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明暗分かれる企業業績
2021-03-31 22:46
コロナ禍で多くの企業が窮地に陥っている。上場しているから安心だと言う訳ではなく、未曽有の赤字転落でとうとうワタベウェディング(4696)が事業再生ADRを申請し受理されるなどまさかの出来事がこれまで比較的優良だと思われた企業にも訪れている。 コロナ禍では人と人の交流が極端に制限されそうしたビジネスモデルを敷いてきた企業は軒並み大幅な赤字に転落。先般から話題の深夜営業型の飲食店を運営するグローバルダイニング(7625)もその類で、時短要請に応じなかったことで東京都から時短命令を受けたがこれを違法として東京都を提訴するに至った話が盛り上がり200円以下で低迷してきた株価もこの話に乗って応援団でもいるのか3月24日に373円と言う高値まで一気に買い進まれたのだが、その後は見ての通りの状況。 そもそも同社の業績は低迷続きで上場時こそ長谷川オーナーへの暴力事件(足をピストルで撃たれた話だったかと -
2分割落ち後のLibWork(1431)は買いか
2021-03-31 22:23
早いもので3月の株式相場は2日間を残すだけになりました。 本日は3月決算銘柄の配当権利付き最終日でしたが、皆様の最終的な行動結果はいかがだったでしょうか。 しっかり配当や株主優待、分割の権利などを取ろうとする投資家と配当権利落ち後の株価の下落を想定して売られた方もお見えではないでしょうか。 私の友人知人にはしっかり配当を取ってとお伝えしておりますが本日の株価を見ていますと配当や分割権利を忌避する売りも随所に見られたと言う印象です。 まあ、何となくそうした行動に出られた投資家もお見えかも知れませんが配当金など知れてるから取らずに売ってしまおうと言う投資家も多かったのかも知れません。一方で銘柄によっては増配発表が直近になって表明された銘柄など最後まで買い意欲が旺盛な銘柄もありました。まあ、いろいろです。 私がよく皆さんにお話する機会の多い銘柄で熊本県山鹿市に本社を置く住宅メーカーでLibW -
市場潮流
2021-03-30 15:35
今週(3月22~26日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で615円35銭下落し(率にして2.07%の下落)、2万9176円70銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。 米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行の資本規制の緩和措置終了を発表したことに加え、前週の日銀の上場投資信託(ETF)の購入方法の変更、新型コロナの変異ウイルスの拡大などが重なり、週初から売りが先行。年度末を控えた機関投資家のポートフォリオ・リバランスによる売りへの警戒感も重荷となりました。 日経平均株価は24日(水)まで4日続落しましたが、25日(木)は前日比324円高と大幅に反発。26日(金)も同446円高と大幅に続伸しました。米国株が底堅く推移していることも下支えとなりました。 足元では、20年度の通期業績計画を上方修正する企業が目立ち始めました。 来週以降、こうした傾向は強まるものと思います。 来週の新年度入 -
新年度へ向けて
2021-03-29 14:52
間も無く新型コロナウイルスに翻弄された2020年度(3月期決算の場合)が終わります。そしてコロナ禍はまだまだ続きそうです。医療行政に機動性が乏しく民間医療の既得権が強い日本では影響が長引くのでしょう。 国民を守るはずの医療行政が既得権(天下りや金儲け)を守るために威力を発揮しています(汗) 世界中で財政支援(資金注入)が続くことにより今年度および来年度の企業業績予想は時間と共に強気になっており、それに伴って株式市場にも追い風が吹いています。確かに、金利を圧縮したまま財政支援を続ければ消費拡大=景気拡大に繋がります。観光業や飲食業には厳しい状態が続きそうですが・・・。 一方で、超低金利やバラマキによって需要の先食いをしているだけでもありますから、本来の好景気の姿ではないと考えています。 最も注視しなくてはならないのが市場金利と財政政策の行方なのでしょう。 FRBはSLR(補完的レバレッジ -
初心者でも失敗しない資産運用6つのポイント
2021-03-28 13:10
今日(3月24日)の夜は、弊社で顧客向けに「初心者でも失敗しない資産運用」のセミナーを開催する予定です。 今回は、その内容についてご紹介したいと思います1)「長期」「分散」が大事 資産運用は「長期」で取り組み、投資対象を「分散」させることが失敗しないためには重要です。 もしも、あなたが資産運用で上手くいっていないと感じるのであれば、「長期」視点と「分散」が足りていないのだと思います。 実際に過去のデータでも20年程度の期間で、しっかりと国内外の「株式」「債券」に分散投資をしていればマイナスになることはないです。2)株式の上昇メカニズムを理解する 「長期」で資産運用をすると、失敗が少なくなるのは、長期で株式を保有していれば株式の価値があがっていくという株式の特徴に起因します。 一番シンプルに伝えると、株式の価値はその企業の貸借対照表での純資産額部分の価値になりますので、年間を通じて損益が -
有料メルマガライブラリから(374)「いい環境時に、業績を上げると誰もが考える銘柄に投資を行う」
2021-03-26 11:49
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=「いい環境時に、業績を上げると誰もが考える銘柄に投資を行う」= (有料メルマガ第322回・2015/3/24配信号)※2015年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 私が運用している資金は、私の老後を支える大事な資金ですから、絶対に減らしたくない資金です。しかし株価は投資環境や景気に左右されて乱高下するものです。だから投資額の増減、キャピタル・ゲインを重視しすぎると間違いを起こしやすいと、過去30年近くにわたる株式投資の実戦で体感してきました。しかし投資環境の良い時には、少しは冒険し -
投資家Sの今週の注目銘柄 エムアップホールディングス【3661】 三協フロンテア【9639】
2021-03-26 11:47
皆様こんにちは、投資家Sと申します。 2021年1月から億の近道火曜版に「投資家Sの今週の注目銘柄」を掲載頂いております。 本連載は、創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜日に発行を行っております、”週刊投資日報 金融版”に掲載しております。 先週は、日本銀行の金融政策決定会合が行われましたが、注目されていたETFの買い入れ対象変更は、日経平均型を停止して、TOPIX型のみを買い入れ対象とする事が決定しました。今後は、日経平均への寄与度が高い値がさ株から、中・小型株に物色対象が変化してくる可能性が出てきております。 今回は、2021年3月中旬までに掲載を行った、2銘柄についてご紹介させて頂きます。■エムアップホールディングス【3661】 アーティスト・タレント・アニメ関連のファンクラブサイトの運営を行っているエムアップホールディングス(以下、エムアップ)【3661】は、 -
日経平均からTOPIXで相場を語る時代に
2021-03-26 00:48
日経平均が弱い一方でTOPIXが強いという現象が起きています。 戦後の株価指数は日本経済新聞社で選び出された代表的な225銘柄で計算される日経平均で語られてきましたが、この指数、ファーストリテイリングなど一部の銘柄に偏ってしまったので過去ややいびつな変動を見せてきました。 年間6兆円以上にも及ぶ日銀のETF買いも日経平均連動型ETFへの投資を重ねてきたということで資金が限定された銘柄に投じられ、結果としてイレギュラーな変動を見せるに至った日経平均から日銀がTOPIX型のETFにシフトするという話で市場はその対応に追われたようですが、もうそろそろ落ち着いてくるかと思われます。 何しろ日経平均上がれども皆さんがお持ちの銘柄にはインパクトがなかった訳で日本郵政や日本たばこ産業など財務大臣が筆頭株主になっている銘柄や都銀株、地銀株などずっと右肩下がりの展開が続いてきましたので民間金融機関の親玉 -
光の戦士がこれから買いそうなバリュー銘柄ベスト3
2021-03-26 00:47
円谷プロが放った名作「ウルトラマン」では我らがヒーロー、光の国の戦士ウルトラマンが地球上で暴れる怪獣に限られた時間の中で立ち向かうことになるのですが、今や株式市場にも光の戦士たちが市場にはびこる怪獣たちに立ち向かおうと頑張っている姿が見えてきます。 ただ、これが本当にヒーローとなるのかどうかは見えてきません。 とは言え、無力な一般市民にとって悪い怪獣と戦う光の国からやってきた戦士はまさにヒーローとして存在しています。 私はまさにウルトラマン世代と言って良いかと思いますが、ウルトラマンのことを知らない若い皆さんはネットで調べて頂くとすぐにおわかりになるかと思います。M78星雲光の国の宇宙警察隊員であるウルトラマンが大活躍した話に胸が躍った多くの同世代の皆さんが最近は株の世界にも光の国の戦士がやってきてあちこちで活躍をしている姿を目の当たりにしておられるのかも知れません。 先日、私の知り合 -
アーカイブ視聴可能!!■ 四季報セミナー ガチャ氏×YEN蔵氏 四季報の裏側、全部お話しします! その5
2021-03-24 12:03四季報の裏側、全部お話しします! その5 ==初心者大歓迎!投資ビギナーの方でも活用できる方法を提案します!= オンライン限定開催!! 4月4日までアーカイブ視聴できますので、ライブ配信終了後でもお申込みできます!【実際にあった質問(抜粋)】「「底打ち」は本当に底打ちなのか?」「直近の四季報で配当性向が書かれなくなったがなぜ?」「IPO銘柄の四季報業績予想はどうやってつくってる?」「初心者には大幅増益ニコちゃんマーク2つの銘柄が良いでしょうか?」「株価に最も影響があるのはやはり純利益、一株益ですか?成長率はどこに書いてますか?」「株主欄でどこが保有している銘柄が安心ですか?外資ですか?」★四季報最新号(3/19発売)についても解説しました! 四季報執筆&調査に5年間携わっていたガチャ氏が、その裏側と興味深いトピックを全部開示。 実際に携わってきた人間だけが分かる深い話が聞けます!
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