ニュトーイさん のコメント

素晴らしい宣言です。
ここにMADや音MADがあったことが後の世にも知られるような記録が残ってゆくよう願っております。

とりあえず、山本弘の本はまだ持ってなかったのでポチりました。
No.1
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 動画共有サイトが普及して以降,数多くのMAD動画が制作され,そして消えていった.著作権を侵害するアングラカルチャーであるがゆえに,その存在と存続は極めて不安定である.権利者による一連の大量削除事件,ホモコースト,エアコーストなどは記憶に新しい.加えてダウンロード禁止法の施行により,MAD動画をダウンロードして保存することさえも難しくなった.広く人類文化の歴史を顧みれば,調査記録がなされる前に作品および関連情報が消失あるいは散逸し,詳細な研究が困難になることは少なくない.  現在MAD動画は様々なジャンルに多様化し,ネット上で一大文化圏を築いている.例えば「真夏の夜の淫夢」のように他のネット文化やサブカルチャーに大きな影響力を持つジャンルが存在するにもかかわらず,それらに対する一般的認知度は決して高くない.MAD動画の制作,投稿は多くの場合犯罪でありタブー視されていることが,研究の遅れを助長しているのだろうか.もっともVOCALOIDでさえ,学術的研究対象として取り上げられたのは近年になってからで,それは必ずしもMAD界だけの問題ではないのかもしれない.いずれにせよWeb媒体での情報は常に不安定であり,作品,作者,ジャンルの推移,事件などの記憶はすぐに風化してしまう.その都度記録し,研究資料として残すことが急務である.  問題が山積するMAD界の情報を少しでも明文化し,後世に残すべく,ここに「MAD動画文化研究宣言」をするものである.  以下に紙媒体でMAD文化について紹介しているものをいくつか参考文献として挙げる.この他にも存在するが,情報は断片的である.そもそもMADや音MADの定義,その系譜自体も曖昧であり,動画作者や時代によってその解釈が異なる.詳細な定義や理論体系化が必要だろう. (2014年1月1日:S-Atomaria) 参考文献 高比良公成(編),2008.「ニコニコ動画を200%楽しむ本」アスペクト. 高比良公成(編),2008.「MAD動画マニアックス なんぞ、これ!?爆笑・衝撃のMAD動画大集結」アスペクト. 松嶺雅仁(編),2011.「ニコニコ動画ファンブック Vol.1」普遊社. 山本弘,2002.マッド・テープのすすめ.「山本弘のハマリもの」pp.83-91.洋泉社. 山本弘,2008.素晴らしきMADソングの世界.「トンデモ音楽の世界」pp.7-29.小学館クリエイティブ.