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為替市場動向~100円乗せ、でも上値も重い?~
2013-11-25 23:00中長期の支持線である200日移動平均線の崖っぷちで何度もこらえて、ドル円相場は保ち合いを上方にブレーク、100円台に上昇してきました。本日午前 に発表された日本の10月の貿易統計は事前予想の上限を上回り1兆900億円の赤字となり、19か月連続の貿易赤字を計上しました。輸出の増え方 (+18.6%)に比べて、原油を中心とした輸入の増加(+26.1%)が上回り、予想以上の赤字に寄与したと見られます。 11月のドル・円相場は、月初に発表された米国の注目経済指標である第3四半期GDP速報値、10月の雇用統計が予想を越えた数字を示したことから、遠 のいたと思われていたテーパリング(量的緩和の縮小)が近くなるかもしれないという憶測が生まれました。10月の政府機関の閉鎖の影響で弱い数字も予想さ れていたことから意外な驚きに、債券市場では利回りは反発、通貨市場ではドルが上昇しました。 これをひっくり返
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