尊女卑的な敵役として描かれていないので、変なストレスがないのもいいですし、描き下ろしでの清水さんの残念っぷり(!)みたいなコミカルさもいいアクセントになっていると思います。

    で、ついに完成した前川さんの復帰作と、社員旅行(温泉!)での出来事により、いよいよ物語が動き出すかと思われますが、すんなりと行くのかどうか、引き続き楽しみにさせていただきたいと思いますね~。