先週、ぱちんこに関する規制の話が業界で流れ、
対応に追われているメーカーが多いようですが、詳細については話せるときが来たらお話ししようかと思います。
 とにかく、ギリギリで申請を通すメーカーが多くなりそう……ってことは、それだけ“ヤバい規制”ってことですね。
 封入式も噂に上がってきていますし、来年あたりはカオスになりそうですなぁ。


 さて、そんな中気になるニュースといえば、小当たりラッシュという独自の方向性を前面に押し出してきている京楽の新台のニュースです。

 特に、昨年からいつ出るかいつ出るかと言われてきた「CR魔法少女まどか☆マギカ」がついに検定を通過しましたね。

 こちらは、小当たりラッシュを押し出したGANTZや仕事人Vとはまた異なる方向性のようです。

 ミドルタイプの一種二種混合系のスペックで、近いスペックは「CRハチワンダイバー」ですね。

 大当たり後は電サポが1回か6回(まれに100回)に振り分けられ、その間に7分の1の小当たりを引ければ実質大当たり、ラッシュ突入となります。

 ラッシュ突入後は毎回電サポが6回、16R後は100回付くため、実質的な継続率は80%近いというスペックですね。

 電サポ1回で7分の1…というと厳しく感じるかもしれませんが、その間に電チュー入賞させた分を合わせると5回転以内に7分の1を引けばOK、ということですね。
 こちらの実質突破率は50%に満たない程度になりそうですが、ラッシュに突入すれば、連チャン率はここ最近の機種ではトップクラスになります。吉宗クラスの連チャン率がありますね!


 しかしここ最近気になるのは、どこのホールも回してくれないってことですね。
 新台のひぐらし、吉宗、北斗7……色々と打ってみるも、あからさまに締めているところが多いです。
 この先、牙狼も買わなければならず、お盆商戦に向けた新台が続々と導入されるためだとは思いますが、いくらなんでもやりすぎ! って言いたくなるようなところが多い。

 旧内規を締めるならわかるんですよ。
 新内規を締めてどうすんですかね。ただでさえ連チャン率が落ちて、2連3連でガッカリやめていく遊技者が多いのに、そこでストレスを与えてしまったら、今後の業界に影響するってことをわかっていないホールが多すぎますよね。

 新内規はスペック上、回せるはずなんです。出玉率も1000円20回転まわっても92~93%って台も多い。
 なのに10回転前後なんて、とんでもない回収釘にしているホールは、必死に回収しなければいけない台所事情なのか知らんですけど、業界にとって迷惑でしかありませんよ……

 回収するなら、残された北斗無双なんかで回収するのが、今業界でやるべきことなんじゃないかと。回んなくても、北斗無双なんて出るときゃ出ちゃいますから。

 さらにここへ来て規制も入ってくるわけです。つまり、今65%継続の台が旧内規という扱いになる。その台に、遊技者には良い思いを持ってもらうのが優先事項だと。
 そこまで考えてるホールって、そんなにもないもんですかね?
 生き残るためには、もっと先のことを考えて欲しいもんです。

 ……と、負けに負けてる次郎の単なるボヤキでございやす。
 勝ってたらボヤキません! ハイ!
 ああ、なんて欲望に素直なんでしょ!


 というわけで今週はこの辺で。
 それではまた来週お会いしましょう。