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マザーズ指数が他とは違う動きなのはなぜ?
2017-09-12 21:05
日本株の指数として皆様は日経平均(225銘柄)、TOPIX、東証2部、JASDAQ指数、それにマザーズ指数を普段ご覧になっているかと思います。 地上波テレビなどメディアで語れるのは日経平均とTOPIXだけですので株式投資にご縁のない方もこの2つの指標は目にされているかと思います。 株が高いという報道は日経平均とそれにほぼ連動するTOPIXをベースに語られていますが、このところの特徴は東証2部やJASDAQ指数の上昇が顕著で、これは言うまでもなく中小型株が人気を集めている証拠でもあります。 東証1部全体(2026銘柄)の時価総額が約600兆円なのに対して東証2部(523銘柄)やJASDAQ(706銘柄)はそれぞれ10兆円の時価総額なので比べようもありませんが、日経平均が2015年の高値を抜けない中で、東証2部指数やJASDAQ指数は高値を更新しており相場の潮流を表しています。 -
新興株の調整
2016-05-23 18:17今週の日経平均株価は先週末から約300円の上昇。 米国のCPIが予想を上回り、6月の利上げの可能性が高まったことから米債が上昇し、為替が円安ドル高に推移したことを受け、日経平均は堅調に推移した。 一方、相場をけん引していたそーせいやブランジスタが大幅に調整。 先週末比でそーせいは25.8%、ブランジスタは54.2%下落、これに伴いマザーズ指数は10.4%下落した。 日経ジャスダック指数は先週末とほぼ変わっていないことから、新興市場全体の調整ではなく、マザーズ市場の年初から上昇していた人気銘柄に利益確定売りが殺到した。 特に調整幅が大きかったブランジスタについては最高値を付けた月曜日の時価総額が2200億円程度と年始から10倍以上の上昇となっており、新作ゲームが期待されるも明らかに割高な水準まで買い進まれていたと思う。 短期トレードで時価総額を用いて株価の強弱を占うのはナンセンス
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