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株玉増刊号 老後資産1億円達成への相場道#7
2020-03-12 14:23~コロナ・ショックの次に起こること~ WHOから新型コロナウイルス騒ぎについてパンデミックの恐れがあるとの警告が出されました。 各国の政府・金融当局ともに市場不安定の動きを鎮めるために、なりふり構ってられない経済対策、金融政策を打ち出す必要性に迫られています。 米FRBは3月中旬に予定されていたFOMCの前に政策金利を0.5%緊急利下げに踏み切ったことは市場でも大きな話題となりました。 市場は金融緩和でウイルスは止められないと反応自体は限定的なもので、むしろ2008年のリーマンショックを想起させた緊急利下げは、「事態はそれほどまでに深刻なのか…」と投資家心理をより一層冷え込ませることになりました。 元より、この利下げというのは効果が表れてくるのに時間がかかるため、足元の市場混乱を収めるといった点からはあまり意味を為さないでしょう。 しかし、緩和バブルに慣れ切った市場へのメッセージとしては大 -
滅多に動かない株が動いた!!
2020-01-07 23:43日経平均が大幅に調整する大発会の株式相場で目を引いたのは一連の防衛関連銘柄が人気を集めたこと。 石川製作所(6208)や豊和工業(6203)、細谷火工(4274)といったお決まりの銘柄群が軒並みストップ高。また、本日は防衛関連銘柄として日本アビオニクス(6946)もストップ高を演じていたが、これは日本産業パートナーズ系のファンドによるTOBに絡んだ動きかも知れません。 このほかでは5G関連の多摩川HD(6838)の株価が3000円台に乗せるなど持前の仕手性を発揮していた。 また、防毒マスクの重松製作所(7980)がストップ高を演じていたほか防衛省向け防毒マスク納入に実績のある興研(7963)も一時210円高の1564円まで買われるなど有事に備えた物色気運が一気に盛り上がってきた。 興研株は筆者が過去1年半余りウォッチしてきた銘柄で長期に株価が低迷し続け気になっていた銘柄だ。過去、何かの有 -
小型防衛関連銘柄の異常人気
2017-04-20 14:28
北の脅威や中国の海洋進出に対抗するには防衛予算の拡大が不可欠との議論が巻き起こっています。 GDPの1%という防衛費の枠に留めている日本が米国の安全保障の庇護のもとでやってこれた時代が徐々に変わろうとしている昨今、国民を守るための防衛費拡大が国の施策に盛り込まれていくのは当然の流れでもあり、ここに来ての防衛関連株の人気化が顕著です。 とは言え、防衛関連銘柄と言っても物色対象は中小型株に限定されており、大型防衛関連銘柄は反対に冴えない展開となっています。 北朝鮮の生物兵器がミサイルに搭載されて日本に飛んでくる可能性が首相の口からも出てきたことで俄然人気化したのがサリン・防毒マスク関連の興研(7963)、重松製作所(7980)、アゼアス(3161)など。 これらの銘柄は3月末に比べ直近の高値まで3割から4割の上昇を示しています。これらは防毒マスクの定番銘柄と言えますが、短期投資家
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