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【2018年】アニメ音響オタクが選ぶこのサントラがすごい!
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【2018年】アニメ音響オタクが選ぶこのサントラがすごい!

2018-11-18 04:06

    こんばんは。アニメの音響にこだわり、視聴し、終いには就活生として音響制作の企業にエントリーまでしてしまったold_moonです。

    さて、今回は2018年私が買ってきた50枚ものサウンドトラック+データを頂いた60枚以上のサウンドトラックの中から私が今年手に入れた中での選りすぐりを紹介したいとおもいます。

    1.VIOLET EVERGARDEN: Automemories

    アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』サウンドトラック――

    おススメ度: ★★★★

    「サウンドトラックとして完成された最高傑作の『アルバム』」。
    このサントラはこの言葉が似合っています。私が持っているサントラの中でもっとも勧めたい一作です。

    ヴァイオレットエヴァーガーデンは、自動式人形(= タイプライター)にまつわるファンタジーを展開するアニメですが、DSK.1/Tra.1 "Theme of Violet Evergarden"は、楽曲にルロイ・アンダーソン作曲の「タイプライター」のような楽曲にタイプライターを楽器として用いる手法を取っています。

    この手法を取り入れることでアニメの世界観に1曲目から引き入れ、ヴァイオレットエヴァーガーデンの音楽の世界にいざなってくれているような気がします。また、同曲のトラックのはじまりがフェードインでゆっくりと始まることからもそのような、魅力に引き込む力があるものであると思っています。


    このサウンドトラックの完成度の高さは、各楽曲だけにあるわけではなく、DSK.2のTra.22~に各OP・ED・挿入歌のショートバージョンなどが収録されていることにもあります。これら収録されている曲数だけでも5曲。他にボーカルアルバムも発売されているのにも関わらず、こんなサウンドトラックも珍しいと思います。絶対にファンならば買って損はない一作です。

    2.ゆるキャン△ オリジナル・サウンドトラック

    アニメ『ゆるキャン△』サウンドトラック――

    おススメ度: ★★★☆

    今年サウンドトラックとしては異例のオリコンチャートを継続ランクインしたこの一作。
    お馴染みのちゃんと聞けば落ち着くアコースティック系のジャンルを中心とした楽曲があなたのキャンプライフや日常をゆるやかに彩ってくれます。

    ラジオドラマあり、DSK.2 Tra.24「しまりん団子のテーマ」あり、DSK.2 Tra.17「ふゆびより (TV SIZE)」もしっかり入っています。
    このサントラ、他のアニメと違うのは、オリコンやBillboardチャートに継続ランクインしたように、アニメでは珍しくしっかりファンが劇伴を聞き入るようになっていた気がするので、ファンはかなり馴染みのある楽曲が多くなっています。故に、結構買い損なんてことはないはずじゃないですかねー。

    3.涼宮ハルヒの消失 Original Soundtrack

    映画『涼宮ハルヒの消失』サウンドトラック――

    おススメ度: ★★★☆

    まぁ打って変わってしまいますが、ご存じハルヒシリーズより『涼宮ハルヒの消失』。
    公開されたのは2010年。サントラをガッツリ集めるようになったのは、去年からなので急に古いのはお許しを。

    さて、この『涼宮ハルヒの消失』。映画の内容をかなりざっくり展開を言ってしまうと、日常→非日常→日常が戻ってきた、といった内容の作品です。

    このサントラのDSK.1では、その展開を楽曲の並ばせ方で完全再現をさせ、オムニバスアルバムのような構成をしています。日常が非日常になり、主人公が奮闘し、末に自分の行いに絶望。「犯人」と話しをする中などで「彼女」を気遣う様子。そして、最後に騒がしいいつもの日常が戻ってくる。そんな内容です。

    DSK.2では、ジムノペディ、グノシエンヌの組曲を収録。Tra. 7「ジュ・トゥ・ヴー」でそのDSK.を閉める。"消失"ファンであれば、その意味が痛く、哀しくわかる作品です。

    番外編-1: K-ON! MUSIC HISTORY'S BOX

    アニメ『けいおん!』CD集――

    おススメ度: ★★★★

    けいおん!の音楽ほぼ全部詰めのボックス。けいおん!の音楽が好きであれば、買うべし。
    身をもって、けいおん!の曲の多さを知れ。サントラの多さを改めて思い知れ。
    そして、劇伴よりDSK.2 Tra.1で泣け。

    番外編-2: 日曜夜のテレビは哀愁

    オムニバスアルバム――

    おススメ度: ★★★★

    サントラとは全然違うのですが、このオムニバスアルバム。
    中々痒い所に手が届くオムニバスなんです!
    Tra.1 笑点のテーマ、Tra.4 おどるポンポコリン、Tra.8 はじめてのチュウ、Tra.11 Takumi/匠、Tra.14 情熱大陸… ほんとに日曜夜にやっていたような番組のテーマ曲ばかりを集めており、中にはあまりCDに収録されていないものも含んでいます。
    そのため、結構音源を番組で使いたいなんて現場の人が使っているとかなんとか…。
    普通に聞く分にも一部古すぎる曲を除いてはなかなかいいと思います。

    おすすめできないサントラ…

    ※あくまで個人の意見です

    まぁこのように何枚か紹介しましたが、中にはおすすめできないサントラもあります。
    個人の好みもあると思いますが、少しだけ紹介します。

    きらりん☆レボリューション オリジナルサウンドトラック VOL.1

    正直な感想、「どうやったらこんなミックス・マスタリングが出来るんだ」という一言に尽きます。子供向けアニメですし、音に凝らないのもわかりますが、高音や若干私が苦手とする周波域強めで、音もかなりチープ。よっぽどほしい曲がない場合はうーん…といった具合です。

    劇場版 イヴの時間 オリジナル・サウンドトラック

    映画を見た時、とても大きいショックを受けるほど音楽の効果表現がしっかりとしていて、感動して涙まで落としたんですが、サントラはなんと残念なディレクターズカット仕様。サントラに各トラック1-3分程度しか曲収録されておらず、物足りなさを感じました。音楽自体はいいのですが、恐らく本来の曲の長さでは収録されていないため、劇伴を使いたいとかしっかりと聞きたいという層にも不向きかな…。やっぱり残念。

    2001: A Space Odyssey

    アニメではありませんが、私はお勧めできないシリーズとして。
    ぶっちゃけTra.8 "Also sprach Zarathustra"とTra.9 "The blue Danube (Reprise)"を目的に買うのであればありだと思いますが、ダウンロード販売でも全トラック購入を強制されるこのサウンドトラックでは、その2トラックのみ購入が許されない状態…。
    このサントラは、映画中にもあった人間のコーラスとオーケストラが織りなす、難しい音楽がほとんどのトラックを占めており、相当な映画のファンか難しい音楽が好きな人、↑のような事情がある人でなければ、無用の品物かもしれません…。



    さて、ここまでおすすめするサントラ、CD、できないサントラを紹介してきました。
    いかがでしょうか。少しでも劇伴曲のよさ、サントラの面白さを知っていただけると幸いです。
    まだ購入できていませんが、今年は『ヤマノススメ』、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』、『多田くんは恋をしない』、『こみっくがーるず』など音響に凝り、音楽に力を入れた作品のサウンドトラックがかなり発売された年かなと思っています。
    昨今のアニメ情勢の情報も良く聞きますが、三間音響監督が手掛けたガルパンのように、これからは作画だけではなく、音響も勝負するのも勝負の手掛かりになるのかもしれません。

    そうなるかもしれない未来、今からサントラを聞いて劇伴曲を多く聞き、耳を肥やしてみるのもいいかもしれませんね。
    長くなりましたが、今回はこの辺で。

    ではではー。

    old_moon


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