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書評:とことんやさしい宇宙線と素粒子の本
2019-06-13 16:04書評:とことんやさしい宇宙線と素粒子の本 山崎耕造著、 日刊工業新聞社 https://amzn.to/2WvOOfE キリスト教は「終末論」で信者を増やしてきた宗教であり、初期の終末論として有名な「ヨハネの黙示録」(執筆年代はローマ皇帝ドミティアヌスの治世(西暦81年~96年)の末期といわれる)は、遠い未来の話では無く、当時キリスト教を迫害していたローマ帝国が神の怒りに触れて滅亡し、キリスト教徒が救われるというリアルタイムの話(いろいろな説がある)であった。 しかし、その後なんとコンスタンティヌス1世は、311年に「ミラノ勅令」を発布。325年にはニカイア公会議を開催してキリスト教を国教化している。 さらに西暦1000年のミレニアムには、終末論が再び高まり、贖罪のために全財産を貧者にばら撒いた金持ちも少なく無かったようだ。 西暦2000年の際にも、Y2K問題というコンピュータプロ -
"地球温暖化教"と"地球寒冷化問題"
2018-04-08 03:28
Newton(ニュートン) 2018年5月号 https://amzn.to/2GvZ58M Newtonは毎月欠かさず読んでいますが、毎号とても興味深い記事にあふれています。特に、5月号の「ゼロからわかる量子論」の「量子コンピュータ」に関する話は、量子コンピュータとは何か(ジョージ・ジョンソン著 早川書房)の内容を圧縮して整理したような内容でわかりやすいです。 しかし今回注目したいのは、「太陽の異変と宇宙からの災害:太陽に異変がおきている?「スーパーフレア」の脅威と弱まる太陽活動」です。 現在、地球温暖化騒動が始まってからずいぶん時間が経過し、今やそれがカルト宗教のようになっています。 もちろん、ジーザス(イエス・キリスト)が処女から生まれたとか、水の上を歩いたとか、はたまたゾンビのように生き返ったということを100%否定することはできません。 また、「宇宙人に拉致された
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