-
自社株買いについて その3
2016-03-07 12:33今週は米国の経済指標が予想を上回ったこと、原油価格の上昇からリスク回避が後退し、ショートカバーを巻き込んで欧米株と共に上昇した。 セクター別では日銀政策決定会合後に売り込まれていた銀行株と機械・ハイテク株の大幅上昇が目立った。 週末の雇用統計はもちろんだが、国内株の需給を占う上で年初から続いている外国人投資家の売り越しが止まるかどうか来週の木曜日の統計に注目している。 ソフトバンクの自社株買いは5000億円と規模が大きく、購入の際のインパクトが大きい。 この銘柄の自社株買いは3万株、5万株の買い指値を下値入れる発注パターンが多い。 自社株買い発表後にこの指値を活かしたトレードを細かく行うことで利益を積み上げることができた。 自社株買いトレードを行う上でのポイントは「需給」と「自社株買いの買いが入るタイミング」である。 自社株買いに対して、二つの売り圧力が存在するため、自社株買 -
自社株買いについて その2
2016-02-29 13:51今週は世界的に様子見相場となった、原油価格の回復と週末に開催されるG20を材料にショートカバーを巻き込む形で週末にかけて上昇した。 自社株買いを活かしたトレードをする際に把握しておくべき情報が大きく3つある。 1.購入金額・株数 →自社株買いが与えるインパクトを把握 2.過去の購入パターン →過去に設定した際の購入株数やペース 3.自社株買いのルール →自己株式取得に関するガイドラインで確認(前週説明) 1はソフトバンクを例にすると発行株数12億株弱に対する購入は9000万株と推測されるので約8%のインパクトとなる。 ※購入株数は設定金額の5000億円を直近終値で割った値 発行株数の8%のインパクトは大きく、トレードチャンスとなる。 自社株買いを活かした投資方法は次週取り上げる。 (Bコミ) (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自
1 / 1