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  • 市場潮流

    2013-11-19 16:17  
    本日(11月15日)の日経平均株価は1万5165円、前日比289円51銭高となり、1週間で約8%上昇。年初来高値1万5627円をつけた5月22日以来、約半年ぶりの高水準となりました。  この季節は例年、投信(10月)、ヘッジファンド(11月)、年金(12月)など海外投資家の決算の影響で調整するケースが多いのですが、今年は三角持合いを上放れた格好で、一段高への期待が高まっています。  市場のムードを大きく変えたのは、8月に発表された米国の10月の雇用統計でしょう。米国経済は夏以降やや減速感があり、政府機関の一部閉鎖の影響も あって、景気の先行きに対する見方は弱気に傾きがちだったのに対し、10月の非農業部門雇用者数は事前予想(12万人増程度)を大きく上回る20.4万人 増となり、市場のサプライズを呼びました。さらに8月、9月の実績が上方修正されたことで、8~10月の平均値は20.2万人増となり