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記事 25件
  • 人間経済科学と賢人たちの教え その20

    2022-02-28 16:03  

    産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/3月号連載記事■その20 事件は現場で起こっている●デジタルは原始的である 一般的に、「アナログ」という言葉は、「時代遅れで古臭くて機能が劣っている」という意味合いで使われることが多い。逆に「デジタル」は「先進的・未来的・挑戦的」なイメージで語られることが殆どだ。 確かに、人間を始めとする生物界、さらには人工の建設物も含む環境はほぼすべてアナログだから、近年登場したデジタルが革新的だと思うのも無理は無い。 しかし、地球誕生以来の生命の歴史を考えれば、「デジタルからアナログ」へ進化してきたと考える方が正しいのだ。 例えば、コンピュータ上で生活する(画面上を動く)生物は、ごく簡単な単細胞生物のようなものであれば、デジタルで十分作成できるのだ。ところが、その生物がコンピュータ上で「進化」していくにつれて、どんどん
  • いよいよスタートする子供たちへの投資教育

    2022-02-25 15:40  

     億近読者の皆様こんにちは。 子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。【2022年は投資教育元年!?】 2022年4月から高校の家庭科で資産形成教育がスタートします。 これは、本当に良いことだと思います。 お金の知識は、ある人とない人で人生が180度変わってしまうからです。 お金の知識は生きていくために必要です。 例えば、私たちは学校の家庭科授業で最低限の栄養学を学んできました。 だから生きていくためには、カロリーだけでなくカルシウムやビタミンが必要なのだと知っています。お酒やタバコをやりすぎると、健康を害することも知っています。 もし私たちが栄養学をしっかり学んでいなければ、ファーストフードばかり食べて、ブクブクになってしまっていたかもしれません。生きていくための知識を学校では教えてくれています。 お金の知識も同じように生きるために大切です。 
  • 有料メルマガライブラリから(416)「配当優待権利落ちの中から本当に強い事業展開の企業を選ぶ」

    2022-02-25 15:37  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「配当優待権利落ちの中から本当に強い事業展開の企業を選ぶ」= (有料メルマガ第374回・2016/3/29配信号)※2016年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 年金を貰えるようになったので、年金収入や家賃収入、株からの配当など自分の安定収入の安全性や安定性の再評価を行っていたのですが、その評価を行っているときに『ああ、そういうことだったのか…』と気が付いたことがありました。 これは孫子の兵法を学んでいることで閃いた気づきです。 孫子は『善く戦うものは、不敗の地に立ち而(しか)
  • 株式相場低迷と日本国の衰退(その1)

    2022-02-24 16:11  

     日本国の衰退が株式市場にも色濃く反映されつつある昨今だ。 世界に類を見ない神武天皇即位以来の2680年にも及ぶ歴史を積み重ねてきた日本国に気概を取り戻させてくれる指導者がいない現状を憂う。 だがその中に次代を担う人々や企業のパワーも感じられる。 過去から現在、そして未来へとつながる国体の行く末に思いを馳せながら日本の株式市場の復活に必要な要素をじっくり考えてみたい。 今や悪質なクレーマーのごとく絶えず吠えまくる臆病なスピッツ犬のごとき隣国。貧した時代に媚びを売りしっぽを振って恭順な態度を示して取り入り餌をもらってお腹を膨らませた途端にその本質を露わにしようとする実際には獰猛な雑種犬とも言える我が物顔の反社勢力的な隣国。 更にはいつの間にか領土を隣接地帯で拡張し世界の火種となりつつあるドーベルマン国家。日本国を取り巻く世界にはこうした犬たちが縄張り争いをいまだに続けている。 かつては餌を
  • 時価総額10億円割れ寸前の業績黒字銘柄

    2022-02-24 16:06  

     株下げ政権による相変わらずの異常な調整相場が続いています。 直近のIPO銘柄をチェックしていても、個別の銘柄には驚くような体たらくが見られるようになってきました。 以下、直近になってJASDAQに上場した2銘柄の事例を掲げておきます。1.セイファート(9213・JQ) 上場2月4日 美容業サポート 発行済み株式数132万株 公開価格1120円 初値1030円(▲8%) 安値808円 高値1650円 時価818円 時価総額11.5億円 本日出来高22万株 時価総額10億円=株価757円 2月14日に前12月期決算発表。推定EPS158円から161円で着地したが今期の見通しは128.9円で時価PERは6.3倍となる。今期の経常利益は2.7%減となる点がネガティブな印象となり決算発表後の株価は大きく下落してきた。 そもそもJASDAQ銘柄なので不人気なのはわかるが、ここまで商いを伴って下げる
  • 市場潮流

    2022-02-22 15:43  

     今週(2月14~18日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で574円01銭下落し(率にして2.07%の下落)、2万7122円07銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。 ウクライナ情勢の緊迫化や米連邦準備理事会(FRB)の「タカ派転換」への警戒感から国内株式相場は週初から軟調に推移。 日経平均株価は14日(月)、前週末比616円安と大幅に下落。 15日(火)も前日比214円安となり、2万7000円を割り込んで取引を終えました。 続く16日(水)は前日の米国株式相場がウクライナ情勢に対する過度な警戒感が後退したとの見方から大幅に反発したことを受け、日経平均株価は同595円高と反発。しかし、週末にかけては、ウクライナ情勢への警戒感が再燃し、17日(木)が同227円安、18日(金)が同110円安と続落しました。 ソ連の崩壊からロシア連邦共和国発足時の混乱を見てきたプーチン大統領は、ウクラ
  • 景気見通し。当たるかな?

    2022-02-21 15:30  

     読者の方から「マザーズETFは積み立てに良いのか?」というご質問をいただきましたので、初めにこれを書きます。 ご存じの通り、同ETFはマザーズ先物を使っています。つまり先物の特性であるコンタンゴ(時間価値の差、詳しくは別途お調べください)が発生しますので、長く保有すれば若干の減価が生じます。 加えてこれもちょっと難しいですが、浮動株調整後時価総額の上位銘柄(例えばメルカリなど)の影響を受けますから、標準的なマザーズの時価総額とも捉えられません。 つまり先物特有の価格形成や時価総額、株価が高めの銘柄などに影響を受け易いため、積み立てにどうか?と言われると、悪くは無いものの、プッシュするほどのものではないとしか言えないところです。 先日のメルマガで「良くわからなければマザーズETF」と書きましたが、マザーズ銘柄を代表として個人好みの中小型株が大きく売られていましたので、中小型銘柄を買いたい
  • お金の不安から自由に。木村さんの変幻自在の人生を可能にしたライフプランアドバイスとは? 前編

    2022-02-18 15:39  

     長期間に渡る資産運用において、不動産物件の購入・売却や相続などで大きな資産が動くとき、どのように考え、どんな決断を下していけばいいのでしょうか。 そして、専門家に相談すると、どういったメリットが得られるのでしょうか。 今回は、10年近くマネーライフプランニングのクライアントである木村政俊さんを対談のゲストに迎え、私たちのコンサルティングやアドバイスについてどう感じているか、率直な感想をうかがいました。 初めて相談に来てくださった当時の木村さんは、誰もが知る人気ラーメン店の店主・経営者でした。 そして現在は、ご家族で沖縄県に移住し、パーソナルトレーニングジムのオーナー兼パーソナルトレーナーとして活躍されています。 この10年の間に木村さんの人生は大きく変化しました。 そのときどきの決断を支えていたものの1つが、金銭的な自由だったそうです。 将来のマネーライフプランについて考える人たちにと
  • 有料メルマガライブラリから(415)「需給を強く意識し分散投資で守りを強化して荒れる相場へ対応」

    2022-02-17 12:34  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「需給を強く意識し分散投資で守りを強化して荒れる相場へ対応」= (有料メルマガ第373回・2016/3/22配信号)※2016年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 『幸運の女神さまは細部に宿る』そう考えて、セコイと感じる思いを封じ込めて、細かい計算をしています。 買値より大きく下落した銘柄を損切りして買い戻したり、とりあえず買い戻しをしないで、手放したままにしてリバウンド力の強い株にシフトを行ってきました。 籠城戦を覚悟したことで、配当利回りの高い銘柄や、配当優待利回りの高い銘
  • 始まった令和4年のIPO相場

    2022-02-16 12:07  

     2月3日から始まった今年のIPOは公開初値が公開価格を下回ってスタートするなど波乱の船出となっています。 3日の訪問看護サービスを展開するRecovery(9214・M)が公開価格3060円に対して初値は2640円で14%下落。一旦高値2841円の高値がありましたが、その後も調整の動きとなり先週末の安値は1950円となりました。時価総額は27億円の水準となり、公開価格の時価総額42億円から大きく水準を下げてしまいました。 在宅医療・在宅介護市場の拡大とともに同社のビジネスターゲットである在宅訪問看護市場(2019年5824億円)も拡大見通し。訪問1件当たり単価は8000円前後で安定していますが、毎期訪問件数が増加傾向にある点から同社の業績も所属する看護師の数や拠点数の増加とともに業績の拡大が見込まれます(2023年12月期営業利益3億円を計画)ので株価の短期的な低迷の中ながら今後の見直