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ギリシャ崩壊の次のチャイナ崩壊はいつやってくるのか?
2015-07-08 14:19■第2次ギリシャ危機 7月5日、ギリシャ国民の大多数が愚かな決断を下しました。少数派となってしまった良識ある「EU提案受け入れ派」は憤懣やるかたないでしょう。 奇しくも、民主主義発祥の地を自称するギリシャにおいて「多数決は正しい結果をもたらさない」=「民主主義は衆愚政治に陥りやすい」ことを実証してしまいました。 これからギリシャ国民は、自らが下した愚かな決断の責任を取っていくことになるでしょう。 しかし、ギリシャ国民の愚かな選択は、ドイツを中心とするEUや日本をはじめとする海外の国々にとっては朗報です。なぜなら、「お荷物」のギリシャを切り離すことができるからです。 確かに、2010年のギリシャ危機当時は、ギリシャが倒れれば世界に重大な影響を及ぼす可能性がありました。ですから、IMFやEUが巨額の資金を費やしてギリシャを救済することにも意味があったのです。 しかし、その後の5年間
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