パチランブログ
東京都や大阪府ではもう何度目になるでしょう、緊急事態宣言が発令されまして、今回はパチンコ店もその対象に入ってくるようですな。
1000平方メートル以上の店舗が休業要請の対象ということ。パチンコ店の規模で言えばおおよそ400台クラスのお店が1000平方メートル以上にあたるようで、となれば地域密着の小さな店舗以外ほとんどのお店が対象になってくるんでしょうかね。
ゴールデンウイークでの人手を見据えた休業要請ではありますが、ゴールデンウイークといえば、まあどの娯楽施設もそうですが、パチンコ店も三大回収と言われるほど利益を計上できる期間。
パチンコの規制が緩くなり、爆発力のある台も増え、遊技人口もパチンコに限っては下げ止まり、微増し始めているこのタイミング。
しかも、ゴールデンウイークでの回収も見込んで「Pぱちんこウルトラマンタロウ2」を40~50台クラスと大量導入したホールも多くある中、果たしてどこまでのホールがこの休業要請に従うのかというのは、ひとつ大きなターニングポイントになりそう。
パチンコ店からクラスターが発生している事例もいまだになく、休業するのが正解とも言えないところが難しいとこですな。
多くの娯楽が休業となる中、空調整備されていて比較的安全なパチンコ店くらいは許してくれても……とか思ったりもしますが、個人的にはゴールデンウイークでこっぴどくやられることもなくなるもんで、負けるとわかっていても勇み足で打ちに行く次郎を強制自粛してくれるって意味ではありっちゃあり。
ただ、休業したお店はやはりその分の支出を回収せねばならんわけで、お金を出すのは我々打ち手ってのを忘れてはなりませぬ。
こういった場合には業界全体で手を取り合って協力していかなきゃいけないんですけど、よくわからんいらぬ役物ばっかり付けて台を高騰化させているメーカーには協力する気なんてサラサラないわけで、この緊急事態宣言が長引くことは、そろそろ業界の存続にも関わってくるんじゃなかろうか。
まあ、台所事情に関してはぶっちゃけメーカーのほうがお尻に火が点いてる状態なのであんまりキツくも言えないけども。
そういえば、休業要請に従った店には独自の支援金を、という話も出ているようですが、400台以上のパチンコ店となると、1日の売り上げが1000万に届くようなお店もあるわけで、飲食店に出ている数万円のような支援金じゃどうにもならんと思いませんかね。
独自の支援金……そんなんどうでもよくてね、スロット6号機のしょうもないリミットを撤廃したり、パチンコの出玉を2400発可能にしたりとか、せめて旧基準機の強制撤去を延長しますよーとか、そういった規制緩和さえしてくれりゃ業界は喜んで休業要請にも従うと思うんですけども。だれかそういう気の利いた提案してくれるようなお偉いさんはいないもんですかね。
みなさんもそう思いません?
■次郎の色んな意味で注目の一台
・DAIICHI「P犬夜叉2」
なんで一流クラスの版権で役物遊び? と思ったりもしますが、意外と面白かったあのピンボール役物。続編が出るようですが、今回は役物ですかね? それとも普通の台になってるんでしょうか? 気になりますね。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。