「松井一郎 大阪知事 1月6日定例会見」全文書き起こし

配信日：2016/1/13

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松井一郎 大阪知事『定例会見』
全文書き起こし
― 2016年1月6日定例会見 ―

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2016年1月6日（水）　松井一郎知事　定例会見

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第1部
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＜知事＞

まず、新年にあたって最初の定例会ですから、そのご挨拶から始めようと思ったんですけど、まず最初に本日の北朝鮮の水爆実験に厳しく抗議をしたいと思っています。
我が国の安全に対して重大な脅威でありますから、お正月早々こういう圧力には絶対屈しない。ということでね、国際社会から見放されると、北朝鮮はね、こういう馬鹿な圧力行為は即やめるべきだということで、抗議をします。
実際には文章は中国にある北朝鮮の外交事務所を通して抗議文書を入れたい、もちろん国もやるでしょうけど、これはもう日本国民全体がね、そういうことを声をあげて、北朝鮮に届けるということが一番重要なんで、本当に残念で仕方ありません。
それと大阪の場合は在日の方が大勢いらっしゃいます。この方々は一切関係ありません。このことでまたヘイトスピーチ等の差別が助長されるようなことにならないように、報道各社のみなさん、そういう方向で報道してもらいたいと思っております。こういうことになると、またヘイトスピーチ等が活発になされ、在日のみなさんが差別をされるということは、本当に残念でありますから、是非、そういうことにならないようにお願いをしたいと思います。
では、新年の挨拶ということで、昨年１１月に府民のみなさんから負託をいただきまして、２期目の府政運営をスタートさせました。新年を迎え、大阪を豊かな街にするという思いを新たにしております。そのためにも東西２局の１局を担う、副首都大阪の確立に向けて、取り組みを進めてまいります。今後、大阪市府内市町村経済界とも力をあわせ、副首都大阪の土台をきづいてまいります。府民の皆様に豊かな大阪の実現、実感をお届けするために大阪の改革を継続して参りますので、みなさまのご理解をたまわりますように本年もよろしくお願いします。報道機関のみなさまには、今年も府政の発信にご協力をよろしくお願いします。
次にインフルエンザ、ノロウイルスの予防についてです。
気温が低下し、空気が乾燥する冬は、ウイルスの活動が活発になり、インフルエンザやノロウイルスなどの感染が増えます。感染の予防には手洗いが有効です。
しかし、きちんと手を洗わなければウイルスの除去は出来ません。手洗いのポイントは石鹸を使うこと。少なくとも３０秒は洗うことです。
３０秒間は、雪やこんこんあられやこんこんの歌を２番ぐらいまで歌うのが目安となります。この方法はアメリカの疾病予防管理センターでも別の歌で推奨されています。手洗いはお金をかけずに、病気を予防でき、医療費も節減できる優れた対策です。手洗いが命を救うというのを合言葉に正しく手を洗っていただきたいと思います。
合わせて府民のみなさまにはマスクの着用、咳エチケット、うがいなど、日ごろから予防を徹底していただけるようお願いします。なおインフルエンザ、ノロウイルスの予防については府政便りの最新号で特集をします。
その詳細な説明や注意点などは府のHPでも紹介をするのでそちらをご覧ください。