先日発表された「Pスーパー海物語IN沖縄5」、どうやら遊タイムが搭載されていないようですな。
 次郎はこのコラムでさんざん書いていますが、遊タイム狙いのハイエナってのがだいぶ目立つようになってきている気がします。とくに海シリーズになんて、常連の年配方に混じって遊タイム狙いの若者たちがうろついてるのなんて、見ていて気持ちの良い光景ではありません。
 
 このスーパー海に遊タイムが搭載されていないってのは、もしかするとホール側からの苦情や意見があったのかもしれませんね。海シリーズについている常連さんを大事にするためでもありますから。
 苦労して回した台をハイエナされて、遊タイム発動されたなんて、そんなホールで海を打とうなんて思わなくなっちゃう人もいてもおかしくないっすわ。
 
 そんなこんなで、海シリーズに遊タイムを搭載しないってのは大賛成なんですが、それは海シリーズに限ったことではなくなる可能性も出てきています。
 
 先日、某メーカーの開発者の方とお話ししたとき、今作っている台……まあ、2~3年後に出る台は遊タイムが搭載されているものと、そうでないもの両方の可能性を考えて作っている、というお話をされていました。
 
 スロットの4号機時代、ゾーンや天井狙いで稼ぎ、ニート化する若者が増えて大幅な規制が入り5号機の時代に移った過去も踏まえて遊タイムへの規制が入るか、またはホール側の意見を踏まえてメーカー側が自主規制するのかはわかりませんが、遊タイムがなくなるってことも考えながらすでにメーカーが動いている、というわけですな。
 
 遊タイムを搭載しているってことはその分出玉率が若干落ちているわけだし、そこを限界まで出玉性能に振り切った台を出してくれるんであれば、次郎はそっちのがいい気がします。
 次郎も遊タイム狙いの立ち回りってのをしたりはしましたが、まったくと言っていいほど良い結果はついてこなかった……けっこうネットのブログではそれで勝ってるなんて書いてる記事を見たりしますが、ほんとかね? なんて眉唾で見てたりしますわ。
 オカルトですけど、やっぱ天井までハマるような台は調子悪い台なんすよ。そこからラッシュなんて入っても即抜け上等みたいな出玉しかついてこないことがほとんどでしたわ。(次郎のヒキが弱いのもある)
 
 とにかくまあ、パチンコってのはスロットと違って、設定とか考えずに好きな台を打ち、パッと座ってパッと当たることがあるっていうのが良いとこだったと思うんです。
 ゲーム数とか見ながらそわそわして打つってのがどうにも気持ち悪くて、次郎的には遊タイムは廃止してくれて大いにけっこう、なんて思ってるんですが、皆さまはいかがでしょうかね。
 そうやって打つのはスロットだけで十分なんですが、6号機があのざまじゃ仕方ないのかな……6号機のせいでハイエナが増えてるってのもあるのでしょうが。
 
 まだまだ今後どうなるかは言い切れない部分はありますが、早くも遊タイムって存在が危ぶまれてるというお話でございました。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・Sammy「P甲鉄城のカバネリ」
 
 サミーから規則緩和後の小当たりラッシュタイプで登場する模様。
 ガンツとぶつかる形になりますが、こちらは高継続タイプの模様。高継続の小当たりラッシュがどう受け入れられるかってのにも注目したい。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。