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市場潮流
2019-12-11 00:10今週(12月2~6日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で60円49銭上昇し(率にして0.3%の上昇)、2万3354円40銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 11月30日(土)に発表された中国の11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が10月から0.9ポイント改善の50.2となり、景気の拡大・縮小の節目となる50を7カ月ぶりに上回りました。これにより、中国の景気減速に対する警戒感が和らぎ、週初の2日(月)の東京株式市場で日経平均株価が3営業日ぶりに反発しました。 なお、機械大手のコマツ(6301)が本日(12月6日)発表したところによれば、コマツ製の建設機械(ミニ建機や鉱山機械を除く)の中国での平均稼働時間が、11月に8カ月ぶりに増加に転じたとのこと。中国の景気の底入れが確認できるようであれば、株式相場にとり、ポジティブですね。 一方、改善が期待された米国の11月のISM景況 -
市場潮流
2019-12-02 13:20今週(11月25~29日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で181円03銭上昇し(率にして0.8%の上昇)、2万3293円91銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。 米中貿易協議の進展への期待から、ダウ工業株30種平均など米国の主要株価指数が、27日(水)まで連日で過去最高値を更新。これらを背景に、東京株式市場でも、日経平均株価が27日まで4日続伸。 ただ、週末にかけては、米国で香港での人権尊重や民主主義の確立を支援する「香港人権・民主主義法案」が成立したことを受けて、米中関係悪化への警戒感が広がり、28日(木)、29日(金)と日経平均株価は続落して終わりました。 外国為替市場では、ドル円相場が、1ドル=109円台で推移しています。 来週は、1ドル=110円台を試すとの観測も浮上しており、その場合は、加工型製造業中心に日本株にも好影響をもたらしそうです。 また、本日(29日)に発
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