今後登場するぱちんこの新台で、次郎がもっとも注目しているのは「ぱちんこCR北斗の拳7」…ではなく、「CRぱちんこ必殺仕事人V」…でもなく、牙狼……でもありません。

 ようやく検定を通過した、大都の「CR吉宗4」です。

 皆さんご存知のように、ぱちんこ・パチスロの業界というのは、いつ大手メーカーの入れ替えが起こっても不思議ではない世界。
 昨年は京楽がまさかの失墜を味わい、今年に入ってからじわりじわりと巻き返しをかけていることは気付かれているでしょう。
 その中で、とんでもない筐体を携えて登場する仕事人V……注目といえば当然注目なんですが、この業界ではその“逆”も有り得ます。

 なんてことのないメーカーだったSansei R&Dがトップメーカーに躍り出たのは、間違いなく牙狼がキッカケ。
 牙狼のヒットは……そう、スペックがキッカケですよね。
 どこのメーカーにも下克上のチャンスが転がっているというのは、とても面白いなと思います。

 そこで、今回の吉宗4です。
 もしこれがコケたら、大都がぱちんこの事業を縮小するというウワサまで出ています。
 そして、それだけ攻めたスペックになっており、何度も何度も検定試験を落ちたと聞いています。

 どうやらスロットの吉宗を意識した1G連を主体としたゲーム性になっているようです。
 つまり、「特殊スペック」と言えますね。

 現行、もっとも攻めたスペックに仕上がっていると思われるのは京楽の「CRぱちんこテラフォーマーズ」で、おそらく牙狼の新作もこのスペックに倣って登場するのではないかと言われています。

 しかし、ぱちんこファンに印象として残るのは、やはり大連チャンですよね。
 2400発の出玉ももちろん魅力ですが、データランプに多く刻まれる連チャンはいつ見てもワクワクするものです。

 おそらく吉宗4は連チャンに特化した特殊スペックを突いてきているんじゃないかと思います。
 牙狼がヒットした頃となんだか印象がかぶりますね……
 そこまで大都が力を入れている台なのであれば、ブームを巻き起こす可能性も充分あるんじゃないかと思います。


 その後で仕事人Vですね。こちらは大ヒット中の「CRぱちんこGANTZ」をより甘くした、ループタイプの小当たりラッシュ機とウワサされています。
 メジャーになったとはいえ、こちらも特殊スペック。

 いったい時代を制するのはどのメーカーのどの機種になるのでしょうか。
 今から楽しみにしている次郎です。


 というわけで今週はこの辺で。
 それではまた来週お会いしましょう。