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Breixtの日にプライベートバンキングがやっていたこと
2016-07-21 22:26先月6月23日に、英国国民投票によって英国がEU離脱の決定をしたことは皆さんもうご承知の通りだと思います。 私は、ちょうどそのタイミングで、スイスのジュネーヴに訪問していましたので、少しタイミングは遅くなりましたが、その件について現地の様子をお伝えしようと思います。 今回ジュネーヴは、まさしくプライベートバンクやファミリーオフィスなどスイスの富裕層相手の金融機関がどのようなサービスを展開しているか調査をしに行っていました。 スイスのプライベートバンクと聞くと、ものすごく秘密主義で敷居の高い金融機関だと思われる方も多いでしょうが、実際話を聞いたところでは普通の銀行業、証券業を中心とした金融サービス業であると認識を持ちました。 つまり、差があるとすれば、日本では 「預金や融資は銀行」 「証券投資や資産運用は証券会社」 と分業されているのに対して、スイスでは 「預金も、融資も、証券投資も -
プライベートバンクの特徴と国内PBの比較
2013-09-02 15:42こんにちは。株式会社ZUUの冨田和成です。 様々な調査で、日本は米国に次いで富裕層が多い国といわれています。なお富裕層の定義は調査によって異なりますが、概ね100万ドル以上の金融資産の保有者を富裕層と定義することが多いようです。 そして、そんな日本では、国内外の金融機関が富裕層向け金融サービスの顧客争奪戦を繰り広げており、「プライベートバンク」や「ウェルスマネジメント」 と言われるようなサービスです。これらは最低預け入れ資産100万ドル(1億円)以上が必要という所が多く、場合によっては10億円以上というような所も 存在します。 今回は、そんな富裕層向け金融サービスのまとめと比較をお届けしたいと思います。【富裕層向け金融サービスの特徴】 1)プライベートバンクやウェルスマネジメントのような特別な呼称を冠している 伝統的な富裕層向け金融サービスといえば、前回の記事でスイス系のプライベー
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