-
日経平均が10万円を突破するのはいつか?
2018-06-29 09:29
「2012年に日経平均が2万円を超える15の理由」という本を講談社から出版したのは、2010年5月ですからかなり昔のことになります。 当時はリーマンショックの生々しい記憶がまだ冷めやらぬ時期で世の中の反応は「2万円?夢物語でしょ!そうなったらうれしいでけど・・・」というものでした。人々は2万円どころか、日経平均が4000円まで急落するのではないかとびくびくしていたのです。 その後、2012年3月に「銀座の投資家が『日本は大丈夫』と断言する理由」をPHP研究所から出版したときには、2011年3月の東日本大震災・福島原発事故の直後で世の中を沈滞ムードが覆っていました。 確かに私は、<3.11>という大事件を事前に予想できなかったため、日経平均が2万円に到達する時期を読み間違えました。これは否定できない事実です。しかし、この2冊の本を今読み返しても、日本経済の先行きや株価の大きなトレ
1 / 1