韓国の事例で学ぶ、詭弁のテクニックと対処法
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韓国の事例で学ぶ、詭弁のテクニックと対処法

2014-05-17 22:25
  • 45


さて、今回は韓国関連で非常に良く使われる詭弁の論法についていくつか解説していくこととなります。
ただし、詭弁の論法と言っても無数にありここで全てを紹介するのはとても無理なので、個人的に「韓国関連で良く使われるな」と感じた詭弁3種を紹介することとします。


1:チェリーピッキング
チェリーピッキングとは、以前ソメイヨシノの韓国起源説の事を書いたときにも少し取り上げましたが、複数の情報元の中から自身に都合のいいもののみを取り上げ或いは更にそこから部分的に改変し、内容を再構築して本来の意味とは全く別の内容にしてしまう詭弁です。
語源はさくらんぼの熟した部分のみをより分ける、或いは抓み食いする行為から。


韓国関連ではこの詭弁はどのように使われているのでしょうか。
たとえば日韓の多くのメディアなどでは、嫌韓についてあたかも在特会やそれに順ずる組織が全てであり、皆ただの排外主義者であるかのように書いているわけですが、これは事実でしょうか?
嫌韓は全て在特会や在特会の支持者或いはそれに順ずる組織やその支持者のみであるかどうかといえば、明らかに違います。
勿論方向性や批判の理由も人それぞれ違います。


にも拘らず、彼らは数多くの嫌韓の中から、在特会のような団体のみを抽出し、「だから嫌韓はだめなのだ」とやっています。
これが複数の情報の中から自説に都合のいいもののみを選び出し印象操作するチェリーピッキングの典型例です。


韓国人や韓国擁護の人々は、韓国批判に対して「一部の例を全体に当てはめて差別している」とよくやるわけですが、まさに彼ら自身がそれをやっているわけですね。


またこういったものだけでなく、例えば日本海呼称問題でも韓国人や韓国政府はチェリーピッキングを行っています。
ど ういう事かというと、韓国政府の主張では「元々は東海という名称が一般的だった」としており、その根拠として中世欧州の地図の調査結果を提示しているので すが、実は韓国政府、18世紀後半までの日本海、東洋海、朝鮮海、東海という名称が混在した多数の地図の中から、「日本海以外の名称」を全て東海とカウン トし、そう主張していた事が発覚しています。
(ちなみに、18世紀後半からは欧州の地図は日本海に統一されていったので、韓国のこの調査には含まれていません)


このように、ソース元の情報から自身に都合のいい情報のみを抽出し印象を変えてしまう行為は、ここで挙げた例以外でも韓国関連では非常に良く使われます、対処法としては単純にソース元を調べるしかないので、特に手間と時間のかかる詭弁です。


2:ストローマン
ストローマンとは、相手の言っていないことをあたかもそう言ったかのように歪めたり、問題の原因を自説に都合のいい実体とかけ離れた解釈に歪めたり、更にその歪められた説や言論を「論破」してみせて、あたかも自分たちの意見が正しいかのように印象操作する詭弁の論法です。
語源は歪められ仕立て上げられた都合の良い架空の言葉や説を藁人形(ストローマン)に見立てたことから。


これは「ネトウヨ論争」を見れば一目瞭然でしょう。
嫌韓は嫌韓をする者の内面的な問題を韓国批判に摩り替えているだけとか、自身の不満を韓国にぶつけているだけとか、嫌韓メディアの論調に踊らされているだけとか、メディアなど多くの人達がそう「分析」しているわけですが、それは事実でしょうか?


これを証明するのは簡単です。
嫌韓になった人達が問題としている事は、たんなる不満の代替物でしかない取るに足らない問題かどうか、そこを見てみればいいわけです。
嫌った原因は様々でしょうが、たとえばこのブログでも何度も問題として取り上げた韓国人の自民族中心主義や極端な民族主義、その発露としての韓国起源説、これは取るに足らない問題で、不満の矛先としての「いいわけ」にしかならないような問題でしょうか?


当たり前の事ですが、こういった自民族中心主義や民族主義は一般的な日本人は嫌悪感を感じます、それは子供の頃からそう教えられてきたからですから、これが日本人の一般的な価値観という事となります。
「一般的な日本人は自民族中心主義や極端な民族主義を嫌う」に異論を挟む人は早々いないでしょう。


そしてこれも以前にも書きましたが、日本人が反日と認識しているものの中には、実は韓国人の自民族中心主義を反日と認識している物や、自民族中心主義を土台とし、その最終的な結果として反日として発露しているものが多数あります。
つまり、自民族中心主義という定義を知らなくとも、結果的に韓国人の行いの中の自民族中心主義を嫌っているという事実に変わりは無いわけです。
これが嫌韓と呼ばれる現象の大本です。


勿論、日本人の中にも韓国人の自民族中心主義や民族主義を取るに足らないことと感じている人はいるでしょうが、それは日本では極々少数派です。
「内 面的な問題を韓国にぶつけているだけ」という彼らの主張は、「日本人は自民族中心主義や極端な民族主義を嫌わない」という大前提が必要となり、現実の日本 人の価値観とは大きくかけ離れている事になります、そのかけ離れた原因(藁人形)を叩いている彼らはストローマンという詭弁を行っているというわけです。


3:相対化の詭弁
最後のこれなのですが、最初に書かせてもらうとこんな定義は一般的に存在していません。
ではこれは何なのかというと、私自身が韓国関連でこういった詭弁の論法を良く見かけるのですが、詭弁の定義としてこれに当てはまるしっくりくるものがなかったので、便宜上個人的にそう呼んでいるだけです。
強いて言えば「論点逸らし」に近いですが。

※2014年5月19日訂正
ご指摘の通りこれは「燻製ニシンの虚偽」と呼ばれる詭弁です。
参照リンク
http://www.globis.jp/1530?print=true


これはどういうものかといえば、例えばある人物がAという人や事柄を支持し、それと相対するBという人や事柄と対立していたとします。
しかし、Aという人や事柄に問題が発生し批判が集まりAを擁護できない場合、「でもBにもこんな問題がある」と相対化し、Aの批判よりBの問題の方が重大だと論点を変えたり、或いはどちらも同じ事だと「どっちもどっち論」に話を持って行って問題を打ち消そうとする詭弁です。


そしてこの相対化された「相手の問題」は、大抵の場合そもそも比較されるべき同じ前提が存在しなかったり、或いは「それはそれ、これはこれ」と双方を個別の問題として別々に議論するべき問題だったりと、本来は相対化すべき事柄ですらありません。
日本人の考える反日と韓国人の考える反日は違う」のコメント欄でもいくつかこの詭弁が使われていましたね、そういう事です。


この相対化の詭弁の代表例は「『旭日旗問題』に見る韓国人独特の考え方」で取り上げた旭日旗問題でしょう。
リ ンク先に詳しく書いてありますが、この問題の大本の原因は韓国のサッカー代表選手による日本人蔑視パフォーマンスや竹島問題に関連した政治パフォーマンス に批判が出て問題化した事に始まり、韓国人達が「旭日旗が会場にあった、こっちを問題にするならあっちも問題にしろ」と、本来前提の全く異なる出来事を強 引に相対化したのが始まりです。


また嫌韓と反日を相対化する「どっちもどっち論」にしても、韓国人が嫌われる問題の多くは自民族中心主義に起因しているのですから、どっちもどっちという事は「自民族中心主義と自民族中心主義を嫌う行為は同じだ」という事になってしまいます。


これは日韓双方の「嫌う」という行為のみにスポットを当てているからこういった論調になるわけですが、複数の要素の中から少しでも「共通する要素」があればそれで相違点を無視して同じというのなら、極論を書けば「消防士と放火犯はどちらも“火事”に関係しているのだから同じだ」という奇妙な理屈が成り立ってしまうわけです。


勿論、嫌韓の人の中にも問題のある言動をする人はいますが、それは発露の方法が間違っているのであって、多くの場合問題提起そのものがおかしいわけではありません。
それはそれ、これはこれ、同列に扱うべきではない別個の問題であり、双方に問題があるからと打ち消せるものでも、だから「嫌韓が悪い」という結論になるものでもありません。



最後に、この内容に関して異論や反論のある人もいるでしょう。
そういった意見そのものに対して、私は頭から全否定するつもりはありません。(当然条件は付けますが)
ただし、私が何を問題としてこういった事を書いているのか、そこを双方の共通認識として持てなければそれはただの不毛な水掛け論にしかなりません。
まずは以下のリンクを読み、「私が何を問題としているのか」という事を把握したうえで反論してください。


韓国は『反日』だから問題なのか?その辺りを解説してみる
日本の多文化主義と韓国人
「ネットの情報に惑わされず本当の韓国を見よう」と言っている人達が本当の韓国を見ていない件
韓国擁護・嫌韓批判の言葉は多くの場合まるで実体が伴っていない



そのうえで、「いや、それでもお前の書いていることは韓国人の反日と同じだ」とか「お前のやっている事は一部の例を全体に当てはめているだけだ」とか「指摘している詭弁をお前もやっているだけだ」というのならば、客観性のある具体的根拠を挙げてください、当たり前の事ですがそれが最低条件です。


追記
ご指摘いただいた韓国人の自民族中心主義の特殊性に関してなのですが、意図してソースを集めていなかったので少々時間がかかりますが、いずれそのテーマで一つ書きます。
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他35件のコメントを表示
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日本の外務省がちゃんと反論しないのが悪い。
奴らは本当に日本の機関なのか??
71ヶ月前
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落ち着いて考え直してみれば「何言ってるんだこいつ?」と思いたくなるような詭弁のテクニック。
その場でこういう反論が出来ればいいなぁ、と常々思います。
韓国が~とか関係なく、こういう詭弁を振りかざす人が身近にいるのでとても勉強になりました。
71ヶ月前
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意識下で持っていた感情を文章化出来てるのは良いですね。
他人に諭すときに使わせていただきます。
71ヶ月前
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でも相手がまともな人間の場合これ使うと離れていくよね?w

負けを認めない限り負けではないが周囲に誰もいなくなるっていうのが
今の韓国だよなぁ
71ヶ月前
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「どっちもどっち」というのはあくまで煮詰まりきってない議論に対して第三者が見捨てるときのセリフだよなあ・・・
あの国との一切合財は片っ方の鼻息の荒さに反して伸びたそうめんみたいに歯切れの悪い平行線しかたどってない
それはそれとして、心のもやもやをうまく文章化してくれてほんとに助かってます
71ヶ月前
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韓国がやっているのは情報戦。
一定の目標に到達できればどんな行為をやったかは既成事実の前に役に立たなくなったりする。
たとえば、日本の有力者や企業が韓国に依存しないといけない状況を作られたら韓国がやった事は埋没させる事ができる。
現に橋下徹がやった反論は政治的に埋没されている状況だ。
このままだと韓国は物理的に勝つ、韓国はそうなる事を目標として努力しているのだからね。
71ヶ月前
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>>25
私も「自民族中心主義~」に違和感あったんですけど、23コメの方とは違う感じです。
本題とは全然違うんですけどねw
彼らは自民族中心主義だけど、それ以上に利己主義だと思うんです。
セウォル号の事件見ると分かり易いですが、船長と船員真っ先に逃げちゃってますねw自民族中心主義だと、誇り高き朝鮮民族の前途ある若者達を一人でも多く救う為に最後まで残るでしょwその後も官民共催の利己的な責任逃れ祭りw
記事主さんの言う通り、「民族の誇り」ってのが対他民族でしか発揮されないですよね。そもそも同じ民族同士で戦争してるし、韓国だけ見ても国内の凶悪犯罪件数凄いですもんね。
なので、彼らは基本利己主義だけど、対外的には自民族中心主義的な側面が表出するんじゃないかなと
71ヶ月前
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 面白く読ませてもらいました。分かりやすい名前をつけると覚えやすいですね。
 私の理解をメモ代わりに書かせてもらいます。
<チェリーピッキング>
 全ての要素を、一部の要素にすりかえる詭弁。
<ストローマン>
 存在する要素を、存在しない要素にすりかえる詭弁。
<燻製ニシンの虚偽>
 因果関係のある要素を、因果関係のない要素にすりかえる詭弁。
71ヶ月前
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>48さんのまとめもわかりやすいですね~
63ヶ月前
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日本の方が正しくても、国際社会がそれを良しとするかは解らない。
ロビー活動の質量、利害関係、日韓それぞれの出身者がその国でやっている事。
そういった点も含めて、日韓以外の第3者が勝負を決めるのではないでしょうか。

韓国人の主張している事を理解して、知識を増やせば増やす程、日本人としての反論は可能になって来ますが
日本人のまともな主張は日本人や日本に移住して日本人として暮らしたいという第3国の人でなければ
はっきり言ってどうでもいい事でしょう。

という心配が出たが、当の自分たちとしては反論をするしかないと思います。
22ヶ月前
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