スロットの「Re:ゼロから始める異世界生活」がモンスター稼働マシンになってますね。
 中古価格も200万円を超えるほどの人気で、ここまで話題になる機械は本当に久しぶりなんじゃないでしょうか。

 小説からアニメの流れを汲む原作ですが、そこまで話題になる作品でもありません。ということは、何がヒットの要因かと言えば、これはもう爆発力という話題性に尽きます。

 純増8枚という気持ち良さは本当に久々の感覚ですし、初当たり確率は1/1500ととんでもなく重いものの、打ち手にとっては「自分なら当てられるかも」という淡い期待を持って実戦に臨むんですよねぇ。

 これって、「設定は低いけいど、ゴッド引きゃなんとかなる」って気持ちでゴッド系の台を打つのと感覚が似てるなって思うんですわ。

 結果それで大ハマリを食らい、とんでもなく負けて帰ってきたとしても、「当てられなかった分の確率が収束するはず」なんて理論でまた勝負しに行っちゃうんですよね。
 ようは、「最近ゴッド引いてないからそろそろ引けるはず」なんて、ゴッド打ちなら一度は言ったことがあるセリフだと思うんですが、それと同じですな。


 スロやパチのファンって、こうやって勝手に良い方向に思考を働かせるってのがあると思うわけで。

 パチンコでも、次郎こないだアクエリオンWの最終決戦バージョンで20連したんですが、もう3ラウンドの嵐で1万発くらいしか出てないわけですよ。
 でも、他の人から見れば、履歴で20連してるわけで、「こりゃとんでもなく出る台なんだな……」なんて思うわけです。
 本当は、2400発搭載機の5連分くらいしか出てないんですが。

 なんとなく王将系の一発台が座ってすぐに当たりそうな気がしたり、1種2種の最終決戦を突破できそうな気がしたり、そうやって勘違い、思い込みをしながら打ち手は打ってるっていうのは、高稼働のカギを握るような気がしますね。
 予想以上の稼働をしたエルドラなんかも、その最たる例のような気がします。

 でも実際、そうやって勝手に思い込んで、思い通りになることがあるからやめらんねーんすよっていうね。
 次郎はこれからも勝手に思い込んで、勝手に良い方向の妄想をしながら打っていきますよっと。だって、そっちのほうが楽しいもん。


■次郎の色んな意味で注目の一台
・メーシー「Pアナザーゴッドハーデス2」

 前作は一発目のハーデスでお偉いさんたちを怒らせてしまったユニバですが、2作目はどうなんでしょうか。
 継続率上限も撤廃されたことですし、スペック面では、ゴッドを名乗るのであれば勝負して欲しいところですけどね。


 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。