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経常利益1億円未満の上場企業はなぜか狙われる
2018-09-11 15:52
停滞局面下の株式相場にあっていくつかの活躍銘柄が堅調な値動きを辿っています。 JALCOホールディングス(6625)はその一つかも知れません。 同社の直近の高値は8月22日につけた289円で時価230円はその高値から20%下落していますが、7月の安値143円からは60%上昇した水準です。 同社の前期の経常利益は35百万円で1億円を下回った水準でしたが、今期は4億円余りに急増するとの見通しを示したことで一気に評価が高まってきたのです。しかも中期的にはP店向けのコンサル業などで収益が急向上するとの見通しを示しており、そうした成長期待がここでの評価の高まりにつながっていると考えられます。 同社社長の田辺氏は野村証券OBでもあり、金融のプロである点も特徴的。 縮小傾向にあると言われるP店業界が生き残りをかけ、資産の有効活用を同社に託す展開が同社の不動産事業の成長を後押しするとの社長 -
農業の特許技術
2013-06-25 11:40農業は儲からない。農業はきつい。農業は年寄りの仕事。農業は天候に左右されやすい。農業を営む農家の収入は減少し農業従事者が減少する中で農業の復活 を模索する動きが盛んなのは、食への危機感があるためなのか。衣食住という3つの生活要素の中でも生きていくために不可欠な食への関心は特に高い。 TPP問題からも自立しない農業は未来がない。農家にとって農協頼みの時代は終わった。出荷先(出口)を求めて日夜努力する一方で良いものを作らないと 生きていけない。6次産業化の時代(1次×2次×3次)で農業経営も変わる必要に迫られています。中小零細農家は独自の農業技術と栽培ノウハウを武器に世 界に打って出るチャンスが到来。若い農業従事者は汚い、苦しい、しんどい農業から明るい、楽しい、効率的な儲かる農業に向けて活路を見出そうとしている。 イオンやヨーカ堂といった流通業者も独自の農場をグループ内で抱え、居酒屋チェー
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