-
ノーロード保険商品の販売
2019-10-26 04:08前回に続き、米国のNAPFAカンファレンスで見てきた事の報告です。 セミナーやスポンサーブースの中で面白い物を見つけました。「ノーロード保険」という保険商品です。https://www.dplfp.com/solutions/for-your-clients 日本でも米国でも、保険商品は販売者に対する販売コミッション(手数料)が高く、まともな資産形成のアドバイザーであれば、なかなか保険商品をお客様に推奨するのは難しいというのがこれまでのアドバイザー業界での常識でした。 数年前に同じカンファレンスに参加していたときには「ローロード保険」(手数料を安くしている)保険代理店と言うものは見たことがありましたが、ついに販売手数料フリーの商品も出てきたようです。 NAPFAのメンバーであるアドバイザーは、販売手数料を取らないという主義主張のアドバイザーの組織ですので、これまでこの団体に所属するアドバ -
山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」【10/23第31号レポート配信! 価格と容易な導入で成長する企業を分析!】
2019-10-25 00:29個人投資家向け高品質企業レポートを好評配信中! 題して山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」。【10/23第31号レポート配信! 価格と容易な導入で成長する企業企業を分析!】 今週掲載の銘柄は、顧客の課題解決に対し、低コストと導入利便性を武器に成長する企業をレポートしています。 要望にもきめ細かく対応するサポートは競合他社への優位性として評価され、サービス単価下落の不安も無いと考えられます。 上場間もない対象をどのように分析するか、ぜひお読み下さい。
グロースとは成長株のこと。 山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が、成長株にフォーカス。銘柄を発掘し、その内容を詳細にレポートします。 毎週火曜日配信、1回に1銘柄の深掘りレポートです。 毎回山本潤氏の監修コメントも入り、中長期のファンダメンタルズ投資家には最適な内容です。1)仕事が忙しいので投 -
本日の事業提携発表をどう見るか
2019-10-25 00:26甲府に本社を置く宝飾品メーカー、クロスフォー(7810・JQ)が本日、同じJASDAQに上場する川口に本社を置く日本精密(7771)との業務提携を発表した。 新製品開発に成功しながらもその生産体制の構築に課題のあったクロスフォーとベトナムやカンボジアでの生産キャパシティの有効活用に課題のあった日本精密が提携を図り、世界市場に向けたビジネス展開を図っていこうというのが今回の業務提携の狙いと見られるが、果たしてこの事業提携が両社の業績にどの程度プラスに働くか注目される。 まずクロスフォーとしてはこれまでダンシングストーンで業績を伸ばしてきたものの、最近は頭打ち傾向にあり、業績の停滞が続いてきた。2017年7月の上場後の株価にそのことが如実に反映され、上場後の高値905円(2分割を加味して逆算)から直近の安値271円という水準まで3分の1以下にまで低迷。 同社ではこれを打破するために2つの特許 -
今期減益発表したPER5倍台の地方銘柄が売られる理由
2019-10-25 00:19ソフトバンクGのようなスケールではないが、このところ株価が下落傾向を続けている時価総額50億円台の地方銘柄がある。 福岡に本社を置く日創プロニティ(3440)だ。 同社はソーラー発電の架台や建築材料の金属加工を手掛ける企業で2007年に福岡Qボードに上場して12年後の本年、東証2部市場への上場を果たすなど地味ながら意欲的な成長を目指している。 その同社が先週10月15日に8月期本決算の発表を行い、前期実績は想定を上回る結果となったが今期の業績見通しについては26.6%の経常減益としたことで株価は週末にかけ832円まで売られてしまった。 減益見通しとは言え、今期予想PERは5.5倍という水準で、PBRは0.6倍、配当利回りも減配ながら3%程度の水準であり、そこまで恨みつらみのような投げ売りなど必要はないだろうと思われるが、実際には投資家の怒りに似た売りが押し寄せてきたとの印象がある。 億の -
ソフトバンクグループ率いる孫社長の憂鬱
2019-10-25 00:13日本株は一見して堅調に戻り相場を演じつつあるようだが、一方では世界経済の不透明感の下で、リスクが高まっているという指摘が市場の内外でなされている。 投資のモノサシであるPER、PBRは過熱感はなく、平均配当利回りも2%台となっていて、多くの投資家は指標を眺めて下値を拾うスタンスで対応していると見られるが、下値での投資だけで上値を追う動きは少ない。この結果、出来高は薄くなり、株式市場への市場参加者が激減しているとの印象がある。 未来の成長より足下の業績重視で短期投資家は売り方に回り、マザーズ指数など中小型株指数の低迷が続いている。 こうした気重い相場環境の中で、このところの話題は孫社長率いるソフトバンクグループ(9984)に集中している。同社の先週末の株価は4299円。時価総額は8.9兆円という水準だ。 有利子負債が17兆円を超える同社への評価は今、米国のシェアオフィス会社WeWork(ウ -
【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第263号配信中!!
2019-10-21 17:55月曜日の億の近道で、20年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」通算263号が10月21日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。【あの大型株の行方や提携発表の注目株情報をはじめ、取材Q&Aも掲載!】【10/21 第263号では】■炎のFMが相場を読む■関心高まるソフトバンクグループ(9984)の行方■特別報告:日創プロニティ(3440)が売られる背景■緊急報告:クロスフォーが日本精密との事業提携に関し記者発表■ズーム(6694)が今期の業績を下方修正 → ご案内ページ http://www.honohfm.com/ -
市場潮流
2019-10-21 17:50今週(10月15~18日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で693円81銭上昇し(率にして3.2%の上昇)、2万2492円68銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 米国と中国の両政府が11日(金)まで開催した貿易協議で部分的な合意に達したことを好感し、連休明けの東京株式市場は大幅に上昇。ただ、週末にかけては、短期的な過熱感も浮上し、上値が重くなりました。 週初の15日(火)は上記の要因により、短期筋による株価指数先物の買い戻しなどを交えて株価は上昇。日経平均株価は前週から3日続伸し、前週末比408円高となり、約3週間ぶりに心理的な節目である2万2000円台を回復。続く16日(水)も前日比265円高となり、日経平均株価は年初来高値を更新しました。17日(木)は、さすがに21円安と小幅反落。18日(金)は40円高で取引を終了しました。 国内主要企業の19年度2Q決算が発表されつつあ -
大魔神のアンテナ 需給関係が今の相場を支えている
2019-10-21 17:498月底値を3回試した後、9月より上昇相場が始まった。その際のけん引役は「外国人投資家」であった。久々に買い越し姿勢を示し、日経平均は僅かな期間で2000円幅の上昇を示現した(8月26日から9月19日)。 その後、一時的な調整が入るものの、2週間程度で収まり、その後は年初来高値である22615円まで上昇、期間は4日間(値幅もほぼ1000円幅の上昇)。 このような相場の立役者は「外国人投資家」と推測されるが、その上昇の大きな要因は「需給関係」にあったと思える。実際に私個人的が9月の上昇時、「空売り」をかけていました(日経レバレッジ)。その間、空売りの増加が著しく、21700円から22000円まで売り上がりましたが、逆日歩攻勢にやられ、10月3日に買い戻した時には、値幅では利益を取れたものの、逆日歩が大きく薄利で終わりました。 そして、先週からの戻り相場においても、法人・個人投資家が売り持ちを -
■お知らせ 億の近道創刊20周年記念セミナー&イベント開催!
2019-10-19 09:54億の近道が、本年11月で創刊満20年を迎えます。 これもひとえに執筆陣の皆さま、関係者の皆さま、そして何より読者の皆さまのおかげです。 誠に感謝に堪えません。ありがとうございます。 そこで、億の近道創刊満20年を記念して、セミナー&イベントを開催致します。 億近の執筆陣が登壇し、ミニセミナーやアトラクションなどを行います。 いつものセミナーとはちがい、美味しい料理とお飲み物をいただきながら楽しめます。 お飲み物はアルコール含む飲み放題です。■ミニセミナー ・年末に向けての相場動向と注目銘柄(仮) 炎のファンドマネージャ氏 ・個人投資家への提言(仮) 山本潤氏 ほか■日時:11月24日(日) 17:15~21:00(最大15分程度の延長あり) 受付:17:15(この時間前には入場出来ません) 乾杯:17:45予定■場所:東京都目黒区(お申込後、詳細をお知らせします)■参加費:8,000円( -
投資アイデアの創出その8 アイデアを出す際の原則を決めてみる
2019-10-19 02:46■ 株式投資のアイデアの生成過程についての連載を続けています ■ 闇雲にアイデアを出すよりも、まず、アイデアを出す際の原則を決めてみることです。 「アイデアの筋」なるものを前号で紹介しました。 アイデアの筋とは、アイデアの分類ということでした。ステップ1) アイデアのA分類)市場や産業の動向。拡大する市場や産業はどこ?という原則。つまり、伸びる市場はどこなの?なにが伸びるの?といこと。ステップ2) アイデアのB分類)産業間や市場間の闘いや産業内や市場内の闘いの趨勢はどうなるの?という原則。対象企業の市場占有率はどうなるの? どの企業のシェアが上がるの?という問題。ステップ3) アイデアのC分類)対象企業のコストダウン余地は?付加価値をどう価格に反映できるか?というコスト競争力やテクノロジーのロードマップに関するもの。対象企業のコスト競争力やテクノロジーの高さを評価しましょうという問題。この
2 / 6