姉と私と用水路と
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姉と私と用水路と

2014-11-10 23:49
    子供の時は、何かといろんな場所へとで歩きたくなる時期であります。
    特に、「行ってはいけない」、「入ってはいけない」・・・そういうところにも
    敢えていきたがるのも、好奇心の強い子供の性です。
    小さい頃、私も姉と共にちょっと危ない場所にもいったりしました。

    家の裏側に、用水路があります。堀がやや深く入ったような、
    私たちが行ったのは、コンクリートで固められた用水路でした。
    上から見ると「=」、用水路の底から見ると、角ばったUの字状の堀が
    奥へ伸びている感じの。深さは2m前後と、そこまで深いわけではありません。
    おまけに、この日はよく晴れていて、水も余り溜まっていない状況でした。

    当時の私たちは、この用水路の端っこを、綱渡りのような感覚で歩いていました。
    高低差がある所の高い所を歩く時って、下の風景が見えて、ちょっとしたドキドキ感を
    味わえるんですよね。それもあって、姉弟楽しくやっていたわけですが・・・。

    結果だけをいいますと、私は用水路へ転落しました。
    幸い水があまりない場所に落ちたので、溺れるような事態にはなりませんでしたが、
    予想外の事が起きた私は、激しくパニック。ひっくり返った亀のようなポーズで、
    その亀が行いそうな手足バタバタを繰り返し、しきりに
    「手!手!!ぇ!!!」と叫んでいました。
    おそらく、引き上げてほしかったのでしょうね。

    なんとか無事に引き上げられたのですが、用水路から脱出した時、
    私の左足の内側が、太ももからふくらはぎにかけて、
    まるで猫にでも引っかかれたかのような傷跡が走っていました。
    (おそらく落下した時に、堀に引っかかったのでしょう)
    しかし、これほどの傷を負いながら、痛みはほとんど感じませんでした。
    興奮状態が収まっていなかったのでしょうか。

    この一連の事故が原因で、しばらく一人で危ない場所には行けなくなりました。
    「好奇心は猫をも殺す」という言葉は、伊達ではありませんね。
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