天乃咲哉「このはな綺譚【3】」
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天乃咲哉「このはな綺譚【3】」

2016-03-25 22:45



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    バーズで好評連載中の、天上と地上の間に位置し、人間はもとより、神様や仏様(!)まで訪れる温泉宿「此花亭」を舞台に、そこで仲居として勤める狐っ娘柚をメインにした和風ファンタジー百合「このはな綺譚」第3巻が刊行になりましたよ~。

    といっても、前作に当たる「此花亭奇譚」が上下巻で出ていますから、実質的には5巻目(!)と言っていいのでしょうね。

    で、今回も櫻と戦(!)の神様の無邪気な触れ合い(あの女将の大変身(?!)も見れます)や、お菊が捨てられた人形(!)を「此花亭」に連れてきたり、大掃除で出てきた謎の巻物によって柚が大変な事態に巻き込まれてしまった事件(巻物だけに(苦笑))の顛末を描いた中編、さらにツンデレ蓮と男前な棗の百合エピソード(!)と、相変わらず不可思議でハートウォームな人々(?)のつながりがしっかり感じられましたね。

    そして、百合的に注目はやはり、あの柚にさえ丸分かりな(笑)蓮と棗のラブラブ話(!)なのでしょうが(噛ませ犬な(?)キャラを一捻りしてあるところがにくいですね)、善意に満ちた(もちろん欲望のほうもさり気なく描かれていますが)世界観をウルトラCで着地させてみせる謎の巻物を巡る(そして「此花亭」誕生(!)のきっかけとしての)中編は、この作品ならではの醍醐味を味あわせてくれましたし、何気に今回は柚たちを見守る存在としての女将にスポットが当たっていたような気がしました(女将の名前(!)も明らかになっていたり)

    それにしても、毎回、ファンタジーであることを最大限に活かしたようなストーリーテラーっぷりには舌を巻きますが、カバー裏での天乃先生ご自身による制作裏話を読む限り、魅力的なキャラが勝手に(!)魅力的な物語を作ってくれるだけとのことですが、一番の根本はやはり柚たちという素晴らしいキャラを生み出し、そんなキャラたちが自由に活躍できる世界をしっかり絵として描くことが出来る天乃先生のお力があってのことだと思いますね。
    まあ、だからこそ、打ち切り(泣)にもめげず、ヘテロハーレムへの改悪(怒)も潔しとせず、粘り強く再開を期すことも出来たのでしょうね…

    天乃先生には、これからも柚たちのほのぼのイチャイチャを、楽しくホッとできる世界とともに描き続けていただきたいものです(ペコリ)


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