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【ゆっくり解説】マスコミと北朝鮮の癒着 part2/2
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【ゆっくり解説】マスコミと北朝鮮の癒着 part2/2

2020-12-13 00:33

    さて、今回も前回に引き続きマスコミと北朝鮮の癒着の問題について扱っていきます。

    本日の投稿動画


    YouTube版
    https://youtu.be/shVcZ-6N0Hc

    関連記事
    朝鮮総連と日本のメディア
    2007年「拉致問題を棚上げするよう日本政府に言ってほしい」と米国政府に説得を依頼したNHK
    2004年に朝日新聞がおこなったマッチポンプ
    有名無実と化している放送法
    2012年、TBSによる印象操作報道とその後の嘘釈明発覚事件
    2006年、TBS「イブニング・ファイブ」による安倍官房長官印象操作事件
    未だに北朝鮮のプロパガンダを行う日本のマスコミ
    「理想の悪」を作り出すマスコミ
    北朝鮮問題の新聞各社比較
    朝日新聞の「忖度」相手


    関連動画

    youtube版
    https://youtu.be/7XqbhmyZiuU


    YouTube版
    https://youtu.be/lif2FyRwaUY


    youtube版
    https://youtu.be/xyQs0tCzJU0


    youtube版
    https://youtu.be/FVhTZIcQrLE


    以下は動画のテキスト版になります。

    注意
    ・この動画は「マスコミ問題」を扱っています

    ・「マスコミ問題」ですので、イデオロギーや属性等は一切関係ありません

    ・「特定の国との特別な関係」は問題の枝葉です、主問題は業界の体質です

    ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
    う思うか」という客観性を常に持ちましょう。

    ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください

    ・リクエストは原則受け付けていません

    ・引用ソースへのリンクが同時掲載のブロマガにあります

    ・毎週土曜日更新


    レイム マリサ
    ゆっくりしていってね


    マリサ
    さて、今回も前回に引き続き、マスコミと北朝鮮の癒着の問題について扱っていくぜ。


    レイム
    前回は一連のマスコミによる「安倍叩き」に北朝鮮問題が深く関わっていた件や、総連によるマスコミへの圧力、2000年代以降は特定のマスコミが「能動的に」総連のプロパガンダに関わるようになったってところで終わっていたわよね。


    マリサ
    そうだぜ。
    元々は「強制連行されてきた被害者だ」と言われると、警察すら強く出ることができなくて、それが恫喝や威力業務妨害の免罪符になっていたから、90年代までは実際問題「報じることができない」内容があっても致し方ない部分はあったぜ。


    レイム
    なら、その慣習がマスコミ内部に残ってしまっているって事になるわけ?


    マリサ
    そのあたりも今回やっていくぜ。


    本当に「報道」できない?


    レイム
    実際問題、今でも「圧力」が残っている可能性もあるんじゃないの?


    マリサ
    それに関してなんだが、今の朝鮮総連て北が拉致を認めて以降離脱者が多数出てな、公称は構成員20万となっているが、実際に活動している人間がどれだけいるかわからないんだぜ。
    しかも、今現在朝鮮学校って全校生徒が10人未満とかそういうところが増えているうえに、総連自体も日本共産党並みの「平均年齢60代」とかになっている可能性が高いんだぜ。


    レイム
    つまり、以前のように人海戦術による恫喝ができなくなっているって事?


    マリサ
    そうだぜ。
    そしてさらにな、もし本当に「強烈な圧力で総連に都合の悪いことが扱えない」なら、過去にも紹介した

    朝鮮総連が正男氏報道で日テレなどに圧力 北朝鮮犯行説を否定する報道を要請してた
    産経新聞 2017.4.15
    http://www.sankei.com/world/news/170415/wor1704150007-n1.html

    在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が日本テレビとテレビ朝日に対し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件に関して、北朝鮮当局による犯行説を否定する報道を行うよう要請していたことが14日、分かった。朝鮮総連関係者が明らかにした。事件をめぐる朝鮮総連の諜報活動が明らかになるのは初めて。国際社会が北朝鮮による核・ミサイル実験を警戒しているため、朝鮮総連は北朝鮮に有利な報道を促そうとマスコミへの圧力を強めている。

     関係者によると、朝鮮総連幹部がマレーシアで発生した2月13日の事件後、日本テレビとテレビ朝日の報道局員らと接触。金正男氏殺害事件について、北朝鮮当局による犯行説を払拭する報道を行うよう求めた。

     事件をめぐっては、マレーシア警察が、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官らを重要参考人に位置付けたことなどから、北朝鮮当局による組織的犯行をうかがわせる報道が国内外で行われていた。このため、事件関与を否定する北朝鮮の意を酌んだ朝鮮総連が諜報活動の一環として謀略や宣伝工作を行ったとみられる。

    https://www.sankei.com/world/news/170415/wor1704150007-n2.html

    一方、TBSは3月13日の番組「好きか嫌いか言う時間」放映時に、脱北者が北朝鮮の生活を語る韓国のテレビ番組「いま会いに行きます」の内容を紹介。番組では脱北者が正恩、正男両氏の不仲説など金一族の内実を解説していた。このため、朝鮮総連は偏向放送であるとして14~16日の3日間連続でTBSを訪問するなどして抗議した。

     北朝鮮は当初、TBSに対し、北朝鮮の金日成主席誕生記念日「太陽節」(4月15日)取材のため記者らの訪朝を許可する意向を示していた。ところが、突如方針を転換して訪朝を拒否していた。

     日本テレビとテレビ朝日は産経新聞の取材に対し、それぞれ「ニュース制作過程の個別質問には答えない。取材や報道において、あらゆる圧力、干渉を排除し多角的な報道に努めている」「指摘の事実はない」としている。

     TBSは「通常、番組にはさまざまな意見が寄せられるが、具体的な内容は明らかにしていない」としている。朝鮮総連は「取材に応じない」としている。(比護義則)

    マリサ
    2017年に朝鮮総連が日テレとテレ朝に対して、「金正男氏殺害事件で北朝鮮に関連付ける放送をやめろ」と圧力をかけたことが発覚した事例、他にもTBSが脱北者のインタビューで「正恩、正男両氏の不仲説」を取り上げた件で圧力をかけた件、なんでこれを報じることができているんだ?


    レイム
    そういえばそうね。
    圧力がある事がこのニュースでもわかるけど、その恫喝自体を産経がニュースにしているのだから、「報じることができない」わけじゃないわね。


    マリサ
    他にも新潮が

    「金正恩」平壌取材 TBSだけが出入禁止のワケ
    デイリー新潮 2017年4月27日号
    https://www.dailyshincho.jp/article/2017/04280557/?all=1
    https://www.dailyshincho.jp/article/2017/04280557/?all=1&page=2

    俗に“人間の盾”と揶揄されるのが、北朝鮮に滞在中の報道陣ご一行様である。その数、日本と海外合わせ200名弱。米国と一触即発で半島情勢が緊迫する中、4月15日の「金日成生誕105周年式典」の様子はテレビでもこぞって放送された。そんな中、在京4大キー局で唯一、TBSが平壌入りを拒まれ「出入禁止」になっていたというのだ。

     ***

     居並ぶカメラの砲列が一斉に向う先には、いつになくご機嫌な金正恩の姿があった。祖父の誕生日という節目に招待した海外メディアに、愛想よく振舞う金王朝の3代目。その一挙手一投足を逃すまいと、レンズは必死に彼を追い続ける。

    「北は4月25日に行われる軍創立85周年の式典も取材できるよう、一部海外メディアに対しては28日まで滞在を許可しています。当初、日本からはTBSも取材を認められていましたが、3月13日に放送されたある番組が原因で、入国を拒否されたのです」(全国紙特派員)

     その番組とは、坂上忍が司会を務めるバラエティー番組「好きか嫌いか言う時間」。脱北者が出演する韓国の人気番組を織り交ぜながら、公開処刑や政治犯収容所などでの人権侵害が如何に残酷か紹介したものだ。放送では、脱北者やデイリーNKジャパン編集長の高英起氏らが出演し、北の実態を赤裸々に語ったのである。

    「案の定、放送が終わるとTBSには在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)が3日間に亘って抗議の声をあげたのです。今までにない激しいもので、人を替えてやって来ては猛烈に怒鳴り散らす。応対した外信部幹部は憔悴して可哀想になるくらいでした」(局関係者)

    ■メディアに圧力

     理不尽な抗議を受け“出禁”となったわけだが、問題はその後である。

     槍玉に挙げられた番組に脱北者の一人として出演した川崎栄子氏によれば、

    「実は、TBSから次回も出演して欲しいというオファーがあって、テレビ朝日からも同様の依頼がありました。ところが、総連の抗議以降、これらの番組の担当者から“出演はキャンセルになりました”という連絡が来たのです。その理由を明確に教えてくれることはありませんでした」

     川崎氏は国連でも北の実態を訴え、金正恩から“暗殺指令”が下っている。まさに命がけの告発者なのだ。

    「私の発言が不都合だから抗議してきたのでしょうけれど、総連はいったい何の権利があってメディアに圧力をかけるのか。日本の国民には真実を知る権利があり、どんなテレビ局であろうと報道の自由が保障されています。抗議に屈したテレビ局も弱腰だと思いますが」

     朝鮮半島事情に詳しい、関西大学の李英和教授はこうも言う。

    「平壌に行ったからといって、現地では決められた場所でしか取材できません。飢えて困窮する国民が沢山いても、そういう光景は一切撮影させないのです。街には“ヤラセ”で用意された群衆が歩き、北がいかに栄えているかを演出するため、報道陣の質問にはこう回答せよという想定問答集が配布されています。間違えた受け答えをすると罰せられるのは言うまでもありません。総連も日本のメディアも、あまりに子供じみた対応をしていると思いますね」

     これらの指摘に対してTBS広報部は、

    「取材や編集、番組制作の過程などについては、お答えしておりません」

     テレビ朝日広報部も、

    「番組の制作過程につきましては、従来お答えしておりません」

     と言うばかり。都合の悪いことはシャットアウトなんて、いったいどこの国のメディアなのか。

    マリサ
    さっきの「不仲説報道」の件でTBSが、北朝鮮の内情を報じるデイリーNKジャパンの編集長を呼んで北の実態を報じたら、TBSに総連関係者が連日やってきて責任者を恫喝し続け、「応対した外信部幹部は憔悴して可哀想になるくらいでした」という状態になったと報じたそうだぜ。


    レイム
    これもそうね。
    圧力はあるけど、それを報じることができているし、この場合むしろ「言論への圧力」としてメディアが総連に強硬に出ないといけないパターンよね。
    実際、「警察は動く」のだし、この行為自体を映像にとって報じることもできるしね。


    マリサ
    そう、やれることがいくらでもあるのに「自称権力の監視者」が恫喝を甘んじて受けているという背景があるんだぜ。
    何もできないわけじゃなく、産経や新潮が「圧力の存在」をちゃんと報じることができているしな。


    レイム
    この件たしか国境なき記者団の報道の自由度ランキングだと、「無視されていた」のよね。
    「twitterで記者が叩かれた」事は「報道の自由の深刻な侵害」と低評価の根拠になっていたのに。


    マリサ
    そう、こういう事から見ても、問題は総連の圧力よりも総連からの恫喝を「問題化させない」業界内部の問題の方が大きいとわかるわけだ。
    ついでにな

    北朝鮮随行員が拉致被害者の母親を脅迫。
    毎日新聞 2002年10月17日
    http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200210/16/20021017k0000m040132000c.html (リンク切れ)

    「騒げば戻れない」

    今月上旬、39年ぶりに北朝鮮から一時帰国した石川県出身の寺越武志さん(53)に随行していた北朝鮮訪日団のメンバーが、滞在中、寺越さんの母友枝さん(71)=金沢市=に対し、「一時帰国する拉致被害者5人について日本のマスコミが騒いだら、5人は(北朝鮮に)帰ってから再び日本に戻れなくなる」などと話していたことが16日、分かった。



    マリサ
    2002年のこの毎日新聞の記事では、北朝鮮が拉致被害者の母親に、「一時帰国する拉致被害者5人について日本のマスコミが騒いだら、5人は(北朝鮮に)帰ってから再び日本に戻れなくなる」と脅迫していた事を報じているぜ。


    レイム
    あれ?毎日新聞が普通にこういう事を報じているの?


    マリサ
    他にもこんなのがあるぜ。

    蓮池さん宅に「拉致される方悪い」の手紙や無言電話
    毎日新聞 2002年10月27日
    http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200210/27/20021028k0000m040028000c.html  (リンク切れ)

    朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致事件で、 実家の新潟県柏崎市に滞在している蓮池薫さん(45)方に、 「拉致される方が悪い」「逃げればよかった」などと書かれた手紙や、 無言電話がかかっていることが27日、分かった。


    マリサ
    北朝鮮に拉致され2002年に帰国した蓮池薫氏に対して、 「拉致される方が悪い」「逃げればよかった」などと書かれた手紙や、 無言電話が頻繁にかかっていた事を報じているぜ。


    レイム
    ちょっと待って、圧力あったわりに「あの」毎日新聞すらこういう事を2002年の時点で報じることができていたわけ?


    マリサ
    そうだぜ。
    本当に「圧力が怖くて報じることができない」なら、こんな記事が出てくるわけないだろ?
    マスコミの「圧力があるから」という主張は、こういうのがあるから「言い訳臭い」わけだ。


    北朝鮮との癒着


    レイム
    でもちょっと待って、たしかにこういう「怪しい」こともあるけど、意外と朝日とか毎日って北朝鮮に否定的な内容も報じているわよね。
    それじゃ「癒着」とまではいえないんじゃない?


    マリサ
    そこが重要でな。
    そもそもさ、これだけ北の悪事が暴露された状態で露骨に北朝鮮擁護をして共感なんてほとんど得られないだろうし、「北に都合の悪いことを報じない」って態度も、2000年代に散々叩かれる原因になったから、今更やったところで「効果がないどころか逆効果」なんだぜ。


    レイム
    まあ、たしかにそうね。
    そしてそれは北朝鮮だけじゃなくて中国関連でもいえる事よね。
    じゃあどうしてるの?


    マリサ
    北に都合の悪い政治家や関連する政策などを叩いたり妨害したり、北への制裁などがあたかも効果がないかのように報じたり、そういう「間接的な印象操作」をしているんだぜ。


    レイム
    あ、そうか。
    直接援護するんじゃなくて、間接的な方法で援護するわけね。
    表向きは批判的な態度を取りながら。


    マリサ
    そう、韓国の場合が露骨すぎるだけで、本来他国のメディアを使った「工作」って「そういうもの」だからな。
    「あからさまにスパイとわかる、目立つスパイなんていない」というのと同じだぜ。
    例えばこちらを見てくれ

    TBSドラマの「問題演出」は、なぜ起きたのか
    東洋経済 2015年09月06日
    http://toyokeizai.net/articles/-/83309

    裏には「下請構造」と「甘いチェック機能」
    水島 宏明 :法政大学教授

    TBSのドラマ『SP八剱貴志』であった問題演出はテレビ業界に長くいた筆者の目から見ても「ずさん」としか言いようがないものだった。こんな場面を放送してクレームが来るかもしれないとスタッフらが少しでも思わなかったとしたら、TBSのコンプライアンスは危機的な状態だと言わざるをえない。近いうちに必ずもっと重大な問題を引き起こすだろう。それぐらい制作現場の危機感のなさ、世間知らずぶりが表れた出来事だった。

    この話を最初に聞いた時の私の第一声は「ばっかじゃないの!」だった(日テレのドラマ『ドS刑事(デカ)』で、多部未華子演じるドエスの刑事が犯人や同僚の行動のバカバカしさに呆れる時のセリフ)。

    本当にあきれてしまった。ここまで世間を知らない人たちがドラマを作っていたとは。それが何のチェックもされないまま、キー局から全国放送されてしまったとは・・・。
    都知事vs.前都知事

    このドラマは8月31日の21時から22時54分までの『月曜ゴールデン』という単発ドラマ枠で放送された。舘ひろしが主人公のSP役で、萬田久子が演じる女性都知事を警護するという役割だ。この女性知事が前知事時代に決まった新庁舎建設計画を白紙撤回し、その分の予算を女性が働きやすい環境づくりに投入すると公言したことから、建設業界や建設計画を推進してきた政治家の不興を買い、しまいには脅されて命を狙われてしまうという設定だ。

    その黒幕の前都知事で現在は「民慈党」衆議院議員を寺田農が演じている。完全な悪役で最後は逮捕されるが数回登場するシーンで、背広の胸につけた議員バッジの下に青い縦長のバッジをつけていた。

    https://toyokeizai.net/articles/-/83309?page=2

    この縦長のバッジは「ブルーリボンバッジ」と呼ばれるもので、安倍晋三首相も着用して記者会見などに登場する。北朝鮮による拉致被害者の救済運動のシンボルのバッジである。ネットで話題になった時点で筆者も録画機で場面を繰り返し見てみたが、どう見てもブルーリボンバッジにしか見えない。

    9月4日、TBSは公式ホームページ上でこの場面で寺田農がつけていたのが「ブルーリボンバッジ」であることを認め、謝罪する文章を掲載した。
    ■お知らせ
    8月31日放送の月曜ゴールデン『SP八剱貴志(やつるぎたかし)』で拉致被害者救出活動のシンボルであるブルーリボンバッジを国会議員役の胸に付けました。
    全く他意はありませんでしたが、配慮に欠け、拉致被害者のご家族をはじめ支援者、関係の皆様のお気持ちを傷つけたことを心よりお詫び申し上げます。今後はより一層注意して番組制作にあたります。
    2015年9月4日

    あまりにも短く、なぜこうなったのかの経緯の説明もない。「他意はありませんでした」「配慮に欠け」という表現からは真摯な姿勢は伝わってこない。「お知らせ」という題の付け方も、「おわび」や「謝罪」はしたくないという潔さを欠く姿勢が透けてみえる。

    誰も異論を唱えなかったのか?

    ブルーリボンバッジは、安倍政権中枢の安倍首相や菅義偉官房長官ら自民党議員のほか、民主党、維新の党などの野党議員もつけている。

    このため、ブルーリボンの持つ政治的な意味をよくわからないドラマ制作の美術や衣装のスタッフが「より国会議員らしく見えるかもしれない、本物らしくしたい」と意識し、このバッジを購入し、胸元に付けることを企図したのかもしれない。

    だが、そうではないはずだ。そもそも、このドラマは「本物らしさ」を追求しているわけではない。SPたちが路上で立ち話をしながらスマートフォンで過去のニュース記事を見ていたり、都知事を警護するために廊下に4人も5人も立っていたりする。実際のSPだったらありえないでしょ、ということの連続だ。

    ドラマだから、という面があるにしても、そういうリアルさについては全然勉強していない。せめて議員だけでも「本物らしさ」を出そうとブルーリボンバッジをつけるという安手の“演出”をしたのだろうか。でもそれでは俳優たちも気の毒だ。寺田農さんなど、この演出を考えた番組スタッフのせいでブルーリボンをつけていた映像が繰り返し再生されることになる。

    1本のドラマの完成には、何度も試写が繰り返されるのが普通だ。それなのにディレクター(演出、監督)もカメラマンもプロデューサーも、この場面を見て何も疑問に思わなかったのだろうか。そうだとしたら、なぜなのだろうか。通常、どの番組でもプロデューサーが2、3人いて、この種の「事故」を防ぐためにチェックを行う。政治家からクレームが来るのではないか、実際に運動している団体関係者を傷つけるのではないか、という疑問の声は出てくるものだ。何ひとつ意見が出なかったというのは、ドラマのスタッフが報道に関心が薄いことを差し引いたとしても、考えにくいことだ。

    https://toyokeizai.net/articles/-/83309?page=3

    私は番組に関する責任者、あるいはかなり力を持った人物、たとえばメインプロデューサーや企画者が考えた“演出”だったのではないかと想像する。だから「大丈夫なのかな」と疑問に感じても、異論を唱えることができなかったのではないか。そうした特殊な状況がなかったのであれば、あまりに不自然だし、あまりにレベルが低い制作者集団ということになってしまう。

    今回の問題が生じた背景には、テレビの番組制作における「下請構造」もある、というのが私の見立てだ。過去に発生したテレビのやらせ・捏造事件、たとえば関西テレビの『発掘!あるある大辞典』やフジテレビの『ほこ×たて』などバラエティ番組が起こした不祥事でも、番組制作会社(プロダクション)に丸投げする構図が背景にあるとして問題にされた。放送する際には放送局が責任を持つことはもちろんだが、担当している放送局の社員はごくわずか。実際の制作実務を担っているのは番組制作会社という構図になっている。このことの弊害は大きいのだ。
    局の担当者の関与が弱いジャンル

    実は今回のTBS『月曜ゴールデン』など、単発2時間ドラマ枠はもっとも番組制作会社による制作が多い放送枠だ。もちろん制作会社のスタッフが作るドラマには高品質なものも数多くあり、制作会社が作ったから質が悪いというつもりはない。だが、こうした2時間ドラマ枠は毎回違う制作会社が作ることが多く、局の担当者の関与が弱くなりがちなジャンルだということは間違いないだろう。

    『SP八剱貴志』ではエンドクレジットの最後には「監督 村田忍」と出てくる。テレビドラマの場合、演出した人間を「演出」としたり「ディレクター」としたりすることが多いが、映画制作も行っている会社は「監督」と表示することが多い。この点だけとっても、このドラマの制作現場の責任を負っているのは制作会社だということが明確にわかる。ちなみに村田忍氏はフリーランスの映画監督だ。

    また番組の著作権や責任の所在を示す「製作」という最後のクレジットは「オスカープロモーション」と「TBS」の連名である。「オスカープロモーション」は大手の芸能プロダクションで。上戸彩、剛力彩芽、武井咲らの大物タレントを数多く抱えている会社だ。

    同社のホームページにも4日からTBSの公式ホームページに掲載されているのと同じ謝罪文が「お知らせ」という形で掲げられている。なお、エンドクレジットに「企画」として登場する古賀誠一氏は、ネットで調べるとオスカープロモーションの代表取締役社長だとわかる。

    つまり番組制作はTBSからオスカープロモーションに丸投げされているのだろう。さらに現場を仕切っているのがフリーの映画監督、ということになると、責任の所在がますます曖昧になってしまう。最近のテレビ番組は「吉本興業」や「ジャニーズ事務所」など、大手芸能プロダクションが事実上制作する番組も増えている。テレビ局側は、そうした番組に対してどのような形で関与し、チェックをしているのか。少なくとも、TBSには今回のケースについて調査をして明らかにしてほしいものだ。

    https://toyokeizai.net/articles/-/83309?page=4

    下請の制作会社やスタッフに制作プロセスを委ねることが問題なのではない。放送をするTBSがきちんとチェックをしているかが重要なのである。TBSにはコンプライアンス室というセクションがあり、報道出身の優秀な人たちがそれなりの立場にいる。彼らが事前に今回のシーンを見ていたら何らかの手を打っていたように思う。ところが現実にはそうはなっていなかった。今後も、社内のチェック体制が機能しないのであれば、重大な権利侵害など取り返しのつかない事態を招く可能性もある。

    『SP八剱貴志』は、ブルーリボンバッジ以外にも危なっかしさのあるドラマである。善玉で「子どもたちのために」と福祉施設の充実ばかり主張する“理想論”を唱える現職知事と、悪玉で大きな公共工事で景気を盛り上げようという現実派の前知事で収賄をした衆議院議員という対決構図になっているのが、イメージの上では実際にいる政治家や政党を想起させる作りになっていた。私など寺田農とある与党政治家を二重写しにしてこの番組を見た。
    報道圧力を呼び込むことになりかねない

    この程度は表現の自由といって突っぱねられる範囲、との意見もあるだろう。しかし今、テレビ局はひとたびミスをすると、それを口実に政治から口を出されかねない厳しい環境にいることを忘れてはならない。つい数カ月前、自民党がテレビ朝日とNHKの経営陣から聴取したり、若手の自民党議員らが「報道圧力」を公言したりしたのは記憶に新しい。現在の政権与党は「間違い」や「問題」がある放送をした局を見つけ出したら、これ幸いと放送局への介入してくる可能性が高い。

    それでなくてもTBSは政権や与党から睨まれているとみられており、もし多くの国民の反発を買うような不祥事が起きたら、それこそ飛んで火にいる夏の虫。ここぞとばかり圧力を掛けてくることは間違いない。

    とくに今は、テレビ番組の制作者たちはしっかりと脇を締め、緊張感をもって仕事をしなければならない時期だ。いったん政治に手を突っ込まれてしまえば、報道まで自由にできなくなりかねないのだから。


    マリサ
    2015年のことなんだが、TBSのドラマ「SP八剱貴志」において、「自民党とよく似た名前の政党の悪徳議員」が、ブルーリボンバッジを付けているというエピソードがあって、問題化した事例だぜ。


    マリサ
    この東洋経済の記事では、あたかもリアリティさを追求するあまり安易な表現に飛びついたかのように書かれているが、元々TBSって、過去動画でも紹介した「日経新聞記者北朝鮮拘束事件」を扱った国会質疑で、「TBSが北朝鮮による工作の窓口だった」と告発されたようなところだぜ。


    レイム
    たしかに、そんなところが「拉致被害者救助」を支援するブルーリボンバッジを「悪徳議員」につけさせて、「他意はなかった」なんていっても、それが通るわけないわよね。


    マリサ
    この辺りのソースは、過去にも動画にしたし尺の関係で紹介しないが、同時掲載のブロマガのテキスト版の方にはリンクと関連部分を張っておくから、興味のある人はそっちを見てほしいぜ。

    第154回国会 衆議院安全保障委員会 第9号(平成14年7月25日(木曜日))
    ○杉嶋参考人
    http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/001515420020725009.htm

    (一部抜粋)
     私の身柄引き取り交渉に進展が見えず、日本国政府の態度に業を煮やした焦りからか、二〇〇〇年六月二十一日にピョンヤンで記者会見を開き、日本国政府に圧力をかけるという計画がございました。そのとき、私の担当調査官は、日本の有力メディアが、とにかく一発記者会見をピョンヤンで開いてくれれば、我々はそれを受けて日本の政府に働きかけるということになっていると言いました。私はびっくりしまして、私の帰国運動に名をかりた身の代金要求交渉を進めようとしている北朝鮮のお先棒を担いでいる日本の有力メディアはどこかと考えました。帰国後、そうした北朝鮮側の情報操作の受け皿が何とTBSだったことを、家内へのTBS外信部長岡元隆治氏の手紙で判明しました。
     二〇〇〇年六月二十一日夜、私がまだ北朝鮮で裁判も受けてなく、したがって有罪判決も下っていないのに有罪判決だと報道し、驚いた家内がTBSに問い合わせた手紙を出したのでした。TBSは、とんでもない誤報をして我が家庭を苦しめたばかりでなく、図らずも北朝鮮の情報操作に踊らされたことを暴露する結果になりました。同じ日の午前十時に予定されていたピョンヤン・人民文化宮殿での私の記者会見が急遽取りやめになったのは、恐らくTBSが私の身柄についての報道をするということで北朝鮮側と話がついたということを、今にして合点がいく次第であります。
     ですから、今後日本のマスメディアは、北朝鮮とのパイプづくりには、決して独占情報欲しさに北朝鮮側の言いなりになって大金を使った上に利用されないよう十分注意し、軸足はあくまで日本に置き、日本の国益を守り抜くように心してほしいと思います。
     最後に、国家機関が善意の国民に協力を求め、それによって生じた国民の受難に対しては、何らかの公的な謝罪や補償があってしかるべきではないかと思います。特に公安庁のように、頼むときは頼んで、その国民が受難に陥ったとき、知らぬ存ぜぬのトカゲのしっぽ切りのような扱いでは、だれもそのような政府機関を信用して安心して協力しなくなります。これは有事法制以前の問題です。
     日本が有機的統一体として機能し、かけがえのない祖国の平和と安全を守り、新しい時代の国民的連帯感を醸成するためにも、政府と国民が信頼関係を築く道筋を政府は率先して示すべきではないでしょうか。


    レイム
    こうやって、拉致問題の印象を悪くしようとしていたわけね。


    マリサ
    一応、「あくまで可能性」だがな。
    ほかにもこんなのがあるぜ。

    総務大臣が「拉致問題」で NHK国際放送に「命令放送」
    NHK 2007年1月
    https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/111.html

    菅義偉総務大臣は2006年11月10日,総務省にNHKの橋本元一会長を呼び,北朝鮮による日本人拉致問題をNHKの短波ラジオの国際放送で「特に留意」して放送するよう命じた。

    NHKの国際放送については,放送法33条で,総務大臣が「放送区域,放送事項その他の必要な事項を指定して放送を行うべきこと」を命じることができるようになっている。さらに35 条1項で,このために要する費用は国が負担することを定めている。

    この規定に基づき総務大臣は,2006年4月の命令書でも,①時事,②国の重要な政策,③国際問題に関する政府の見解,の3 項について命令し,そのための経費として政府は22億5,000万円をNHKに交付している。

    今回の命令では,この3項の放送にあたり,「北朝鮮による日本人拉致問題に特に留意すること」との具体的な指示が追加された。

    今回,異例の追加命令を行った理由として菅総務大臣は,

    ①北朝鮮に対して『拉致問題が日朝間の最重要課題』という日本政府の毅然とした姿勢を示す
    ②北朝鮮にいる拉致被害者に日本政府等が全力で救出活動をしている事実を伝える
    ③拉致被害の家族会等からも命令放送を求められていた

    をあげている。

    NHKラジオ国際放送に対する総務大臣の「命令放送」は,放送法に定められているが,これまでは抽象的な表現にとどまり,具体的な事項を指定しての「命令」は今回が初めてであった。

    このため,放送の自由への介入につながるとして,メディア界やメディア研究者等から反対の声が上がっていた。

    菅総務大臣は11月8日に電波監理審議会に「命令放送」を諮問した。審議会は適当とする即日答申を行ったが,「NHKの編集の自由に配慮した制度の運用が適当である」と実際の運用にあたって,NHKの編集権を尊重するよう総務大臣に求めた。

    菅総務大臣は命令にあたっての談話のなかで,「表現の自由,報道の自由が極めて重要であることは私も認識しております。番組内容などには踏み込むつもりはありません」と述べた。

    NHKも加盟している日本新聞協会は,この問題に関して11月10日,編集委員会代表幹事の白石興二郎氏が次のような談話を発表した。

    「菅義偉総務大臣によるNHKへの放送実施命令は,放送法に基づくものとはいえ,報道の自由の観点から看過できない。もとより,拉致被害者を励まし,国際的な理解を深めるなど拉致問題の早期解決に国際放送が果たす役割は重要である。しかし,今回の『命令』が従来の枠を超えて具体的に放送内容を指示している点は,報道・放送の自由を侵す恐れがあり,重大な懸念を表明せざるを得ない。政府には,報道機関に対する介入を繰り返さないよう自制を求めるとともに,『命令放送』のあり方を見直すよう求める」

    NHKの橋本会長は「報道機関として国際放送においても自主的に放送してきており,今後とも,自主自律を堅持し,自主的な編集を貫いていく」と述べた。


    マリサ
    2006年のことなんだが、総務省がNHKに対して「日本人拉致問題をNHKの短波ラジオの国際放送で「特に留意」して放送するよう命じた」そうなんだぜ。
    そしたらNHKの職員や各マスコミの記者や学者が「放送の自由への介入につながる」として猛反発した事例だぜ。


    レイム
    ちょっと待って、朝鮮総連から恫喝を受けても何も言わない人たちが、日本政府からNHKの国際短波ラジオで拉致問題を扱うよう要求したら、「放送の自由への介入だ」と猛反発したの?ダブルスタンダードにもほどがあるでしょ。


    マリサ
    それどころか、去年朝日新聞が韓国政府による韓国メディア弾圧の片棒を担ぐ報道をした件に「だんまり」のマスコミ業界が、こんな事をやっているんだぜ。
    ついでに言うとな、最近韓国は北朝鮮から事実上「命令されて」脱北者団体が風船で北に体制批判のビラ散布をするのを禁止する法律をつくったが、脱北者達によるとそういう外部の情報を北の住民に直で届けられるのは、北にとって「一番痛い」そうだぜ。


    レイム
    つまり、国際短波ラジオで拉致問題の実情を北の住民に伝えられるのは、北朝鮮にとってとにかく都合が悪いって事よね。


    マリサ
    これ以上何か説明の必要あるか?


    レイム
    特にないわね。


    マリサ
    じゃあ次に行くぜ。

    ひたむきに働く姿たくましく 北朝鮮 都市と農村の表情
    西日本新聞 2016年11月07日
    https://web.archive.org/web/20161107130526/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/287352

    北朝鮮は人口約2500万人。日本にいると全国民が圧政に苦しみ、不幸のどん底にいるかのようなイメージを抱きがちだが、それは思い過ごしかもしれない。

     10月上旬、福岡県日朝友好協会メンバーとともに現地を訪れ、そう思った。ただし、それは平壌市の目覚ましい発展を見せつけられたからでも、若い女性のあか抜けしたいでたちを目にしたからでもない。

     むしろ印象深かったのは働く人々の姿だ。工場や農村の労働者はもちろん、特権階級が集まる首都の街角を行き交う人々も、表情が引き締まっている。ぼんやりした人も、肥満の人も全く見掛けない。

     「つらい労働を強いられ、不満も口にできない人々」と映らなくもない。しかし私は、その姿に気高さのようなものを感じた。スポーツ強豪校で、部員たちが一つの目標に向かって、厳しい練習に耐えているような。

     苦境を乗り越え、国づくりに貢献する-。与えられた役割を果たそうと働く人々と、いつか膝を交えて語り合える日が来ると信じたい。 (植田祐一)


    マリサ
    2016年の西日本新聞の事例なんだが、記事では北朝鮮に赴いた記者が「日本にいると全国民が圧政に苦しみ、不幸のどん底にいるかのようなイメージを抱きがちだが、それは思い過ごしかもしれない」としていて、福岡県日朝友好協会メンバーと共に北を訪れたら、「苦境を乗り越え、国づくりに貢献する-。与えられた役割を果たそうと働く人々がいた」として称賛しているんだぜ。


    レイム
    ちょっとまって、北って外部の人に「外華内貧の張りぼて」を見せることで有名で、西日本新聞の記者達が見かけたのってみんな「動員されたエキストラ」よね。


    マリサ
    そうだぜ。
    しかもこのころ北朝鮮は国連安保理の経済制裁で主要輸出品がほぼストップしていてな、

    北朝鮮の日常を“描き過ぎた”ドキュメンタリー映画…担当者は処罰の危機
    デイリーNK 2015年12月10日
    http://dailynk.jp/archives/57836

    当局の協力を得て撮影されたロシア人監督のドキュメンタリー映画が、大きな波紋を引き起こしている。英紙「ガーディアン」によると、北朝鮮当局が、この映画の上映阻止に乗り出したという。

    北朝鮮当局が上映阻止に乗り出した映画「アンダー・ザ・サン」は、ビタリー・マンスキー監督によって製作されたドキュメンタリー映画だ。先月、エストニアのタリンで行われたブラックナイト国際映画祭で上映された。

    映画は、「平壌では一般的」とされる家庭の日常を描いている。家の娘「ジンミ」が共産主義青年団に入る過程や、光明星節(金正日氏の誕生日)のお祝いを準備する過程など「日常の風景」が込められている。

    映画はマンスキー監督と北朝鮮当局が共同制作し、台本は北朝鮮が自由に変更できるようにした。ロケの場所も当局が選定し、関係者の指導のもとに撮影され、すべて検閲を受ける。しかし、平壌に1年間滞在する中で、監督は徐々に考えが変わる。そして、「ある手法」を使ってすべてを暴露することを決意する。

    その手法とは「録画スイッチを入れたままのカメラを置き去りにする」さらに、北朝鮮のプロパガンダが作られる過程も撮影。当局の関係者が「理想の家族」のイメージを作り上げるために、出演者のセリフ、座る場所、微笑むタイミングなどを事細かく指導しているシーンを暴露している。

    例えば、主人公の少女が「キムチは老化とガンを防ぐ」と語る「セリフ」では、当局者が満足するまで何度も撮り直しさせられた。また、工場長が労働者の生産性の高さを賞賛する演説のシーンでは、「盛り上がりが足りない」と何度も撮影させられた。

    さらに、また、金日成氏、金正日氏の銅像に捧げられた花を、無造作に撤去するという「担当者が処刑されかねない」衝撃的な舞台裏も暴露してしまった。

    また、映画のナレーションと字幕を異なる内容にする手法で「創作された日常」を暴露する。例えば、ナレーションでは主人公の父は被服工場の労働者と紹介するが、字幕では「実は彼は記者だった」と後にわかったことを紹介するという具合だ。

    監督はガーディアンとのインタビューで「真の北朝鮮の姿を込めた映画を撮りたかったが、あの国には我々の考えるような日常の風景は存在せず、あったのは『日常の風景というイメージ』だけだった。そこで私たちはその『嘘の真実』を映画にした」と述べた。

    ところが、この映画に公の場で噛み付いたのは、北朝鮮ではなくロシアだった。監督はロシア政府からの助成金を受け取っていたからだ。

    タリンでの上映後、ロシアのミハイル・シュヴィトコイ元文化相は、ラシースカヤ・ガゼータ紙に「映画への国の助成金を申請した際には『友好協力』という名目だったはずだ」と批判した。

    ブラックナイト映画祭のディレクターのティーナ・ロック氏は北朝鮮政府関係者から映画の上映を取りやめるようにと強く要求されたという噂を否定しつつも、圧力があったことは認めた。

    監督は「プロパガンダそのものがプロパガンダへの対抗策となりうる」「その両方を意味を持つレニ・リーフェンシュタールの『意思の勝利』のような映画と撮りたかった」と述べた。

    「意思の勝利」は、1934年のドイツのナチス党大会を撮影した記録映画で、ナチスの党勢を拡大する効果をもたらした一方、戦後はナチスの恐怖を伝える意味が付与された。


    マリサ
    西日本新聞の記事の1年前にな、ロシアの映画監督が北朝鮮でドキュメントを撮影して、その時に「録画スイッチを入れたままのカメラを置き去りにする」という手法で、北の「やらせ」を全部暴いて騒ぎになっていたんだぜ。


    レイム
    つまり西日本新聞の記者は、ロシア人映画監督が1年も前に「ネタばれ」させた「創作された日常」そのものを「北朝鮮の人々は危機でも団結し苦難を乗り越えようとしている素晴らしい人々」と報じていたわけね。


    マリサ
    当時アメリカが北朝鮮と取引する企業や、北朝鮮系金融機関への制裁強化を行っていたから、「そんな制裁は北に効かない」という印象操作をしたかった可能性が高いぜ。


    レイム
    なるほどね。
    確かに、これは「恫喝が怖くて北に都合の悪いことを報じることができない」という、受動的態度とは違って、明らかに能動的に北に協力していると言われても仕方がないわね。


    朝日新聞の事例


    レイム
    ちょっと待って、朝日だけ別枠なの?


    マリサ
    朝日さん舐めんな!大御所だぞ。
    朝日さんの報道は他とは一味も二味も違うからな!

    麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 北朝鮮難民対策
    朝日新聞 2017年9月23日
    https://web.archive.org/web/20170923130944/http://www.asahi.com/articles/ASK9R6DCPK9RUTFK00J.html

     麻生太郎副総理は23日、宇都宮市内での講演で、朝鮮半島から大量の難民が日本に押し寄せる可能性に触れたうえで、「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」と語った。

     麻生氏はシリアやイラクの難民の事例を挙げ、「向こうから日本に難民が押し寄せてくる。動力のないボートだって潮流に乗って間違いなく漂着する。10万人単位をどこに収容するのか」と指摘。さらに「向こうは武装しているかもしれない」としたうえで「防衛出動」に言及した。

     防衛出動は、日本が直接攻撃を受けるか、その明白な危険が切迫している「武力攻撃事態」などの際に認められており、難民対応は想定していない。

     麻生氏は先月、「少なくとも(政治家になる)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と発言し、撤回していた。


    マリサ
    2017年9月の事なんだが、麻生副総理が北朝鮮崩壊後に発生する可能性のある難民に関して、「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」と発言したら、それに朝日新聞などのメディアがかみついたんだぜ。

    共社、麻生氏は議員辞職を=「難民射殺」発言
    時事通信 2017/09/25
    https://web.archive.org/web/20171120102825/https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092500994&g=pol

     共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相が朝鮮半島有事で想定される難民発生に関し「武装難民かもしれない。防衛出動か。射殺か」などと述べたことについて、「大臣、国会議員の辞任に値するぐらいの重大な問題発言だ」と批判した。
     小池氏は「難民対策は必要だが、武装しているような場合は警察力で対応するのが筋だ。防衛出動、ましてや射殺という言葉が出てくること自体が異常だ」と非難した。
     社民党の又市征治幹事長も、発言は「妄言」だとして麻生氏に議員辞職を求める談話を発表した。

    マリサ
    ついでにこの件、共産党の小池晃書記局長も「難民対策は必要だが、武装しているような場合は警察力で対応するのが筋だ。防衛出動、ましてや射殺という言葉が出てくること自体が異常だ」と、麻生氏に議員辞職を求めていたな。


    レイム
    うろ覚えだけど、たしかこの少し前に中国で北の兵士が略奪と銃撃戦やっていなかったっけ?


    マリサ
    そうだぜ、麻生氏は実際にそういう事が起きているから、「どうするのか」という問いかけをしているんだぜ、これを見てくれ。

    【スクープ撮】人質を盾に抵抗する脱北兵士、逮捕の瞬間!崩れゆく北朝鮮軍の規律
    デイリーNK 2015年03月23日
    https://dailynkjp.com/archives/2106

    「脱北兵士は人質を盾にして抵抗したが、約100人の中国武装警官と軍隊が一糸乱れぬ動きで北朝鮮兵士を制圧した」
    「逮捕された脱北兵士の連行を見ようとした住民に対して、治安部隊は『家を出るな!静かにしろと』と怒鳴っていたが、銃声などは聞こえず危険な状況はなかった」

    北朝鮮からの脱北兵士が逮捕される瞬間を目撃した中国在住のデイリーNKの情報筋が、緊迫した状況を語った。

    22日、北朝鮮の平安北道新義州(シニジュ)市の黄金坪(ファングムピョン)から脱北した兵士2人のうち1人が、中国人民解放軍に拘束・連行された。(関連記事:北朝鮮軍兵士2人が脱北、中国の国境エリアに指名手配書)

    https://dailynkjp.com/archives/2106/2

    脱北した北朝鮮軍人2人のうち、残りの1人の逮捕のニュースは聞こえてこない。消息筋は「現在、武装した中国軍人も見えず、駅での検問も行われていない」としながら「このような姿を見ると、残りの1人も捕まった可能性が高いとすることができる」と述べた。

    相次ぐ「脱北兵士による強盗事件」は軍規の乱れ

    昨年末も、中朝国境地帯の中国側で脱北兵士が食べ物欲しさに老人4人を殺害する事件が起きたが、強盗殺人が相次ぐ背景には、朝鮮人民軍の下級兵士たちの厳しい困窮事情がある。

    朝鮮人民軍に所属していた脱北者は次のように語る。

    https://dailynkjp.com/archives/2106/3

    「徹底的に体制への忠誠心を点検されて選抜された国境警備、それも下級兵士が銃を持って脱北したのは、警備隊全体がそれだけ規律が緩んでいるからだ。配給がないことから、古参兵との関係が悪化して脱北した可能性がある」

    「韓流映画のような外国映画を見ている若者たちは、脱北というよりも国境を越えて中国を見てみたいという誘惑に駆られることが多いようだ」

    北朝鮮軍隊内では、「資本主義社会はネオンが明るく点滅しているが、さらに資本主義の腐敗を進めている」と社会主義の優位性を浮き立たせる宣伝を強化しているが、「北朝鮮体制の優越性宣伝は失敗している」とこの脱北者は指摘した。

    マリサ
    2015年のことなんだが、脱走した北朝鮮兵士が中国軍につかまった画像がスクープされたことがあってな、どうも中国と北朝鮮の国境付近で、脱北兵士による犯罪が多発しているようなんだぜ。
    しかも大抵は「武装したまま」やってくるそうだ。


    レイム
    ちょっと待って、朝日や共産党は、武装した軍人を警官が対処しろって言ってるって事?
    それ「殉職しろ」と何が違うわけ?警官と軍人じゃ装備からしてまるで違うじゃない。


    マリサ
    しかもそれだけじゃないんだぜ。
    次にこれを見てくれ。


    北朝鮮兵士が越境、中国側銃撃 ロバ解体、肉持ち逃走か
    朝日新聞 2016年8月26日
    https://www.asahi.com/articles/ASJ8T452JJ8TUHBI00J.html

     中朝国境沿いの中国遼寧省丹東で今月、鴨緑江を挟んで対岸にある北朝鮮平安北道新義州から武装した北朝鮮兵士数人が侵入して食料を奪い、中国側の国境警備部隊に銃撃される事件があったことがわかった。「北朝鮮の地方で一時的に食料事情が悪化している」という見方も出ている。

     国境警備部隊関連筋によると、事件は8月上旬の夜、万里の長城の東端とされる観光地「虎山長城」付近で起きた。銃を持った数人の北朝鮮兵士が国境を流れる鴨緑江を渡って丹東側に侵入。民家のロバを殺して刃物で解体し、肉だけを持って逃走したという。追跡した中国側の国境警備部隊が銃撃を加えたが、射殺されたかは不明だ。

     現場近くの住民は「地元の警察から北朝鮮の兵士が侵入してきたと聞いた。よほど空腹だったのだろう」と話した。

     北朝鮮の食料事情は近年好転しているとされ、丹東と橋で結ばれた新義州は中朝貿易の主要ルート上にあり比較的豊かとされる。しかし中朝間を頻繁に往来する中朝関係筋は、北朝鮮で今年6月から「200日戦闘」と呼ばれる増産運動が始まった後、地方から肉や卵などの食料が平壌に供出させられ、一時的に食料事情が悪化している地方もあると指摘。「優先的に食料が確保されるはずの兵士にも、十分に行き渡っていないのではないか」とみる。

     韓国メディアによると、中国吉林省でも先月末、中国側に侵入して略奪行為を行った北朝鮮兵士とみられる5人が中国の治安当局との間で銃撃戦となったとされる。(丹東=平賀拓哉)

    マリサ
    2016年の朝日さんの記事なんだが、中国国境沿いに武装した北朝鮮兵士が侵入、食料を奪い中国の国境警備隊が銃撃し事件を報じる記事だぜ。



    レイム
    ちょっとまって、朝日も同様の事件を報じているの?
    それでいて麻生氏の発言に噛みついたの?
    というかこの記事を見る限り、北朝鮮兵士による武装強盗が頻発しているみたいじゃない。


    マリサ
    というか、銃撃戦も何度か起きているみたいだな。
    それよりこの場合な、北云々よりも注目すべきは「自衛隊の活動範囲が広がって困るのはどこか」って事だぜ。


    レイム
    …あ、そういう事。
    歴史云々じゃなくて、今現在自衛隊の制約が減ると、日本に対して「軍事作戦の計画のある国」にとって非常に都合が悪いわね。


    マリサ
    そういう国にとって、自衛隊が明確に武装難民に対応できるようになる法整備をされると非常に都合が悪いわけだ。
    特に「戦時国際法上グレーゾーンの海上民兵」を大量に抱えている国とかな。


    レイム
    なるほどね。

    今回のまとめ

    ・実際には朝鮮総連に不都合な報道は十分可能
    ・マスコミの北朝鮮報道は婉曲的な擁護や支援が多い
    ・朝日新聞はいつも通り



    レイム
    こうしてみると、表面的に北朝鮮に批判的な記事を掲載したからと、それで北朝鮮擁護をしていないわけではないってことがよくわかるわね。


    マリサ
    そうだぜ。
    調べてみた限りでは、そもそも「総連の圧力があるから」という主張自体が今は「言い訳」でしかない可能性が高く、自発的に擁護しているように見えるしな。


    レイム
    それと、今回最後の件は北朝鮮あまり関係ないんじゃない?


    マリサ
    北にも事実上の武装民兵はいるし、日本海での密猟は北朝鮮軍が関わっているし、実際に中国国境で武装難民が暴れているのも事実だから、無関係なわけじゃないぜ。
    クマのプーさん弾圧国の方が重要度は高いってだけでな。


    レイム
    なるほどね。


    マリサ
    そんなわけで今回の本編はここで終わるぜ。


    レイム マリサ
    ご視聴ありがとうございました。


    大口
    おつかれ~


    大口
    今回予想外に長くなりすぎたのでおまけはないよ。


    レイム マリサ 大口
    またらいしゅ~



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