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  • 市場潮流

    2015-03-24 00:10  
    今週(3月16~20日)の東京株式市場は、6週連続の上昇となり、週間で306円、率にして1.6%の上昇となりました。  一般的に、「120を超えると買われ過ぎの水準」とされる騰落レシオ(25日移動平均、19日)は126.29と依然高水準ですが、欧州中央銀行 (ECB)、日銀の量的緩和の推進に加え、米連邦準備理事会(FRB)の利上げも秋以降にズレ込むとの見方が優勢になるなど、緩和的な金融情勢を背景とし た流動性相場となっています。  17~18日に開かれたFOMCでは、「忍耐強く」の文言が大方の予想通り削除されましたが、同時に、金利・経済見通しが下方修正されました。インフレ 率予想はドル高と原油安を背景に、15年1.3%→0.7%、16年1.85%→1.8%と修正されています。このため、市場ではFRBの利上げペースが 緩やかになるとの見方が台頭しています。  国内では、18日に春闘の集中回答