閉じる
閉じる
×
今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。
=コラム「再現性のある銘柄選択を実行して、着実に利益を確保」=
(有料メルマガ第462回・2017/12/12配信号)
私が株式投資をスタートした時代より、圧倒的に株式投資を行う人が行う人が多くなってきました。
インターネットの発達やネット証券の台頭で個人投資家にとって株式投資のコストが大幅に低減され、株式投資を利用した資産形成がますます身近になっています。
私がサラリーマンとなった1978年当時には、自分の資産を運用するだけで生活している個人投資家が一般の人々の話題に上ったりするようなことはほとんどありませんでした。
いまでも機関投資家などに勤めるサラリーマン運用者の社会的地位は高い(=社会から重要視され評価されている)けれど、個人で自分の資産運用だけで生活費を得ているような人に対する一般社会の目は、まだまだ厳しいものがあるように感じます。
しかし、私は自分の本などに書いたように、自分だけが顧客の投資顧問業(=投資で生活する個人投資家)を目指して目標を達成することができました。いまでは専業投資家という言葉も使われるようになりました。
専業投資家として12年を過ごして、サラリーマン生活の28年と比較して、専業投資家生活はサラリーマン生活よりずっとやさしいと感じるようになりました。
だから、これからも人生よりもサラリーマン生活よりも易しい株式投資でしっかりと稼いでいきたいと考えています。
もちろんサラリーマン生活より易しいとはいえ、株式投資にも難しいことはたくさんあります。
株式投資では自分の欲と恐怖をきちんと管理する必要があります。この管理ができるようになると、短期間に大儲けはできないかもしれませんが、稼ぎ続けることが出来るようになると考えています。
投資力については、スローでも着実に身につけていくならば、10年くらいのスパンで考えれば自分でもかなり進歩した、成長したと実感できる投資力を身に付けられていると考えています。
生活費を運用で稼げるようになるためには、まずは投資資金を増やさなければなりません。最初から投資で大きく稼げれば、直ぐ貯まるかもしれませんが、普通の人は働いて種銭を作らなければなりません。
一般にはサラリーマンをして資金を作る人が多いと思います。まだサラリーマンの購読者の皆さんには、サラリーマンとして会社から奨学金(=お給料)をもらいながら、お金を貯めるとともに、株で上手に稼げる能力を高めるため努力をしていくことをお勧めします。
最近はどうやって株で稼ぐとか、FXで稼ぐとか、商品で稼ぐとか、運用そのものについての情報がネットからでも書籍からでも、非常に手に入れやすくなっているので、投資家としての能力を高める手段は昔よりずっと豊富になってきています。
しかし学んだ知識などを自分のものにして、活用していくためには、どうしても実戦で、自分で体得していくことが必要になります。
株式投資でリスクを取るのは自分です。その株を買うのも売るのも、すべて自分が判断して、売買をしていきます。投資力が高い人と低い人の差は、投資の成果として確実に現れてきます。リスクを取るのも取らないのも、全部自分で決定することができます。
もちろん株式投資など相場商品に投資する場合は、定期預金や郵便貯金のように元本の変動リスクがない金融商品と違い、投資した元本が増えたり、減ったりします。だからリスクがあるわけです。しかしそのリスクを取るということも取らないということも、自分で決めることができます。
株式投資でのリスクは財産上のリスクだけです。お金が増えるか減るだけです。もちろん借金をして投資をして失敗すると、借金が残ることになりますから、投資の失敗によって生活に困る人も出てきます。でもそれは自分で実行した投資によってもたらされたもので、すべて自分の行動に起因したものです。
株式投資関係の本がたくさん出版されていますが、儲ける方法について書かれているものがほとんどです。これは当たり前かもしれません。
株式市場を短期で捉えると、強い投資家が弱い投資家から資金を簒奪していく場所であるという、ゼロサムゲームが行われている面もあります。しかし株式投資にはゼロサムゲーム以外の面も持っています。
確かに欲と恐怖をコントロールできずに破綻する人も多いのが株式市場など相場の世界です。しかし自分の欲と恐怖を見据えて、欲と恐怖をコントロールできるようになれば、株式市場は投資家に多くの素晴らしいプレゼントを与えてくれる場所でもあるのです。
いまでもいるかもしれませんが、私が専業投資家になった12年前には、機関投資家で働いていて、最後には相場の苦しさに音を上げて、大学の先生などになった人が、相場はバクチだから手を出さないほうが利口だ。それより自分の仕事の能力を磨いて、自分の才能に自己投資して、仕事の能力を磨いたほうが自分の生涯賃金が大きくなるという意見を述べていたことがありました。
私は今でも、これは投資をバクチにして失敗してしまった人の偏った意見だと考えています。
私は「投資は専門家のものだ」などというのは、明らかに間違いだと考えています。むしろ投資こそ個人のものであるべきなのだと考えています。
私の周りには、素晴らしい個人投資家がたくさんいます。それぞれ自分の投資技術を磨いて、みな違う投資手法を駆使して株式投資で稼いでいます。
デイ・トレードからバリュー投資まで、千差万別の自分にあった投資手法を身につけて、リスクをコントロールして確実に株式市場から利益を得ています。
私も株式投資を実践することで、リスクは避けるものではなくコントロールするものであると学べたことは、とても大きな収穫でした。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
[研究銘柄パフォーマンス:1月10日~6月27日配信分から一部抜粋]
(株価は配信後高値:11月1日現在)
杉村倉庫 +389.3%(6/20配信)
ニチリン +110.1%(2/21〃 )
日本フィルコン+ 81.3%(4/11〃 )
ラサ商事 + 78.8%(2/ 7〃 )
東邦アセチレン+ 65.7%(5/ 2〃 )
佐藤渡辺 + 64.5%(3/28〃 )
萩原電気 + 52.2%(5/30〃 )
【地方市場のものづくり企業!業績拡大中の低PER低PBRキャッシュリッチで、下げるべき要因がなくても大きく下げたリバウンドが期待出来る企業を研究!】
本日配信の有料メルマガでは、高シェアの製品群を持ち好業績を維持しており、キャッシュリッチで、低PER低PBR、過去増配をしており、株主優待を新設、株価が会社予想より増益でも大きく下落したため、今後のリバウンドが期待出来るものづくり企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「私は株式投資をしたことで、人生をとても良い方向に変えることができました。だから株式投資をやめるつもりはありません。ただ自分の年齢を考えて運用資金を半減したことで、精神的にとても楽になったことも事実です。ストレスをかけ過ぎないで再現性のある銘柄選択を実行して、これからも株式投資で着実に利益を確保していきたいと考えています。」と題し、本日億の近道に一部掲載した以外にも、株式投資を継続してきて学んだことなどに言及しています。
さらに、先回り買いして成果が期待出来る、あるイベント型投資の一例として、昨年取り上げた10銘柄を検証し、有用性を確認するとともに、今後の研究銘柄候補として位置づけています。
加えて、ある投資テーマに合致する、リバウンドが期待出来る銘柄もピックアップしています。
金曜日までにお申し込みの方は最新号をお読みいただけます。
ぜひご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
過去サンプル(コラム)
増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)