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杉作J太郎責任編集
現代芸術マガジン#258
2014年2月22日号
Saturday Night GGM

 

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《目次》

《01》人生の並木道
『幻の男たち』第百八回
劔樹人

《02》瀬戸内慕情
しまなみ海道、叙情数え唄~因島編
Vol.35
文と写真/キャタピラ渚

《03》燃えよギャンブル
100万円ハンター勝負馬券!
第四十九回「第31回フェブラリーG1」
文と予想/上田馬五狼

《04》連載小説総集篇
応答せよ巨大ロボット、ジェノバ!絶望無双篇
第二章総集篇第四回
杉作J太郎

《05》編集後記
杉作J太郎のティータイム


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《01》人生の並木道
『幻の男たち』第百八回
劔樹人


それは冬の寒い日の夜、スケベなYくんは家路を急いでいた。
それはなぜなら、おしっこがしたかったのである。
だがしかし、Yくんもいい大人である。
多少の尿意は我慢できるし、適当に道でしてしまおうとは思わなかった。
とはいえ、その日はとりわけ寒かったこともあり、催しの危険度は思ったよりも速いペースで加速していたのだった。