そう、確変上限、65%の撤廃であります。
これにより、ダンバインや009のような90%超の確変なんてのも可能になるわけです。
新内規の設置は来年の2月からということで、意外と早いな! ってのが率直な感想です。
もともとこの話はあったので、すぐに確変率をアップしたスペック変更に対応できるような作りをしているメーカーも多く、一気に新内規の台が申請される、という可能性も高いですな。
業界にとってはとても良いニュースですし、ユーザーにとってももちろん良いニュースです。確変率がアップすれば、それだけゲーム性も広がりますからね。
最大出玉の問題も、ラウンドが10ラウンドまで、約1500発ではありますが、継続率を上げれば、ぶっちゃけ1500発が最大でも何も気にならなくなりますよね。
唯一、時間制限があるってのが問題です。
90%の確変でも、当然ダンバインや009のようなスピードを出すことができません。だらだらと小出玉が当たり続ける、そんな台が増えていくことでしょう。
さて、ですよ。もちろん業界にとっては明るい緩和なんですが……若干、なんじゃろ感がある次郎。
だって、今高稼働している「CRぱちんこ仮面ライダー フルスロットル 闇のバトルver.」や、「CRF.戦姫絶唱シンフォギア」など、人気の1種2種は継続率80%超ですから……
1種2種から見れば、たんに最大出玉が制限され、出玉スピードも制限された、劣化台にしかならないような気がするんです。
この疑問を開発の方にぶつけたところ、そのなんじゃろ感を払拭するために、1種2種というスペック自体を規制される可能性もあるとのこと。
もうね、それこそなんじゃろですよ。何やってんの、と。
もしホントに1種2種が規制されるとしたら、結局緩和とか言いつつも都合よく規制を浸透させたいだけじゃんってことですよね。
それで次郎は思いました。
もうメーカーの頭のいい開発者の方には、どんどん規則の穴をついたスペックの台を出して欲しい、と。
業界の真の敵が見えたような……そんな感覚になった今回の内規変更でありました。
というわけで最後に、今後続くかどうかわからないコーナー。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・メーシー「CRスターオーシャン4」
開発に深く携わった友人がいる1台でもあるので推し。
とにかく通常時の変動や保留が斬新ということ。スペックも発表されましたが、ライトミドルながらパンチのあるスペックで、爆発にも期待できそうです。
開発者しか知らない細かい演出の法則が多々あるそうなので、そのあたりはこのコラムでもだだ漏らししていきたいですな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。