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時すでに遅しなのか?未経験のパンデミック相場への備え
2020-02-20 15:24起きてはならないパンデミックが現実のものとなりつつある中で、株式相場は下振れのリスクを強く感じている状態だが、日経平均自体はまだ2万3000円台で比較的堅調な水準にある。 今後の下振れリスクは覚悟する必要があるが、こうした局面では政策的な見地で見えざる手が働くことにもなる。そのための国家ではある。一時資本主義経済は休戦。非常事態の宣言で乗り切ることが既に必要なのではないかと思う。 パンデミックなど起きてほしくはないが、潜伏期間が長期にわたる今回の新型コロナウイルスに対しては各自で備えをするしかない。マスクが不足してDSの店頭から消えてしまった今、国は各家庭に無償で配布するぐらいの施策を打ち出す必要がある。 マスクは気休めなのかも知れないが、消毒剤、除菌剤などの不足も著しい。防護服は医療現場での必需品。ワクチンの開発はなおも時間を要する話だが、検査キットぐらいは早急に配布されても良いだろう -
防護服をやっている帝国繊維(3302)の株価が穏健な訳
2020-01-30 01:15パンデミックが杞憂に終わることを望みながらも実際にそうなったら大変なパニックになるだろう。 2020年のこの時に一緒に生きている私たちが取るべき行動は時代の生き証人となって語り継ぐことぐらいかとは思うが、こんな時だからこそ関連した企業を評価する行動を採ることは株式投資を行う皆さんの自然な行動のようにも映っている。 マスクや除菌、消毒、防護服などのパンデミックを防止するお仕事に関わる企業の株式を市場は見出して物凄い勢いで買い上がっている姿が見出せる。この流れについていくかどうかはともかく、目ざとい投資家も多く、一種のお祭り騒ぎのような展開が見られるが、この咎めは宴の後のような相場につながることになる。 マスクでは市販用のユニ・チャーム(8113)が上げられるが、時価総額が大きいために株価へのインパクトは少ない。 一方で医療用マスクの興研(7963)や重松製作所(7980)は時価総額や発行済 -
風雲急を告げる株式相場
2020-01-30 01:12中国・武漢で起きている新型肺炎の問題が順風満帆だった株式市場に影響をもたらし俄かに風雲急を告げつつある。 正しい情報が伝えられているのかどうか疑わしい中で今後のパンデミックが懸念され、マクロ経済へも影響が考えられる状況では投資家も慎重にならざるを得ない。株式市場で賑わっているのはマスク関連、消毒関連など一部の銘柄群に限られており、大多数の銘柄はリスクオフの動きや利益確定売りで頭重い展開になりつつある。中国に依存する日本企業の弱みがこうした問題が浮上すると露見してしまいます。 一過性に終わるとしても現段階では様々なネガティブな情報が飛び交っています。資生堂などのインバウンド需要が期待された消費関連銘柄が大幅な株価下落となったほか、グローバルなビジネス活動を行う企業の株価に影響が出ている。 先般24100円台乗せをした日経平均自体はまださほど大きく下げていないものの、感染拡大懸念が今週以降も
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