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  • 経常利益1億円未満の上場企業はなぜか狙われる

    2018-09-11 15:52  

     停滞局面下の株式相場にあっていくつかの活躍銘柄が堅調な値動きを辿っています。  JALCOホールディングス(6625)はその一つかも知れません。  同社の直近の高値は8月22日につけた289円で時価230円はその高値から20%下落していますが、7月の安値143円からは60%上昇した水準です。  同社の前期の経常利益は35百万円で1億円を下回った水準でしたが、今期は4億円余りに急増するとの見通しを示したことで一気に評価が高まってきたのです。しかも中期的にはP店向けのコンサル業などで収益が急向上するとの見通しを示しており、そうした成長期待がここでの評価の高まりにつながっていると考えられます。  同社社長の田辺氏は野村証券OBでもあり、金融のプロである点も特徴的。  縮小傾向にあると言われるP店業界が生き残りをかけ、資産の有効活用を同社に託す展開が同社の不動産事業の成長を後押しするとの社長