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デサントTOB
2019-02-26 16:57伊藤忠商事によるデサントへのTOB。国内株式市場に画期的な事案が出てきました。 振り返れば12年前。スティールパートナズがブルドックソースにTOBを仕掛けたものの、結果はスティールへの見返りも含めた買収阻止提案が通り、TOBが失敗したブルドックソース事件を思い起こします。 買収後に向けた経営方針などの準備不足(軽く考えていた?)もあったためかスティールはTOBに失敗しましたが、もしこの買収が実現していたらどうなっていたのか? 役員の入れ替えとともに利益率向上へのリストラが断行され、その後に他の投資家(または事業家)へ転売されたであろうと容易に想像できます。 日本ブランドを欲しがるアジア企業が買収していれば海外展開の道も開かれ、新たな投資資金を得て商品の多様化なども進み、株式価値は大きく増加していたのではと考えています。 3年以上も保有していたのに利益至上主義のファンドによる投
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