大阪都構想の住民投票に見る世論について考える
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大阪都構想の住民投票に見る世論について考える

2015-05-18 21:19
    唐突にブロマガなんてものを始めてみる。

    元々ブログでやってたことだけどすっかり放置してるし、今更ブログを唐突に再開させるのもなんだかなぁ・・・って感じだったんでw


    ということで要は「おっさんの戯言」というやつです。
    適当にお付き合いください。




    さて、この記事を書いた前日、2015年5月17日
    大阪市では「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行われた。

    結果はすでに周知のとおり、「反対多数により否決」となった。

    しかし、この住民投票、結果を見る限りは反対多数となったが、詳細を見る限り
    「まさに大阪を二分する」結果となった

    大阪市選管の発表だと、賛成:69万4844票、反対:70万5585票となっている。
    つまり、反対が多数を占めたとはいえ、その差はわずか1万票程度の僅差であり、ほぼ意見は拮抗していたという事になる。

    実際、開票速報を見ていても、数分おきに反対と賛成の優勢がころころ変わるようなレベルであり、国政選挙や地方選挙ではありえない傾向だった。

    また、一部では大阪市の南北で賛否がくっきり別れていた(北部は賛成、南部は反対)という情報もあれば、各区で完全に意見が拮抗していたという話もあり、その真偽はともかく、大阪都構想というものが完全に意見が分かれていたというのが判る。

    で、いろいろ憶測が飛んでいるが、今回の結果に大きく関わっていたのではないかというのが、年齢別の賛否というもの。

    特に目立ったのが、高齢層の反対票(70歳台が7割近く反対に回ったという話もある)


    要するに、「20年、30年先の事は自分には関係ないから余計なことをするな」という高齢者の意見があったのではないか、という事

    現在の高齢者へ優遇措置が都構想実現によって直ちになくなってしまうのではないか?
    将来、住みやすい状況になるとしてもそれは数十年先、自分たちには関係ない
    それならば今の優遇されてる制度をそのまま残せ。都構想なんて以ての外!

    こういう意見が高齢層の反対意見を押し上げたのではないかという話もある

    実際、ニュースの街頭インタビューを見ても、否定的な意見をしていたのは概ね高齢層であった気がする。

    もちろん、これは反対派の「優遇措置がなくなる」といった呼びかけが大きいと思われる。


    しかし、逆に考えると、若年、中高年層は都構想に期待をしていたのではないか


    それが66.83%という高い投票率(それでも3割強は投票いってないのかよ・・・)であり、拮抗した結果だと思われる。


    反対派はこの結果をしっかりと肝に銘じないといけないと思う。

    「橋下憎し」前提で反対を押してきた感じが強い反対派の動向だが、結果としてこういう結果が出たのである

    いかに市民が「今の大阪市ではアカン!」と考えているのがよく判ったのではないだろうか
    大阪市を存続させるとはいえ、改革は今以上に進めないと市民の反感を受けてしまうだろう。
    今回の結果がそれを物語っている。




    しかし、今回の結果がこれだけ拮抗した原因は何だったのだろうか?

    自分としては、「情報が少なすぎた」のと「時期尚早すぎた」のではないかと思っている。

    今回の住民投票、大阪市議会の内部でも紆余曲折が多すぎた。
    賛成派の維新の会と反対派の自民等の各会派の意見の集約が全く進まないまま、唐突に住民投票へ移行した感がある。

    結果的に、賛成派と反対派の意見が全く食い違ってしまい、どっちの意見を信じればいいのか全くわからない状態での住民投票となったのである。

    そうなってしまうと、「変革に期待したい派」と「現状を守りたい派」で意見が完全に分かれてしまう。

    今回は「現状を守りたい派」が多くなった(特に高齢層)だけであるという事である。



    これがもっと市議会の中でも意見をちゃんと集約していればどうなったのか?

    たぶん、こういう拮抗した結果にはならなかったのではないかと思う。


    自分としては、もっと議論を重ね、都構想を実現させた結果がどうなるかという事を、賛成派とか反対派の意見ではなく中立的な結果論を伝えるべきだと思った。

    今回は、結果的に賛成派と反対派の意見の食い違いが多すぎて、実現したときの実際のビジョンや、利点、欠点が全く示されていなかったと思う。


    だから、「時期尚早すぎた」のではないかと思うのである。

    よく聞く意見として、「改革は賛成だけど、今の状態ではどっちとも言えない」というのが多かった気がする。

    つまり、ビジョンが見えなかったから明確に賛成、反対が言えないのだ。

    これがもっとビジョンが見えていたらはっきりと意見が言えるのではないか。


    自分としては、もっと議会内で明確なビジョン(利点、欠点含む)を明示して、その上での住民投票の実施というのが良かったのではないかと思う。



    とりあえず、今回の都構想議論はこれで終結した形となった。

    しかし、今回の結果を賛成派、反対派それぞれが厳粛に受け止め、よりよい大阪市にしてもらいたいものである。









    ちなみに、こんだけ書いてるけどわしの意見がないぞ!と思われた方・・・・・



    わし、大阪市民ちゃうから参加でけんかったんやw

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