あらた伊里「雨でも晴れでも【1】」
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あらた伊里「雨でも晴れでも【1】」

2020-07-06 20:23



    孤島にある全寮制の女子校「有頂天高校」を舞台に、様々な少女たちの想いを、しっとりと、可愛く、コミカルに描く、あらた伊里先生、待望の新連載「雨でも晴れでも【1】」が発売ですよぉぉぉ。

    関西弁がコンプレックスで人見知りなJK美古都は、クラスに友達もいないため、校内にある今は寂れた有頂天神社で巫女服を着てお茶をすする毎日(?)を過ごしていますが、そんな彼女が気になっているのは、生徒会役員ですごい美少女でなぜか自分のために「巫女部」の設立まで世話を焼いてくれる猫崎さんという存在。
    この不器用な二人の少女「だけ」の毎日が続いていくのかと思いきや、部活必須の方針からあぶれた(苦笑)どマイナー部活をするタクヤ、夜空、辺銀に獅子丸という四人の少女が転がり込んだことから、一転して「巫女部」改め「有頂天部」による賑やか過ぎる「百合な日々」を送ることになっていく様が、テンポ良く描かれていましたね!!!

    ということですが、この作品、多くの百合ファンもご存知のように、あらた先生がかつて連載されていた「とどのつまりの有頂天」を舞台や主要キャラはそのままに、セルフリニューアルしたものとなっています。
    どこが違うのかといえば、あとがきにも書いてありますが、「総合タワーリシチ」以来、有名となった勢いのあるコミカルさより、もっと少女たちの気持ちの揺れを掘り下げた、しっとり感重視になっているんですね~(もちろん、コミカルさが全くなくなったわけではありません)。
    だから、完全に両片思いな主人公ペアの甘酸っぱいぎこちなさが徐々に変わっていくところも最高ですし、タクヤと夜空ペアのエピソードもいい感じでした。

    「とどつま」のほうは2巻で完結となってしまいましたが、こちらはより息の長い、あらた先生の百合的本領発揮(?)の場となってくれることを祈りたいですね!!!


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