始めに、先日1月15日の日経新聞11面で医療のIT化に関する記事がありました。国民医療費について老害の拡大に歯止めが効かず、まさに今の医療・医薬業界、そして医師会が抵抗勢力となりIT化を遅らせている実態を書いた記事と感じました。
情報をタコツボ化し非効率性を維持することで、やる気のない(且つ収入を隠ぺいしたい)医師会会員や業界に利益(医療費の無駄)を確保させている現実を行間に読み取ることができます。既得権者(老害)の身分保障のために医療費を無駄に垂れ流していることを国民が広く懸念しているからこそ、このような記事が読まれます。
今後はニュースの中で議員名を書く際に、カッコ書きで(○○系族議員)と注釈を加えるだけでもゴキブリの繁殖を抑制できると思います。そんな立派なメディアの登場を国民は待望しています(^^)
まいど前振りが長くて済みません(^^;)
為替面では、今年に入ってからはドル/円のエネルギーを感じません。ドル/ユーロもここ1年ほどはパッとしません。リスクオフとは言いますが(政治的な観点から?)何ともドルが弱く、円キャリーの巻き戻しと言う事でしょう
か。相対的に円は強いです。
東アジアの地政学的リスクだったり、トランプ政権の保護貿易への懸念であったり、それらの影響からか?株式市場は1月末から下落トレンドが続いています。同時に、相場が下げ始めると短期筋が個人(金法も含めて?)の投げを誘発させる目的で(ここぞとばかりに)空売りを仕掛けているようです。
とは言え、短期資金の円買いも積み上がりつつありますから、これ以上の円高は難しそうですし、株式市場の割安感も加味すれば、SQを過ぎればマーケットも落ち着いてくるのではと期待しています。
毎度のことですが、円安が進むと一層の円安予想が増えてきます。反対に、円高へ動き出すと一層の円高予想が増えます。トレンドを追いたくなる心理状態によるものと思われますが、ご存じの通り、世の専門家たちは職業柄、何らかの見通しを出さねばなりません。これが当たったり外れたり。
毎度予想が当たるなら、それだけで大手金融機関に高額報酬で迎えられるのでしょうが、どちらかと言えば大半の方は理屈付けが上手い、説得力のある文章を書ける・・・と言ったことではないでしょうか。
もちろん専門家として知識も豊富ですから説得力は高いはずですが、そうそう相場予想が当たるはずも無く、一部には「売名行為か?」「自著を売りたいのか?」と感じる極端な意見を披露される方もいらっしゃいます。
色々と参考意見として拝読していますが、「個人的には」成長しない国の通貨が強くなるはずも無く、地政学的リスクで言えば狂産党やロケットマンの近くは、やっぱり危険と考えてしまいます。
となると、リスクオフで何故円高になるかと言えば、超低金利による継続的な円キャリーの影響が大きいため、リスク回避になれば円の返済のために一時的に円買いが発生し易い、またはそれを見越した買いが積み上がり易いと理解したいところです。
偏屈なのか、もう7~8年も円安に固執しています(^^;)
現在の株式市場は先物主導により乱高下していますが、毎度の乱高下に一喜一憂していてもキリがありません。海外からの円還流が一段落して投機筋が手仕舞う動きになれば再度上昇トレンドに向かうと考えています。
間もなく春分の日。再来週からは昼間の時間帯が長くなります。円高になったり株式が安くなったタイミングで(安値で)仕込んでおき、「果報は寝て待て」的に陽が長くなる時期を楽しみたいところです(^^)
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)