• さと「神絵師JKと腐女子OL【1】」

    2019-06-16 12:22


    突然のアニメ化で話題となった「フラグタイム」のさと先生による新作腐女子百合、「神絵師JKと腐女子OL【1】」が来ましたねぇぇぇ。

    仕事中でも(オイオイ)推しカプとその二次創作している神絵師ミスミさんの話題を後輩相手にまくし立てる、キモオタアラサー残念美人OL(苦笑)のアイ。
    一方のミスミさんは、アイのリプライを何よりも励みにしているオタクJKで、そんな二人がミスミさんの初イベント参加を機に、初対面することになりますが、緊張のあまりキョドるアイと嬉しさのあまり舞い上がるミスミという腐女子二人は、その後なぜか付き合うことに!!!

    ということで、ひょんなことから、腐女子であること以外に共通点のない女性同士が付き合うことになるのですが、アイのミスミに対する熱い(ウザい(苦笑))オタ語りとか、ミスミのアイのリプライを待ち望む気持ちとか、オタクあるあるネタを受け手と作り手、双方のお互いへの想い(要はイチャイチャ(笑))へとつなげていく流れが最高でしたね。

    あと、腐女子百合って、以前からあったのですが、個人的には「BL絵」などが前面に出てくる場合が多いと、百合としての雰囲気が壊れてしまうように感じていたのですが、この作品はその点、腐女子というよりBLネタはおまけページまで極力抑え(ちなみにBL絵はさと先生ではなく、三原しらゆき先生が描かれています)、あくまでもメインはJKとアラサーOL、描く側と読む側という立場の違いを活かしながら、コメディチックさも上手く絡めた「百合」となっているところが画期的だと思いました。

    さと先生には、引き続きガンガンと正面から「百合」を描いていってもらいたいですね!!!

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  • 高梨りんご「ニーナさんの魔法生活【2】」

    2019-06-16 09:24


    長らく休載していた、魔法が生活に根付いた世界を舞台に、堅物優等生な魔女訓練生アイと自由奔放な「最強の魔女」ニーナの師弟関係を描いた、高梨りんご先生の「ニーナさんの魔法生活【2】」、待望の第2巻が出ましたね!!!

    谷間の市場で突如ガイドのレイ(♂)と一緒に魔法で操られたと思しき人々に襲われたアイですが、ニーナの登場によってあっという間に事無きを得、無事家に戻ることが出来ます。
    しかし、今度は実技試験を一刻も早くやりたいと焦るアイは、のらりくらりと先延ばししようとするニーナに初めて怒りをぶつけてしまい、お互いにいたたまれなくなってしまいます。
    そこに折よく、魔法協会組合長(♀)が巡回に訪れ、アドバイスをしてくれたことで、二人の関係は一歩前進し、そのことはさらに後日、再び谷間の市場を訪れたアイが魔法の模擬戦(!)に巻き込まれた際の強さともなったのでした…。

    ということで、アイにとっても、ニーナにとっても、始めて衝突することで見えてくるものがあり、一見、正反対のように見える師弟二人が、実は似た者同士なのかもしれないというところが、「百合」的に最高でしたね~。

    しかし、一時は音沙汰なしのまま打ち切りかと思われた本作が見事復活してくれたこと自体が非常に嬉しいですし、ようやく本筋も見えだしてきましたので(兎角、ファンタジー百合は一定量まで行かないと真価が発揮できませんから)、高梨先生には、引き続き着地点まで頑張っていただきたいですね!!!

  • 火曜「ちょっといっぱい!【5】」

    2019-06-15 17:43


    女性スタッフばかりの居酒屋「こはる屋」を舞台にした、火曜先生によるアットホームな百合「ちょっといっぱい!」も5巻目に突入ですよ~。

    ライバル居酒屋チェーンのスタッフなのに常連と化している(苦笑)花園さんを介して、花園さんの上司である五本木さんが「こはる屋」に来店、しかも「こはる屋」店長の皐月さんは五本木さんのかつての部下であり、皐月さんの才能を未だ高く評価しており…。

    といったところから始まり、JKバイトのもみじが同居している叔母である瑞樹さんを「こはる屋」に招待したことから判明するもみじと皐月さんの意外なつながり(!)まで、今回はもみじを含め、いつもは「こはる屋」のスタッフ全員を見守り支える頼もしき店長、皐月さんがメインともいえる巻となっており、皐月さんが目指す「お客さんだけでなくスタッフを含め、みんなが笑顔になれる場」としての「こはる屋」が描かれていましたね。

    もちろん、こたつでみかんとか、みんなで市場へ買い出しとか、小さなカワイイ店員さん襲来(?)とか、他のエピソードも「こはる屋」に集う同志(?)としての女性たちの仲の良さにほっこりできるのが、最高なんですよね~。

    まあ、私自身はアルコールに弱いので、飲み会は苦手なのですが、こういうお話自体は大歓迎ですね(笑)

    そして、今までは「こはる屋」における女性たちの横のつながりが主だったのに対して、皐月さんの過去が描かれることで縦のつながりも見えてきたのは「百合」的にも興味深かったです。

    火曜先生ご自身も5巻目は初、とのことですが、これも一つの「百合」の形として、引き続きよろしくお願いしたいと思います。