【ゆっくり解説】日韓併合はなぜ合法? part1/2
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【ゆっくり解説】日韓併合はなぜ合法? part1/2

2020-10-11 00:09
  • 10

さて、本日は以前触れた「日韓併合」の合法論に関して、もう少し詳しく「なぜなのか」について解説していきます。


本日の投稿動画


YouTube版
https://youtu.be/WIR6Zs36Ks8

以下は動画のテキスト版になります。


注意
・この動画は「日韓の価値観の違い」を扱っています

・うp主のスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからとこちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たら
どう思うか」という客観性を常に持ちましょう。

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

・リクエストは原則受け付けていません

・引用ソースへのリンクが同時掲載のブロマガにあります

・毎週土曜日更新


レイム マリサ
ゆっくりしていってね


レイム
さて、今回は日韓問題なので私が解説していくわね。


マリサ
というか、また2パートかよ。


レイム
これね、以前からちょこっと解説しているし、それを単独動画でやるから短めの内容を当初予定していたみたいだけど、あれもこれもと詰め込んでいるうちにこうなったのよ。


マリサ
そういう事情なら、当然同時投稿だよな?


レイム
それが、アジア歴史資料センターの文書の書き起こしをしようとして、微妙な崩し書き&旧字体の文書で手間取って、二つ分のテキストを書く時間が無くなったそうよ。
ちなみに書き起こしは挫折したそうなので引用は要約になるわ。


マリサ
おいっ!


レイム
そんなわけで本編へ行くわね。


韓国併合再検討国際会議


マリサ
それで、最初は何からやるんだ?


レイム
その前に、まず以前の動画のおさらいとして、韓国の一連の徴用工問題において、日本の最高裁判所に相当する韓国の「大法院」は

[社説]あまりに遅かった13年目の強制徴用判決
ハンギョレ新聞 2018-10-31
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/31989.html

最高裁「裁判取引」疑惑を経て5年後の確定
「反人道的不法行為は韓日協定外」
政府は韓日関係で賢明に対応すべき

 日帝強制徴用被害者に日本企業が賠償しなければならないという最高裁(大法院)の最終判決が下された。最高裁の全体合議体(裁判長、キム・ミョンス最高裁長官)は30日、イ・チュンシクさんら強制徴用の被害者が日本企業の新日鉄住金(旧新日本製鉄)を相手取って訴えた損害賠償請求訴訟の再上告審で、新日鉄住金の再上告を棄却し、原告に1億ウォン(約1千万円)ずつ賠償せよとの原審判決を確定した。被害者が訴訟を提起して13年8カ月めであり、再上告審に上がってからは5年余りがたってのことだ。

 その間に他の原告は亡くなり、94歳のイさんしか生存していない。あまりに遅かった。しかも徴用被害者の強制労働の代価を裁判官の海外派遣のポストと交換して「裁判取引」の対象としたせいで遅れたというからこの上なく恥ずかしい話だ。司法壟断の当事者らが、故人の霊の前に土下座して謝罪しても足りないだろう。

 今回の判決は司法壟断による長い間の訴訟遅滞を解消し、日帝強制占領期(日本の植民地時代)の被害者を遅まきながら救済したという点で意味が大きい。韓日請求権協定の解釈を巡る韓日間の外交的紛争の可能性も高いだけに、政府は適切な対処をしなければならない。

 最高裁の合議体はこの日、原告の損害賠償請求権が1965年に韓日政府が結んだ請求権協定の適用対象に含まれないと判断した。「日本政府の不法な植民支配および侵略戦争の実行に直結した日本企業の反人道的不法行為」によってもたらされた慰謝料請求権という理由からだ。すなわち、請求権協定文や付属書のどこにも日本の植民支配の不法性に言及する内容がなく、韓日間交渉の過程でも日本政府が植民支配の不法性を認めないまま強制動員被害の法的賠償を基本的に否認した以上、不法行為に対する被害は韓日協定対象ではないという趣旨だ。交渉の過程で12億2千万ドルを要求したのに3億ドル(無償分)しか受けられず、強制動員の慰謝料まで含まれたと見るのは難しいという判断も付け加えた。日帝の植民支配と強制動員自体を不法に見る韓国の憲法の価値体系に照らしてみれば当然の判決だ。

 「朴槿恵(パク・クネ)大統領府」が韓日関係に及ぼす影響を云々して、2012年当時の最高裁の裁判結果を覆そうとし、外交部・法務部などの政府の省庁はもちろん、最高裁の首脳部までこれに付和雷同して確定判決を引き延ばした事実は、すでに検察の捜査で天下にさらされている。この事件が司法壟断の象徴的事例になっただけに、ヤン・スンテ前最高裁長官らが主導した取引の全貌が明らかになってこそ、今回の判決の意味も生きるだろう。

 2015年の韓日慰安婦合意が事実上廃棄の手続きを進んでいる状況で、今回の判決で当分は韓日関係が悪化する可能性がある。実際、日本の河野太郎外相は「韓日友好関係の法的基盤を根底からひっくり返すものだ。決して受け入れることはできない」と反発した。政府の賢明な対処が必要な局面だ。イ・ナギョン首相は「司法府の判断を尊重して政府の対応策を講じていく」と表明し、「韓日関係を未来指向的に発展させていくことを希望する」として慎重な態度を見せている。

 一部では「ヤン・スンテ最高裁」の裁判遅延の存在を際立たせ、国際司法裁判所提訴などの日本の強硬対応の可能性を強調する見解がある。しかし、当事国である韓国の同意なしには法廷自体が成立しない。3権分立の民主国家で司法府の独立的な判断が尊重されることは常識だ。日本もまた民主政権なら自重するのが当然だ。

レイム
記事にもあるように韓国の大法院は、「日本政府の不法な植民支配および侵略戦争の実行に直結した日本企業の反人道的不法行為」としていて、「日韓併合は違法である」という前提で判決を出しているのね。


マリサ
これどう「不法」としているんだ?


レイム
そこがかなり曖昧で、判決文を読む限り「現在の韓国の国内法的に違法」としているようなんだけど、当然のことだけど本来国内法は国際法に優越しないわ。


マリサ
という事は、国際法上日韓併合は合法って事でいいんだよな?


レイム
まあこれは以前も解説しているけど、日韓併合は「当時としては合法」という結論が出ているわね。


レイム
で、まずその件を説明する前に基本情報として、そもそも国際法とは何かというと、「国際法という法」が存在するわけじゃなくて、二国間、或いは多国間で結ばれた条約や協定、または多国間で共有される「慣習法」の事を、便宜上「国際法」と呼んでいるのね。


マリサ
つまり、その国が該当する条約や協定、或いは慣習法を批准していなければ、理屈の上では国際法違反にはならないってことか。


レイム
そういう事になるわね。
あと、当然の事だけど該当する条約や協定や慣習法が「成立する前」は違反にならないわ。
この前提を知ってもらったうえで、どうして日韓併合が合法と確定しているかというと、以前も説明したけど、2001年にハーバード大学主催で「韓国併合再検討国際会議」という国際学術会議があって、そこでそういう結論が出ているのよ。


マリサ
たしかこの学術会議って、韓国が日韓併合を違法と確定させようとして主導したけど、結果的に合法という結論が出たんだっけか。


レイム
そういう事。
それで、具体的にどんな意見が出ていたのかを見てもらうと

英の学者ら「日韓併合不法論」支持せず 韓国主張崩れる
産経新聞 2001.11.27
https://web.archive.org/web/20050924085456/http://toron.pepper.jp/jp/20cf/heigou/sankei.html

【ソウル26日=黒田勝弘】
日韓の歴史認識問題で大きな争点になっている日韓併合条約 (一九一〇年)について合法だったか不法だったかの問題をめぐり、このほど米ハーバード 大で開かれた国際学術会議で第三者の英国の学者などから合法論が強く出され、国際 舞台で不法論を確定させようとした韓国側のもくろみは失敗に終わったという。

会議参加者によると、合法論は国際法専門のJ・クロフォード英ケンブリッジ大教授らか ら出され「自分で生きていけない国について周辺の国が国際的秩序の観点からその国を 取り込むということは当時よくあったことで、日韓併合条約は国際法上は不法なものでは なかった」と述べた。

また韓国側が不法論の根拠の一つにしている強制性の問題についても「強制されたか ら不法という議論は第一次世界大戦(一九一四-一八年)以降のもので当時としては問題 になるものではない」と主張した。

この学術会議は米ハーバード大アジア・センター主催で十六-十七日開かれたが、韓 国政府傘下の国際交流財団が財政的に支援し韓国の学者の主導で準備された。これま でハワイと東京で二回の討論会を開き、今回は韓日米のほか英独の学者も加えいわば 結論を出す総合学術会議だった。

日本からは海野福寿・明大教授や笹川紀勝・国際基督教大教授、原田環・広島女子大 教授ら五人が参加したが、海野教授の「不当だが合法」論や笹川教授の不法論など見解 が分かれた。

韓国側は「条約に国王の署名がない」ことなどを理由に不法論を主導している李泰鎮・ ソウル大教授はじめ全員が不法論で、会議をリードしようとした。

しかし日本の原田教授は併合条約に先立ち日本が外交権を掌握し韓国を保護国にした 日韓保護条約(一九〇五年)について、皇帝(国王)の日記など韓国側資料の「日省録」や 「承政院日記」などを分析し、高宗皇帝は条約に賛成し批判的だった大臣たちの意見を却 下していた事実を紹介し注目された。

併合条約に国王の署名や批准がなかったことについても、国際法上必ずしも必要なも のではないとする見解が英国の学者らから出されたという。

日韓併合条約については韓国や北朝鮮からはいまなお執ように不法論が出され謝罪 や補償要求の根拠になってきた。日韓国交正常化の際も激しく対立したが、合法・不法の 結論は出さず「今や無効」との表現で国交正常化(一九六五年)にこぎつけた経緯がある。

レイム
記事にもあるように、ケンブリッジ大学のジェームズ・クロフォード教授から「自分で生きていけない国について周辺の国が国際的秩序の観点からその国を 取り込むということは当時よくあったことで、日韓併合条約は国際法上は不法なものでは なかった」「強制されたか ら不法という議論は第一次世界大戦(一九一四-一八年)以降のもので当時としては問題 になるものではない」という意見が出されて、これに韓国側は一切反論できなかったの。


マリサ
つまり、当時の「国際常識」の範囲内で合法だったって事か。


レイム
そういう事。
そのうえでクロフォード教授は

第3回韓国併合再検討国際会議 : 「合法・違法」を超えて
木村幹 神戸大学 2002-06
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/90000398.pdf#search='%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B3%95%E7%9A%84%E8%A6%B3%E7%82%B9%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%9F%93%E5%9B%BD%E4%BD%B5%E5%90%88%E5%86%8D%E6%A4%9C%E8%A8%8E'

(一部抜粋)
同様の点において、キャティ氏よりも更に踏み込んだ見解を披露したのは、クロフォード氏(ケンブリッジ大学)であった。氏によるならば、そもそも当時の国際社会においては、国際法は文明国相互の間にのみ適用されるものであり、この国際法を適用するまでの文明の成熟度を有さない国家に適用されるものではない。言い換えるなら、文明国と非文明国の関係は、文明国相互においてと同様に国際法によって規定されるようなものではなく、それ故、前者においては、後者において必要とされるような手続きは必ずしも必要とされる訳ではない。極論するなら、通常、そのような文明国と非文明国との関係の一類型として登場する、植民地化する国と植民地化される国の関係においては、その最終段階 - 即ち、植民地化 - そのものにおいて必ずそれが「条約」の形式を必要とする、とさえ言うことができない。当時において寧ろ重要であったのは、このような特定の文明国と非文明国との関係が、他の文明国によってどのように受け止められていたかの方であり、単純化していうなら、植民地化において「法」が存在していたのは、正にそこにおいてのみ、であった。そのような意味において、日本による韓国併合は、それが英米をはじめとする列強に認められている以上、仮令、どのような大きな手続き的瑕疵があり、また、それが非文明国の主権者の意志にどれほど反していたとしても、当時の国際法慣行からするならば、「無効」と言うことはできない。

レイム
「国際法は文明国相互の間にのみ適用されるものであり、この国際法を適用するまでの文明の成熟度を有さない国家に適用されるものではない。」としていて、「日本による韓国併合は、それが英米をはじめとする列強に認められている以上、仮令、どのような大きな手続き的瑕疵があり、また、それが非文明国の主権者の意志にどれほど反していたとしても、当時の国際法慣行からするならば、「無効」と言うことはできない。」と主張しているのね。


マリサ
これって要するに「当時の列強の事情」で合法って事でいいのか?


レイム
「このぶぶんだけ」みるとそう見えるわね。
でも実際問題、さっきも言ったように国際法って「国家間の条約や協定、或いは慣習法の事だから、それが「いつ成立していつ批准されたか」が重要になるのね。


レイム
そのうえで、クロフォード教授の言うように、そもそも「日韓併合のような手法が違法とされたのは第一次大戦以降」とされている以上、本来韓国は「それ以前に」どんな国際法違反になるのかを説明しないといけないのよ。


マリサ
なるほどな。
あと疑問なのは、なんで当時の大韓帝国は「非文明国」とされたんだ?


併合までの経緯(日清戦争)


レイム
それは、「当時の大韓帝国および前進の李氏朝鮮が国際的にどう見られていたか」を知ればわかるわよ。


マリサ
なんか嫌な予感がするぜ…。
あ、そうだ、これからマリアナ海溝にたまごっちの耐圧テストをしにいk


レイム
それで、当時国際的に朝鮮の行いがどう見られていたかというと

海外の新聞にみる日韓併合 (日本語) 単行本 – 1995/3/1
杵淵 信雄 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4882023431

『ノース・チャイナ・ヘラルド』(1905年8月18日)エッソン・サード記者
君らも支那も全力を尽くして極東をロシアに売り渡そうとし、 日本は巻き込まれた。今その決算の日がきたのです。 君らの愚かな行為の為に日本がどれだけの金額を支払わなければならなかったか、どれだけの命を失ったかを考えてもみなさい

一部の外国人や朝鮮人は日本は保護統治を迫っていると非難するが、 日本は開戦以来保護統治を行ってきたのだ。朝鮮の災いの元は日本ではなく、 無知と迷信と残酷がまかり通る宮廷にある。戦争は朝鮮人に関係あるのに何の苦労もしなかった。 そこに気付いて初めて『保護統治と日本人の横暴に反対の論陣も張ることができよう』と切言している

レイム
1995年に出版された「海外の新聞にみる日韓併合」187ページで、1905年の英字紙「ノース・チャイナ・ヘラルド」の記事に「君らも支那も全力を尽くして極東をロシアに売り渡そうとし、 日本は巻き込まれた。今その決算の日がきたのです。 君らの愚かな行為の為に日本がどれだけの金額を支払わなければならなかったか、どれだけの命を失ったかを考えてもみなさい」 と書かれているそうなのね。


レイム
また「戦争は朝鮮人に関係あるのに何の苦労もしなかった。 そこに気付いて初めて『保護統治と日本人の横暴に反対の論陣も張ることができよう」と書かれているのよ。


マリサ
これって要するに、当時の朝鮮はロシアの南下政策に何も手を打たなかったって事か?


レイム
そういう事。
だから国防上それを見過ごせなかった日本がそれを阻止するために「戦争するしかなかった」のだから、当時朝鮮が外交権を失い日本の保護国となったのは自業自得だと書いているわけ。


マリサ
第三者の外国人にそこまで言われるって、当時の朝鮮は何をしたんだよ。


レイム
それでね、日韓併合の件というと直近の日露戦争前後の事が話題になりがちだけど、実際問題その前の日清戦争での朝鮮の行いも関係しているのよ。


マリサ
嫌な予感しかしないが、何をしたんだ?


レイム
まずは日清戦争の始まる11年前、1883年に朝鮮の改革派(現在の韓国では売国奴)だった金玉均(キム・オッキュン)と、井上馨外務卿のやり取りを見てほしいのだけど

井上外務卿朝鮮人金玉均ト談話筆記
公文別録・朝鮮事変始末・明治十五年・第八巻・明治十五年(1883.07.20)
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M0000000000001692583

(要約)
金玉均が日本に金200万円(当時のレート)の外債を依頼するが、当時すでに朝鮮は清国に20万両を借りており、返済能力を疑問視されていた。
そのことを伝えると、「金を貸さないのは不親切」と言い出す。
返済能力について再度尋ねると、収益見込みのない鉱山を抵当にすると言い出し、井上馨外務卿に呆れられる。
金玉均側は金を借してもらえないと知ると「朝鮮を見捨てるのか」と言い出す。

※1円=3800円 1両=約3万円


レイム
金玉均は、朝鮮が既に清国から当時のレートで20万両(数十億円)を借りている状態で更に日本から200万円(数十億円)を借りようとして、井上外務卿から返済能力を疑問視されて渋られると「金を貸さないのは不親切」と言い出し、更には収益見込みのない鉱山を担保にすると言い出して井上外務卿から呆れられ、金を借してもらえないとわかると「朝鮮を見捨てるのか」と逆切れしだしたそうなのよ。


マリサ
なんだこのコントは…。


レイム
当時の朝鮮は、こうやってあちこちから金を借りては返済不能になり、いろんな国内権益を外国に売るという事を繰り返していたのよ。


マリサ
うわぁ…。


レイム
そんな状態だったところに

日帝より先に朝鮮を属国にしようとした清
朝鮮日報 2019/11/10
https://web.archive.org/web/20191110024616/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/08/2019110880152.html

【新刊】イ・ヤンジャ著『監国大臣袁世凱』(ハンウル社)

 壬午(じんご)軍乱(1882)と甲申政変(1884)を契機として朝鮮にやって来た袁世凱(1859-1916)は、1885年から94年まで監国大臣としてこの地にとどまる間、ありとあらゆる干渉をほしいままに行い、国権を侵奪した。著者は、その実相を伝えるだけにとどまらず、それが持つ歴史的意味を掘り下げている。こんにち大部分の韓国人は、朝鮮の亡国と自主的近代化の挫折を日帝の朝鮮強占のせいだと感じているが、実は袁世凱による国権じゅうりんの方が大きな害悪を及ぼした-と著者は主張する。

 袁世凱登場の背景には、清の対朝鮮政策の変化があった。清は建国以来、朝鮮の宗主国たることを自任はしても、袁世凱派遣以前は事大を要求するだけだった。しかし西洋の帝国主義秩序が東洋に押し寄せるや、清は自分たちが強要された秩序を朝鮮にも適用し、実質的な属国化を推進した。特に、朝鮮を経済的に従属させるため朝鮮政府の借款交渉を妨害し、外交官の派遣を封じ込めた。

 著者はしかし、袁世凱を悪党とだけ描くことはしない。第三者の目で見ると、袁世凱は帝国主義の下手人として、自国のために能力を発揮した人材に近い。むしろ、高宗の無能と朝鮮政府の国際情勢に対する無知などの方が著しい。例を挙げると、袁世凱は米国・英国・フランスなどから借款を受けようとする朝鮮の試みを妨げるだけだったのではなく、代わりに清の資金を借りて使えと強要することで、朝鮮に対する影響力強化を企てた。こういうことになった裏には、放漫かつぜいたくな朝鮮王室の暮らしと、それに伴う借金財政という恥部が隠れていた。240ページ、2万8000ウォン(約2600円)

金泰勲(キム・テフン)記者


レイム
壬午軍乱(兵士の反乱)、甲申政変(金玉均ら急進開化派によるクーデター)が発生し国内が混乱、それに乗じて清国の袁世凱が派遣され、袁世凱は混乱鎮圧後も朝鮮に居座って李朝を実質的に支配、しかも勝手に商売まで始めたそうなのよ。


マリサ
無茶苦茶だなおい。


レイム
それで日本と清で軍を撤退させるさせないで対立することとなって、これが日清戦争の原因になるのね。
ちなみに現在の韓国や韓国の側に立つ人たちの間では「無かったこと」にされている日清戦争の宣戦布告文を見るとね

日本側
宣戦の詔書(日清戦役) 明治二十七年八月一日
https://www.jacar.go.jp/jacarbl-fsjwar-j/about/pdf/02-02_15.pdf

(一部抜粋)
そもそも、朝鮮は日本と日朝修好条規を締結して開国した独立の一国である。それにもかかわらず、清は朝鮮を属邦と称して内政干渉し、朝鮮を救うとの名目で出兵した。日本は済物浦条約に基づき、出兵して変に備えさせて朝鮮での争いを永久になくし、東洋全局の平和を維持しようと思い、清に協同して事に従おうと提案した。しかし清は様々な言い訳をしてこれを拒否した。日本は朝鮮の独立を保つため、朝鮮に改革を勧めて朝鮮もこれを肯諾した。清はそれを妨害し、朝鮮に大軍を送り、また朝鮮沖で日本の軍艦を攻撃した(豊島沖海戦)。日本が朝鮮の治安の責任を負い、独立国とさせた朝鮮の地位と天津条約とを否定し、日本の権利・利益を損傷し、そして東洋の平和を保障させない清の計画は明白である。清は平和を犠牲にして非望を遂げようとするものである。事が既にここに至れば、日本は宣戦せざるを得なくなった。戦争を早期に終結して平和を回復させたいと思う。


レイム
日本側宣戦布告文では、朝鮮は独立国であるにも関わらず、清国は朝鮮を属国とみなして内政干渉を続け、朝鮮を救うという名目で出兵しその後居座り、日本側からの再三の撤退要求にも応じないと抗議しているわけね。


マリサ
ああ、なんか一般的には「日本が朝鮮の侵略目的で戦争を始めた」って事になっているが、実際は日本は「中国は朝鮮から無茶苦茶やってる袁世凱の軍を撤退させろ」と要求してたのな。
でもこれ日本側の一方的な言い分だろ?実態は違う可能性もあるだろ。


レイム
そこで重要になるのが、清国側の宣戦布告文よ

清国側
宣戦勅令
https://www.jacar.go.jp/jacarbl-fsjwar-j/about/pdf/02-02_16.pdf

 朝鮮は我が大清国の属藩として二百余年、貢を歳に修めていることは国の内外で知るところである。
 ここ十数年この国では内乱が多発し、朝廷ではその都度派兵し、また都城に駐兵して保護に当った。

 今年四月、朝鮮でまた土匪の変乱があった。この国の王が兵を請い援を求めること切なるものがあった。よってすぐさま李鴻章に令して兵を発して救援に行かせ、牙山に至って匪徒は散った。
 この時、倭人は故無く兵を出して漢城に突き入らせ、続いて万余の増兵をし、朝鮮に国政を改めることを迫り種々の無理を要求した。

 我が国は藩として服するを撫で安んじさせるが、その国内政治政令は自主とする。
 日本は朝鮮との条約を立て、興国その属に係り、更に重兵を以て欺き脅迫して改政を迫るもその理は無い。

 各国の公論も皆日本の出兵を名の無い不合理のものであるとし、撤兵を勧告し和平を呼びかけるも頑固に顧みず、反対に陸続と派兵をし、朝鮮の百姓及び中国の商民を日に驚き擾れを増させた。

 これによって兵を派して保護に向わせたが、何と途中で突然倭船多数があらわれ、我が船が備えのないのに乗じて牙山外の海で砲撃し、我が運送舩をそこなわせた。その騙し討ちのような情況は図ることの出来ないものであった。

 この国は条約に遵わず、公法を守らない。意に任せて我ままを張り専ら欺きを計り行い、血塗る事態を自ずと開いた。
 公論明らかにして特に天下に布告する。


レイム
これを読むと、「朝鮮は我が大清国の属藩として二百余年、貢を歳に修めていることは国の内外で知るところである。」と書かれていて、清側は「朝鮮は200年以上前から我が国の属国だ、宗主国として保護しているだけだ」と言っているのね。


マリサ
ああ、中国側は堂々と「属国宣言」をしているのか。
そして袁世凱が派遣され、朝鮮国内でやりたい放題していたと。


レイム
そういう事。
そんな状態なのに、朝鮮はまるで問題を解決しようとせず、結局日本が日清戦争を起こして問題を解決したから、新聞記者から「自業自得だ」と書かれたわけ。


マリサ
なるほどな。
で、日露戦争の方はどうなるんだ?

今回のまとめ

・2001年、国際学術会議で「日韓併合は当時としては合法」という結論が出された
・清国による朝鮮の属国宣言に対して、朝鮮は何もしなかったので、国際社会から「非文明国」認定されていた



レイム
それは後編でやるわ。
ここまでが日韓併合を巡る歴史的背景の前半ね。


マリサ
まあ、日韓併合の歴史的背景はよくわかったぜ。
特定の人達が言うように、「日本の侵略的野心」というのとはまるで事情が違うし、国際社会も「こうなって当然だ」と当時考えていたって事もわかったぜ。


マリサ
ただ、一応今回は「歴史的背景」の前半だけで次回の後半もあるけど、それでも「なぜ国際法上合法なのか」についての説明には弱いよな?


レイム
そうね、そのあたりも次回やることになるわ。
現在の韓国側の態度の矛盾も含めてね。


レイム
そんなわけで今回の本編はここで終わるわ。


レイム マリサ
ご視聴ありがとうございました。


大口
おつかれ~


レイム
そういえば、なんかここのところ火星の「オリンポス山」のたとえについての疑問が多かったわよ。


マリサ
ああ、「比較としてわかり難い」ってコメント結構あるな。


大口
あー…。
個人的にかなり有名な山だと思ってたんだけど、そうでもなかったのね。
改めて説明すると、ずばり火星のオリンポス山というのは「現在観測されている、太陽系の中で最も高い山」です。


大口
標高は21230メートルでエベレストの約3倍弱、裾野の直径は550キロメートル、カルデラの大きさは深さ3.2キロメートル、最大直径80キロメートルというとんでもない大きさになるよ。


マリサ
だからマスコミ業界の記者達の「プライドの高さ」をあらわすのに丁度いいわけさ。
「太陽系で最も高い山と同じくらいのプライドの高さ」って意味でな。


レイム
まあ、ちゃんと背景を知っていればわかりやすいけど、これはそのネタやる前に都度オリンポス山が何なのか注釈を入れておいた方がよさそうね。


マリサ
今後はそうした方がよさそうだな。


レイム
そんなわけで今回のpart1はここで終わるわ。


レイム マリサ 大口
またらいしゅ~



お知らせ。
引用について
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何でここまでアレな朝鮮を、当時の日本が必死に保護しなきゃならなかった理由も悲しい…
1ヶ月前
×
大口歩也様、ブロマガ及び動画の投稿ありがとうございます。
清国が堂々と「李氏朝鮮は我が国の属国である」という部分がかなり印象深かったです。
しかし何千年と朝鮮半島の国を属国として扱い続けてきた中国の国々と、事実上それを享受し続けてきた半島の国々からすれば、日本の言い分の方が理解できなかったのかもしれません。ましてや「事大主義」かつ「中華思想」が根強かった当時からすれば、日本が生意気な事を言っている程度に聞こえたのかもしれません。
人間は良くも悪くも「積み重ね」であると私は考えます。「事大主義」によって好き勝手な事を続けてきた中国、そして属国として好き放題されながらも、その威を借りて同じく好き放題を行う朝鮮半島国。今も延々と続けられているこの行いは今後も変わることはないのかもしれません。それを無理矢理変える方法があるとすれば、それは「戦争」だけでしょう。それも最終的に平和条約を結べるようなものではなく、その国の文化や歴史も全て破壊してしまうような「侵略戦争」です。仮に今回ブロマガで取り上げられているロシアの南下政策が成功し、朝鮮半島がロシア領になっていれば、今頃朝鮮半島の文化や文明は完全になくなっていたのかもしれません。(それどころか純血の朝鮮人はいなくなっていたのかもしれません。)
伊藤博文は日韓併合に対し、反対派であったという話を萩市の旧邸で知りました。(さらに伊藤博文を暗殺した安重根も併合賛成派だったと聞きました。併合を違法としている韓国の人々がそれを知ったら発狂しそうな事実ですが。)その辺は来週のパート2で取り上げられる予定でしょうか?
長文失礼致しました。
1ヶ月前
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記事とは関係なくて恐縮ですが。
最近の韓国の動きだと、ベルリンでの慰安婦像の動きが興味深いですね。

韓国がベルリンに説明していなかったこと(碑文について)を騙し討ち討ちで実行したり。
それを外務省が指摘して、慰安婦像を撤去させるように言って、しかも撤去が実行されようとしていたり。

これは、今の政権にいる人達は、韓国のパターンと対応の仕方を学んだと考えていいのかなあとか。
そんなことを思っています。
1ヶ月前
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これを国際上違法ってなったら
植民地持ってた国全部が賠償対象になって
世界経済崩壊する
1ヶ月前
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>>2
その辺りまでは今回やらないです。
そこまでやると歴史解説になってしまい、国際法から離れすぎてしまうので。
次回はロシアの件と国際法ではなぜそうした解釈になるのかについてがメインとなります。

>>3
今までの流れから、安倍政権には明らかに「わかっている」ブレーンがいたのは確実ですが、菅政権に関してはまだ様子見ですね。
二階氏も深く関わっていますし。
1ヶ月前
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 政敵や敵対外勢には、別の外勢を引き込んで相対させ、解決努力と責任義務を押し付けつつ、自利と怠惰だけを貪ろうとする。
…安重根が獄中で言い張った東洋平和論の中身や、伊藤博文の殺害動機も、対価を払わないでのご都合と妄想と責任転嫁の産物。
露館など保護国である日本へは前言撤回と責任転嫁と条約違反の裏切りを繰り返し、仮想敵国であるロシアからの恫喝には屈し続けた高宗からして酷い。

彼らは総じて、言葉が軽い。
自らに不都合があれば、いつでも撤回訂正上書き可能なものだと見ている。
だから、簡単に約束をするが、不都合を理由に簡単に破る。あるいは破るために不都合を作り出す。
上下関係も、法も、道徳も、平和も、民族も、歴史も、嘘もそのための道具に過ぎない。
その言葉の軽さを許せば、相手を騙して謀れるまで再犯を謀るサラミ戦術を行ってくる。
条約や歴史が対象だとしても。

日清戦争、日露戦争、米勢を引き込む李承晩、朝鮮戦争、
現代にいたるまで内紛と政敵がある限り、外勢への依存(反日という責任転嫁を含む)と引き込みと裏切りが絶えず、
それがコンプレックスになってるから核保有と民族自立(民族主義、中立)との声が大きくなる。
全てが政争のための道具。善悪や真偽など二の次。
政争が続く限り、外勢を引き込むし、政争に不利な事実は覆われ、反日は永続し、米国を裏切る。

普通、過去に汚点や失点があれば、それを繰り返さない様に教訓化するものだと思うのだが…
覆って美化して責任転嫁するから、教訓は得られず繰り返す。
だが、覆う技術だけは発達した。
 それを自覚しているから、それをミラーイメージで当てはめて日本も同様に考えていると韓国人は見る。付き合いきれん。
1ヶ月前
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「国王の署名や批准がなかったことについても、国際法上必ずしも必要なものではない」についてコメントします。
現在の価値観や国際慣習でみると「署名の有無と議会の批准」は突っ込みどころで、署名も批准もない条約は無効ということになりますが、果たして当時はどうだったのでしょうか。
明治期日本の最大の外交課題は不平等条約の改正でした。そのために憲法などの法整備を行い、富国強兵、殖産興業、さらに日清日露戦争の勝利など実績を積んだのだと思います。
つまり、必要なのは欧米列強の諸外国に文明国と認められることで、「署名の有無と議会の批准」などという形式的なものは当時の国際社会ではどうでもいいものであったということです。もし、形式だけをとらえて国際条約を無効と宣言できるのならこんな楽なことはありません。
徳川幕府の井伊大老が外交権を持つ天皇の許しなしに日米修好通商条約を結んだという点をとらえて明治政府は署名もないし議会の批准もないので日米修好通商条約は無効と主張できるのでしょうか。このような主張は国際社会では通用しないと明治の日本は分かっていました。だから大変な苦労をして条約改正にこぎつけたのだと思います。
韓国は、日本が明治期に経験したような国際条約改正の苦労や条約の持つ重みを体験したことがありません。現在の国際慣習を過去に遡って適用して国王の署名の有無と議会の批准などと形式的なことを持ち出しているだけです。これでは日本にも世界にも通用しないと思います。
1ヶ月前
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>>4
韓国はそれが狙いなのかもね。
つまり、韓国が日本に対して前例を通せば、元植民地国も元宗主国に対して損害賠償を請求できる。
だから、元植民地国は、韓国の味方をするに違いない。的な。

…元植民地と元宗主国との紛争を再燃させたいのなら、世界の害悪だと思うのだがねぇ。
自国と自民族のためなら、日本どころか世界がどうなろうと構わんと考えていそうだ。

「日本以外で不法な植民地支配をした国、支配を受けた国は存在する?」
「日本の朝鮮支配以外で、違法に支配された植民地はどこ?」
「日本の台湾支配は合法?違法?」
「日本が不法な植民地支配をしていると仮定して、どの国際法が抵触している?」
これらにマトモに応えれる韓国人はいないと私は思ってるよ…

そもそも、「植民地支配が違法か合法か」という論は、「日韓併合が併合ではなく、植民地支配である」と認める形になってるので、すでに謀略に嵌められてる感じがひしひしと。
おまけに言えば、大韓帝国は大日本帝国の保護国。
「保護国」という形は、広義でいえば属国であり、保護国の立場でありながら、日本を何べん裏切ってロシアに内通してんだよ、と思わんでもない。
まあ、李氏朝鮮時代は時代で、清の朝貢国の立場でありながら、日本と通じていたわけだから…
1ヶ月前
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次の回では、下関条約には触れるのですよね?
韓国で下関条約ってたしか全く教えてないかと思いました。どんな歴史を教えているのか知りたいです。
1ヶ月前
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>>10
あくまで私の個人的意見ですが、「勝者の意見」である下関条約よりも宣戦布告文の方が「当時の双方の言い分や背景がわかりやすい」ため、個人的に宣戦布告文の方を優先しており、日清戦争の解説は前回で終わりとなります。
下関条約は、あくまで商社が敗者に「言い分を飲ませた」というだけなので。
1ヶ月前
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