あかまる「私たちは恋を描けない【1】」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

あかまる「私たちは恋を描けない【1】」

2018-12-09 08:57



    漫画家としての活躍を目指すJKたちの恋模様を描く、あかまる先生の「私たちは恋を描けない【1】」が発売になりましたよ~。

    ギャルなみゆうとお嬢様な華乃、本来なら接点の無かった二人のJKは、ともに少女漫画家デビューを目指す仲間としてSNSで出会い、さらにオフ会で意気投合し、みゆうは絵は上手いがストーリーがダメ、華乃はストーリーは上手いが絵がダメということが分かり、それなら合作で、というみゆうの提案で作った作品(合作PNも二人のPNを合わせた蒼羽みゆう)で見事にデビュー。
    それからは、共同で仕事場を借り漫画を描くことになった二人ですが、二人が目指す少女漫画において最重要テーマである「(男女の)恋愛」について、二人とも全く未経験であるため、キスシーンも上手く描けないことが判明したことをきっかけに、みゆうが彼女役、華乃が彼氏役(!)で恋愛シーンを疑似体験して、作品に反映させることに。
    しかし、本来、いい漫画を描くため疑似体験であるはずの女の子同士の恋愛シーンですが、実は二人は幼い頃の知り合いであって、偶然再会してから華乃はみゆうへの恋心を自覚しており、二人の作家活動を壊さないため、必死でその想いを隠していたのでした…

    ということで、最近の百合でも漫画家をテーマにした作品が増えてきましたが、まず主人公たちが目指すのがよくあるBLや百合などではなく、正統派な(?)少女漫画という点がまず新鮮ですね(百合はまだしも、BLネタを百合でやられるのは、個人的に違和感ありすぎなので(苦笑))
    そして、親友同士などでのスキンシップネタも百合では定番なのですが、それを漫画のネタ出しに転換してみせ、作品内では男女である恋愛シーンを少女同士の疑似恋愛と、本心の百合恋愛のズレに伴う葛藤として描いているのも、ありそうでなかった展開だと思います。
    あと、男女の恋愛少女漫画を描いていても、エスカレーター式女子校に通うお嬢様な華乃に男との接点が全くないのはもちろん、ギャルなみゆうにも男には興味がなく、それよりも(華乃と一緒に)漫画を描いているのが一番とはっきりしているところも、モヤモヤ感がなくていいですよね(笑)

    さらに、華乃の一方通行な想いが続くかというと、みゆうの気持ちにも変化が出てきているようで、続きが気になりますし、翠くん(さん?)は今後も絡んでくるのかとか、彼女たちのライバル作家であるクリスティーヌ先生の正体(?)も興味がありますね。

    ともかく、漫画をネタにしながらも「百合」を前面に出している点はすごくいいと思いますので、あかまる先生には、引き続き頑張っていただきたいと思います!!!


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。