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指数自体と個別高配当利回り、低PBR銘柄群の株高で運用成果を高めた皆さんは利益確定されて、次の展開に備え様子見の状態かも知れません。
全体相場は多少調整含みの展開ながら、相変わらず先高感は残っていますので、押し目があるとすかさず買われます。先週末の日銀の政策変更ニュースは市場を駆け巡り、日経平均は乱高下を見せましたが、すかさず元に戻る展開を見せました。
今週は週初の1日だけが7月で、火曜日からは8月となります。
ここからはまた四半期決算発表のラッシュ。為替が円安となる中、値上げラッシュの一方で原材料価格は既にピークアウト。コロナ後の需要回復なども踏まえ、足下の業績は堅調。明るい中で相変わらずの先行き不透明感を企業はメッセージとして伝えてくるかと思われます。
こうした中にあって投資家の皆さんは少しでも運用成果を高めようとされているものと思われます。基本的な株式相場の潮流は変わらないとしても、中長期的により高い成果を得ようとお考えの皆さんは今後の投資対象をこれまでとはやや異なったものにしようとされているのかも知れません。
市場では下げトレンドが続く駄目な銘柄を売って、右肩上がりのトレンドが続く銘柄に乗り換えようとするいつものパターンが見出せます。この流れはこれまで売られてきた銘柄が業績回復や新事業進出など何らかのリリースで、これまでとは異なったトレンドに転換が確認されることで変化してきます。
筆者が現在研究中なのは長期にわたり株価が大きく下落してきた銘柄群です。
その多くは業績の低迷などによるものですが、高値をつけた時の評価が忘れ去られた格好の銘柄が多数存在しています。またその多くは高PER、高PBR、無配株ですが、中には低PBRの銘柄も見出せますし、割安や割高が現状の指標面からは明確ではない、中途半端な評価の銘柄もあります。
そうした銘柄群は現実問題として、うんざりするほど不人気ですが、株価が長期低迷状態から脱するタイミングにある銘柄を選定したいと考えています。
皆さんもお時間あれば研究されてみてはいかがでしょうか。
[参考銘柄]
銘柄 コード 値下がり期間
1.双葉電子(6986):5年
2.北川鉄工所(6317):5年
3.アオイ電子(6832):5年
4.日本金属(5491):5年
5.サイバーダイン(7779)3年
6.オプティム(3694):2年
7.国際計測器(7722):6年
8.すららネット(3998):3年
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)