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為替市場動向~ユーロ安はまだ続く、円安は小休止?~
2015-01-30 09:14ユーロ安が進んでいます。周知のように、欧州中銀による国債大量購入が発表されました。ドイツの反対や法的な基準もクリアして、本年3月から開始される ことになった量的緩和政策の内容は予想を上回る額に加えて、期限をオープンにしてインフレ目標(2%)を達成するまで続けるとされ、この決定は株式市場で も好感されました。 通貨ユーロは、決定直前の1.16米ドル台前半から下落、今週初26日には1.11割れまでありましたが、このレベルでは下落スピードの調整が入り、直 近では1ユーロ=1.13米ドル台後半まで買い戻されています。ただ、量的緩和という材料のみならず、ユーロを対米ドルでパリティ、1ユーロ=1米ドルま で下落させそうな材料も目立ちます。 ユーロ売りは、欧州中銀政策決定会合が予定されていた22日の前週から拍車がかかっていました。1月15日、日本時間18時半に突然飛び出したスイス中 銀の発表は、市場 -
為替市場動向~しばらくレンジ相場が続く?~
2014-01-23 16:241月も半ばを過ぎましたが、市場は明確な方向感が出にくい状況が続いています。昨年末、高速で盛り上がりましたが、年明けてパワーダウンした感があります。 株式市場は、指数がレンジ相場の一方、個別株物色でパワフルな動きになっていますが、為替相場はレンジ内限定での取引がしばらく続きそうな気配です。 年初来の対米ドルでの主要通貨パフォーマンスを見てみましょう。 最も上昇した通貨はニュージーランド・ドル(+1.25%)、次が日本円(+0.97%)です。 ドル・円相場は年初105円から始まったので、104円台は比較して円高の推移になっています。一方で、最も下落した通貨は約3%下落したカナダ・ド ル、続いて南アフリカ・ランド、続いてスイス・フラン(-1.9%)ユーロや豪ドルは1%前半の下落となっており、全般的に年初よりもドル高傾向で動いて います。 年初に発表された米国の雇用統計は予想に比して弱い
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