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市場潮流
2019-04-22 17:44今週(4月15~19日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で330円00銭上昇し(率にして1.5%の上昇)、2万2200円56銭で取引を終えました。3週連続の上昇です。 中国の経済指標の好転などを受け、自動車、電気機器など景気敏感株が買われ、日経平均株価は2万2000円を約4カ月ぶりに上回りました。 週初の15日(月)は中国の景気改善期待や、前週末12日(金)に米国株が上昇したことなどを背景に、日経平均株価は前週末比298円高となり、3日続伸。昨年12月4日以来約4カ月ぶりに2万2000円を上回りました。 さらに、この流れを引き継ぎ、16日(火)、17日(水)と5日続伸。 18日(木)は利益確定売りが優勢となり、反落しましたが、19日(金)は前日比110円高と反発しました。 ファーストリテイリング(9983)など値がさ株が買われたほか、中国の広東省で家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ -
ポケモンGOの任天堂に関心が集中した株式相場
2016-07-26 19:11ブリグジットショック後の株式相場が参院選前の停滞局面を経て急上昇。 日経平均は為替が円安に動いたこともあり、ボトムから直近の高値まで19%の上昇を示すに至りました。 NYダウが堅調に推移し、世界中の株式相場が上昇に向かったことが日本株の上昇を後押し。株高に多少リードされる形で為替相場も6月20日につけた1ドル=99.0円のボトムから7月21日には1ドル=107.47円まで円安に振れ、日経平均の上昇につながりました。 今回の円安、株高の流れをリードした銘柄は日本が世界に誇る任天堂(7974)です。「ポケモンGO」というAR(仮想現実)技術を用いたスマホゲーム が米国など海外で大ヒットしていることを買い材料として株価が短期急騰し、「買うから上がる、上がるから買う」の好循環をもたらしたことで、7月6日の 13,835円という安値から7月19日には32,700円という高値をつけました。 -
市場潮流
2016-07-25 22:00今週(7月19~22日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で129円40銭(0.8%)上昇し、1万6627円25銭で取引を終えました。 主要全国紙が政府の経済対策が「20兆円規模が見込まれる」と一斉に報じたことに加え、日銀の追加金融緩和への期待、米国株式の最高値更新などが上昇を牽引しました。 また、任天堂(7974)など世界的なヒットとなったスマホ用ゲーム「ポケモンGO」の関連銘柄を物色する動きも株式相場を下支え。一方で、前週に日経 平均株価が週間ベースで19年ぶりとなる1390円高となったことで、短期的な過熱感が高まり、利益確定売りが上値を抑える結果となりました。 市場では、日銀が国債を引き受け(いわゆる「ヘリコプターマネー」)、それを財源に政府が大型の景気対策を打ち出すとの期待が高まっています。 筆者は、28~29日の日銀金融政策決定会合で何らかの追加緩和が実施されると予 -
市場潮流
2016-03-29 17:19今週(3月22~25日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で277円94銭、率にして1.7%上昇しました。3週間ぶりの上昇です。 外為市場で円高・ドル安基調がやや一服したことに加え、3月期末の配当取りを狙った買いも株式相場を下支えしました。 個別にみると、日本オラクル(4716)、任天堂(7974)などの上昇が目立ちました。パーク24(4666)、大塚商会(4768)なども含め、海外経済情勢の影響を受けにくい内需型で好業績が見込まれる銘柄が値上がり率の上位を占めました。 先週、再生医療関連、フィンテック関連などが動意付いていることに言及いたしました。今後もこうした物色動向が続くと見込まれます。 総合商社では、三井物(8031)、三菱商(8058)が大口の減損損失が発生することを公表、16年3月期の純損益が初めて赤字に転落する見込みであ るとしました。両社とも16年3月期の配当予想
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