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委縮した状態の投資家心理の中でこそ投資チャンス
2019-07-31 16:11株式相場は基本的には2018年1月にピークをつけた後、昨年末のクリスマスにボトムを打ち、徐々に戻りつつある展開が見られる。ソフトバンクGやファーストリテイリングなど225採用の品薄銘柄や日銀が買う銘柄だけに関心が集まり、個人投資家の運用状況はまだ芳しくないと見られる。 米中貿易摩擦や消費税増税などマクロ経済への不透明要因を前に、委縮した状態の投資家心理が相変わらず相場全体を覆っている可能性がある。 冷静に見ればこうした局面こそじっくりと投資するチャンスではないかと思われるが皆さんのお考えはいかがだろうか。 短期投資家の多くは流動性重視で品薄銘柄には関心がないのかも知れないが時価総額の小さな株価低迷中の中小型銘柄にそろそろ評価の余地が生まれつつある銘柄が見出せる。 とりわけ時価総額が20億円を下回っているような上場企業としてはいささか取り残されたような感じの銘柄には見直しの余地があるのでは -
誰も見向きもしない気になる銘柄
2019-07-03 01:44出来高が細くなってしまいインパクトに欠ける値動きが続く銘柄には投資家はあきらめの境地となり、出るのはため息ばかりということになり兼ねない。 3700余りの銘柄の中にはそうした存在に陥ってしまった銘柄も多い。 業績が停滞し、先行きが見えない中で時価総額が20億円を下回り、投資家の関心が高まらず売りも買いもできずにいる存在感のない銘柄ながらどこかに何がしかの魅力を備えている銘柄を敢えて本日は取り上げてみたい。1.アルファ(4760) ダイヤモンド・ザイではテンバガー銘柄として取り扱われているが全く動きはない。ただ、1620円には2100株の売り、1615円には700株の売り指値が出ている状態。買いは1580円前後に入っているだけで睨み合いが続いている。 時価総額は約13億円。今8月期の会社側の予想経常利益は2.3億円ながら四季報は1.4億円と下方修正を示唆。中間期の業績進捗が通期見通しに対し
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