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廃獄ララバイの解説(再掲版)
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廃獄ララバイの解説(再掲版)

2016-11-19 02:19
    ※なんか手違いで記事を1つ消してしまっていました。コメント付けてくださっていたrikaさんごめんなさい(´;ω;`)ウッ…
    グーグルキャッシュが生きているうちに拾っておきますが、もしコメントログが残ってることに不都合があれば、仰っていただければ消します。

    廃獄ララバイ懐かしい…
    編曲してたのちょうど一年前くらいだもんね…
    解説を希望されている方がいたので一応書いてみますが…
    最近ちょっと心のゆとりがないのであんまり詳しく書く気力がないですすみません
    とはいえ、やる気が出るまで待ってたらたぶん一生書かないので、今できる全力で書きます、それでお許しを…orz
    ささっとだけ書きます…
    (僕の曲よりはもっとちゃんとした人の曲を分析した方が全然ためになると思いますが…)

    といっても、どれくらいのディープさの解説がご所望なのかわからないので難しいのですが…

    この曲は、スカボロー・フェアと似ているとニコニコ大百科で話題に?なっているようですが
    どっちもドリアン・モードというものでできているので似ています

    普通の短調:ドレ♭ミファソ♭ラ♭シド(自然的) または ドレ♭ミファソ♭ラ♮シド(和声的)
    ドリアンモード:ドレ♭ミファソ♮ラ♭シド

    という感じです。
    ドの音がスタートと考えると、ドリアン・モードは六番目の音がナチュラルですよね?
    そこが違います。

    わかりやすくCドリアンで書きましたが、実際はFドリアン(出発がfから)なので、

    普通の短調:ファソ♭ラ♭シド♭レ♭ミファ(自然的) または ファソ♭ラ♭シド♭レ♮ミファ(和声的)
    ドリアンモード:ファソ♭ラ♭シド♮レ♭ミファ
    上の楽譜は原曲(本当の原曲はFドリアンなのでこれより半音高いのですが…)の骨格ですが、8小節目でレがナチュラルになってますよね?
    ということで
    独特な感じに(スカボロー・フェアみたいな感じに)なるわけです。

    原曲譜


    では、同じ♭が3つのメジャーと何が違うのか?というと、中心になる和音が違います。
    原曲を見てみると、Fmが中心になってます。
    なぜ?と問われるとちょっと困りますが、1つは出発がFmだということと、もう1つ、フレーズの最後がCで終わっていますよね?
    これは、?mであるFmに戻るための?が欲しかったからです。
    半終止ってやつですね…
    手抜きで続き書いてないですが、この後、またFmに戻ります…。
    (ちなみに、本当だったら♭ミになるCmが来てもいいところですが、♮ミになるCが来ています。Cの方が強くFmに戻りたくなるのでこうしているのです)

    結局、ドリアンモードも、“自然的”ドリアンモードと“和声的”ドリアンモードみたいなのを考えてやればいいのかもしれません。
    ?(m)に戻るときの?番目の和音は、Vm(廃獄ララバイで考えるならCm)にはせず、?(上の例の最後のC)にすると。

    ドリアンモード:ファソ♭ラ♭シド♮レ♭ミファ(自然的) ファソ♭ラ♭シド♮レ♮ミファ(和声的?)

    これを見て、結局Fの旋律的短音階やんってなるんですけど…(^_^;)

    -------------------

    まぁ、そんな感じで、ドリアンモードの雰囲気は大体わかったということで、じゃあこれをどう変えたかっていう話ですが…

    ここからは、ちょっと音楽理論とかあんまり勉強したことないですっていう人にははなはだ不親切な内容ですが、いったいどういう解説がご所望なのかわからないので、ざざーっと書きます
    (というのも、僕自身の気力が…。不親切極まりなくて申し訳ないと思います。でも、あんまり詳しく書く心理的余裕がないのです、ごめんなさい)
    18小節から27小節までの10小節だけ…(上の原曲と対応させて)
    面倒なので、上の原曲譜に合わせます
    18=1、19=2、20=3、…、27=10
    だと思ってください。

    アレンジ譜

    1小節目は原曲だとFmですよね、で、最後の9,10小節目は原曲だとC。
    ここだけ、残すとして、後をいろいろ変えていきます。

    まず、最初の1小節目、Fm(7)→Dm7−5としてますね。
    これは、初っ端から、「この曲はFマイナーじゃなくて、Fドリアンですよー」って主張するために入れました。
    FマイナーならdがフラットになるD△7となるはずですよね?

    2小節目ですが、ここからはしばらく連想ゲームで、あんまり意味を求めるところではないのです。
    なんというか、「とりあえず、つなげられるところまで適当につなげちゃえ、えいっ!」みたいないい加減なところです。
    1小節目のラストがDm7−5だったから、次はG7だろうってな感じで、ただし、Dm7−5の−5のところ、つまり♭aはそのまま残しています。だから、G7に対して♭aのメロディーになっていますよね?(というか、原曲がそういうメロディーなんですけどね…)。
    この辺は、ジャズの和音の考え方を知らないと、ちょっと難しいんですが…。
    それでですね、G7といいつつ、ベースのgがいませんね?
    下からファ♮シ♮ミ♭ラですよね?
    でも、ベースを足せば、ソファ♮シ♮ミ♭ラでG7なんです。
    もともと、G7はFドリアンの中の和音ではなく、単に曲の途中経過で出てきてるだけの和音です。
    たとえば、バスケットボールで、「走って→シュート」ってすればいいところを、「走って→くるっとターン→シュート」ってしてもいいですよね。
    …してもいいけど、しなくてもいいですよね?(^_^;)
    そういうの、なんか味付けというか、ちょっとした余興みたいなもんですよね?
    ということで、G7は味付けみたいなものなので、さらっとでいいのです、さらっとで…。
    逆に、1小節目のFmはきちっとベースでfを弾いています。
    これは、曲の一番骨格の?mの和音だから、当然きっちり聞かせたいのです。
    聞いている人に「大事な音だよー」って言いたいときはちゃんとベース弾く必要があるし、「これはまぁ、味付けだよー」というときは、ベースなんてなくてもいいのです(あってもいいけど)。
    ちゃんと弾くと、逆に、それがすごく耳に残ってしまって違和感が生じてしまうのです。
    ベースまできちきち弾くと、「あれ? これってFドリアン(あるいは、Fマイナー)の曲なのに、なんでG7??」ってなるのです、くどいのです。
    ↑ここまでの解説のように、しつこいとくどいですよね?(^_^;) 味付けのところはあっさりでいいのです。
    で、G7の次は、C7です。これも、ベースのcを省略しています。
    Dm7−5→G7→C7の流れは、ジャズでは一番自然というか、一番手堅いというか、一番ジャズらしいけど一番安直というか…。

    3小節目ですが、ここは、A7に入っています。
    C7からA7??ってなると思いますが、これは、C7なのです。
    何を言っているかわからないかもしれませんが…。
    C7の骨格って、♮ミと♭シのトライトーンなんです。
    そして、このトライトーンを持つディミニッシュコードは、♯ド♮ミソ♭シのCdimです。
    この辺は、ものの見方、視点の変え方なんですが、C7というのは、骨格をそのまま残してベースを半音あげれば、Cdimでもよいって考えれます。
    なので、C7→C7と続けたとして…。
    後の方のC7をCdimとしてもよい…。
    さらに、Cdimの持つもう一つのトライトーンである♯ドソに注目してみましょう。
    このトライトーンを持つコードとして、A7も使えるんじゃないか?
    という発想で、C7→A7としています。
    なので、3小節目でA7なのは、2小節目のラストのC7の変形なんですね。
    ちなみに、3小節目では、1発後打ちでベースの♮aを入れています。

    4小節目ですが、これは、Fm/♭a(Fm/3rd)です。
    クラシックでいうと一転の和音?
    これは、ベースのfの省略ではなく、れっきとしたベースありの和音です。
    どこが違うの?といわれれば、うーん、音域の違いかなぁ。
    2小節目とか、3小節目の左手の伴奏は、なんか結構高いでしょう?
    だから、下の方にベースが「あるはず」なんです…。
    でも、4小節目は、一番下の音が「十分に低い」ので、これがベースなんです。
    そうですねぇ、だいたい、ヘ音記号の真ん中の線の上にある“ミ”からト音記号の真ん中の線の下の“ラ”くらい。
    このあたりにあるやつは、和音の色付けの部分です。
    そして、ヘ音記号の真ん中の線より下の音となると、どうもベースの可能性が高い…。
    それくらいの認識でとりあえずO.K.です。
    ちなみに、ト音記号の真ん中の線より上は、なんというか、本来はあんまり和音としてふくよかさがないところなんですね。
    メロディーとしては全然いいけど、和音としてはちょっと高すぎて柔らかさがないというか…。
    もちろん和音を弾くことはあるのですが、あくまで傾向でですね…。
    この辺は、倍音構造っていうのを勉強すれば、なんとなーくそうかなーってわかると思います。
    で、3小節目に戻るのですが、C7を無理やり変えたA7でしたよね?これって実はかなり不自然な和音ですよね?(Fドリアンの和音じゃないから)
    なので、C7→Fm/♭aの間に無理やり挟んだ感じなんですが、せめてもの申し訳というか言い訳というかで、ベースを滑らかにつないでいるのです。
    C7→Fmは?→?mなので、“和声的”Fドリアンっぽいコード進行なのです。なので全然あり
    G7(ベースなし)→C7(ベースなし)→A7(ベースa)→Fm/♭a(ベース♭a)みたいな感じで…。
    でも、すかさずG7にまた入ってます。
    今度はベースあり。
    この辺は、なんかもうなんとなーくです。
    感覚?
    とりあえず、4小節目でちょっと区切りっぽいからベースちゃんと入れとこうかみたいな。
    2、3小節目は途中経過だからふわふわあいまいなベースなしで行こうかみたいな。
    それと、さっき言った理由もあって、いちいち全部ベースを弾いてるとなんか全部が全部聞いて欲しいみたいになるから、遊びというか味付けのところはさらっとでいいのですよ…。

    5小節目ですが、これはかなりあいまいな感じです。
    この和音、なんなんだろう…。
    一応、本人はC7sus4のつもりです。
    でも、ベースのcは弾いてない。
    そして、原曲では、ここはFmであるはずのところです。
    だって、1小節目とメロディーの出だしが一緒ですもんね。
    繰り返しだったらFmですよね。
    そして、ファ♭シドという組み合わせは、考えようによってはFmsus4と取れなくもないです。
    sus4ってそういうところがあって、これは4度構成の和音なんですが、すごく機能があいまいになるんですよね…。
    ということで…

    6小節目ですが、これは、B7→A7ですね。
    でも、B7のサード(♮d)弾いてないですが…。
    弾いても別にいいんですけどね(^_^;)
    さっきの5小節目をFmsus4だったと思うと、f→♭bって普通に?→?で、なんというか、それなりに自然?な感じです。
    もしFマイナーなら、Bm7で♭dのはずですが、Fドリアンなので、この楽譜のようにB7でも全然あり(弾いてないけど…)…なんですが、それを利用して、またまた横道にそれちゃいます。
    7から半音下のコードに行くのは、これはこれでいわゆる裏コードなのでありなのです。
    (CメジャーでいうG7→Cの代わりにD7→Cとするあれ)
    なので、半音下のコードに行ってますが、そのまま平行移動したみたいに、Am7などではなくA7に入ってます。

    7小節目と8小節目ですが、これはなんというかあんまりうまく説明できません。
    何のコードなんでしょうねぇー、説明できる人にはできるんでしょうが、僕には…(あれ?…まぁ、後でそれっぽいのは書きますが…)
    これは、まず、一番下の音が順番に下がっていきますよね?
    ♮レド♭シ→♮ラソファ→(ソ)
    ということで、この辺がなんとなーくつながっているという感じ。
    音域的にはベースではないのですが(高すぎるから)、あえて言うならベースなんですよね。
    ベースっぽいでしょ?(たんなる感覚…)
    この辺は、なんとなーくなんですよね…。
    なんとなーくベースが省略されている。
    なんとなーくベースが高い位置に上がっている…。
    この辺の嗅ぎ分け?みたいなのは、確かに難しいです。
    偉そうに言っていますが、僕も、プロい人の曲を見てどこまで見分けれるか怪しいものです。
    で、メロディーとベース(?)の間に埋めている音ですが、これはなんかいい感じになるやつです。
    ただ、後付けですが、ちょっと傾向みたいなのはあるのです。
    二拍目は間の音(途中経過のずれの部分)だと思って無視するとして、七小節目の和音ですが。
    レ♭ミ♭ラファ→♭シ♭ミ♭ラ(♭ミ)
    これって…。
    ちょっと並べ替えると…。
    ♭シ♭ミ♭ラレファ
    これって…。
    四度構成の和音なんです…。
    ♭シ−4度→♭ミ−4度→♭ラ−(増)4度→レ−(短)3度→ファ
    こういうの、よくやるんですよ…。
    下から4度を積み上げて、一番上だけ3度にする。
    後、最初の音をぶつけて入るのもちょっとしたコツでしょうかね。
    最初♮レと♭ミでぶつけて、次にドと♭ミになって解消しますよね。
    こういうのが、いい感じなんですよねー。
    ジャズの楽譜でよく見ます…。
    8小節目も見てみましょう。
    ♮ラ♭シ♭ミレ
    ですよね。
    これって、並べ替えると
    ♭シ−4度→♭ミ−(増)4度→♮ラ−4度→♮レ
    でやっぱり四度構成…。
    しかも、三拍目で、
    ファ♭シ♭ミレ
    ってなってるから、
    ファ−4度→♭シ
    ですよね?
    という風に、4度構成は割となんかあいまいにつなげれるというか…。
    いや、たぶん研究すれば法則性はあるんだと思いますが…。
    必ずしも理論だけで作るわけでもなく、時々なんとなーくで作っているところもあります。
    まぁ、いうても素人だしねェ(^_^;)

    9、10小節目。
    ここは、原曲通りC7、つまりこの曲の?7です。
    とはいえ、9、10小節で同じコードが続くとちょっと変化がなくて飽きるので、9小節目は7度の音を隠してただのCにしています(なので、すっきりした響きになっていますよね? ここまでごちゃっとした響きが多かったから、なんか急に透明感のある感じになってません??)
    そして、10小節目では7度の♭b込みで弾き直してます。
    ちなみに、上部の和音だけ弾いて、後でベースのc(と、5度のg)を弾いていますが、いきなりc+gに入らず、全音上から入って、半音ずつ下がって入ってます。
    この辺は、ベース版の味付けですねぇ。
    ベースにフラット抜けてる…本当は、♮レ→♭レ→ドなんです…すみません…

    ちなみにちなみに11、12小節目はぱっと見ではわからないですが、原曲の通りのコード進行なんです。
    ただ、Fm→Gmのベースをちゃんと弾いてないから、わかりにくいけど…
    Gmのソ♭シレファをレファソ♭シとしているだけです。
    一番下の音のファ→ソと♭ミ→レは、ただ動かしているだけというか…。
    ちょっと説明を加えると、ファはFmのルートだし、レはGmの5thだし、けっこう動かしやすい音なんですよね、コードの中ではそこまで大事じゃないというか、わりとどうでもいい音なので…。
    (ジャズでは、ですが。3度や7度の方が重要視されます)

    さて、あえてまた6〜9小節目を振り返ってみると、ここは弱進行っぽくなっているのですよね。
    さっき言いましたが、トライトーンが半音下に行くのが、普通の裏コード的な自然な進行ですが…。
    そういう自然な進行の逆向きの動き(たとえば、C→G7→Fみたいなの)を、弱進行だと思っておけばよいです。
    コード進行という意味では、つながりが弱い、グリップ感の弱い、そんな感じ。
    キターの逆というか、コナイー(ェ…みたいな。
    6小節目にはA7のトライトーンであるソ♯ドがありますが、次の7小節目には、よくよく見ると♮レ♭ラのトライトーンがありますし、その次の8小節目には♮ラ♭ミのトライトーンがありますし、最後9小節目には♭シ♮ミのトライトーンがあります。
    つまり、ソ→♭ラ→♮ラ→♭シ&♯ド→♮レ→♭ミ→♮ミという半音の上昇というか…。
    ここで、無理やりコード進行を考えると、
    A7→B7→F7→C7??
    みたいな、弱進行ができているわけです。
    つまり…その前から考えると、
    C7sus4→A7→B7→F7→C7 = C7→[寄り道!]→C7
    つまり、ずーっとC7だったと考えることもできたりするわけです。
    とまぁ、理屈っぽいのが付きますが、作るときはそこまで考えてないです。
    この辺は感覚でした…(^_^;)

    ジャズってこんな感じで和音を変えていくのだと思っています。
    プロい人は違うーっておっしゃるかもしれないので現状認識程度ですが…。

    “使いたい和音の前に変な修飾をつける”
    元の和音α→元の和音β ⇒ 元の和音α→/βにつながる和音たち→元の和音β
    と、αから意味不明な和音に飛ぶけど結局行きたかったβにうまくつながる…、みたいのか…
    “/”は、そこだけ見るとつながってないっていう意味です…



    “同じ和音をだらだら言い換える”
    元の和音α ⇒ 元の和音α→αの言い換え(→元の和音α)
    みたいのか…
    言い換えたまま、αに戻らず次に行っちゃうパターンもあります。

    ま、そんな感じです…。

    -----------------

    で、お知りになりたいことが知れたのかはわかりませんが、僕自身もまだまだ勉強中で、理屈と感覚と半々くらいで作っているので、実作品に関しては、あんまりお役に立てそうにないです…。
    理論については、理解している範囲ならお伝えできますが、理論は理論で深いですから、僕もまだまだ氷山の一角くらいしかわかっていないし…。
    日々、勉強なのです><

    ただ、最近、忙しくて、その勉強がほとんどできてないという…;;;;

    rikaさん
    解説をお願いした者です
    曖昧な「解説希望」に丁寧に答えてくださりありがとうございますm(__)m
    今、昼頃から初めてやっと1コーラス理解?できました

    ---

    何度も聞いてしまう秘密はたぶんお決まり進行だけじゃなく、弱進行や4度堆積のためだと思います 「理屈と感覚と半々くらい」とありますが、正にその感覚の部分が原曲ドリアンにさらに浮遊感のある気持ちよさを加えていて魅力なんだと思います。実際、ここ気持ちいいって思ってた部分はそういうとこ多かったみたいです。 なので、どこがお決まりで、どこを感覚的にあてたのか示されていて興味深かったです。  下りクリシェのところを二回ドリアンぽい度数幅になるようにしてたり、  4度堆積+トライ、2度当てや半音あてにする感覚、  37以外の5を♯にするか6にするか9を♭にするか など感覚によっているであろう部分、が見えてすごく勉強になりました!


    ---

    「ジャズ(特に7thコード)では37が重要」
    →「37は増四度による機能を担う」
     「1は半音上がったりしてベースラインを作れる」、「5は♯等にすることで薫りをつけられる」

    今回解説いただいて、「37が骨格を作りそれ以外がカウンターメロや薫りを作る」ということが具体的に体感できました。併せて37中心にどの音域でどうやってスプレットするか実例が見れて勉強になりました。ありがとうございます。すぐに作曲、編曲にかっこよく生かせる自信はありませんが・・・

    おまけに、以前ハウスで連打されててめっちゃかっこいいなーって思っていたコードが〇7(-5)だと分かったのも大きな収穫でしたw
    お忙しいところ良記事書いていただき、本当にありがとうございます。
    waoonの主題による小夜曲きれいですね、フォーレ、ラヴェル好きなんでこれも大うけです

    ぱろぺん
    >>rikaさん
    いえいえ
    こちらこそご丁寧なメッセージをいただきありがとうございます。
    rikaさんはわりと色々お詳しい方と見受けられましたので、+αでもう少し書き添えたいと思ったのですが、ちょっと今余裕が無いもので、また週末にでも書きますね。しばしお待ちください。

    なにやら私の拙い曲を気に入ってくださったようで、ありがとうございます。
    やっぱり発表してみるものですね^^

    ---

    >>rikaさん
    すみません、随分と日が空いてしまいました。

    重ねて、こんなネットの隅っこに生息している私の曲を聞いてくださったようでありがとうございます(・・;)
    ただ、私はジャズ・セッションなど一度もしたことがないし、コード譜のみから即興で演奏することも出来ないし、正確にはジャズプレイヤーでもなんでもないです。
    なので、実演に関することは怪しいことを言っていると思うので、疑ってかかるくらいでいいと思います(・・;)
    とはいえ、音大の作曲科を出られてジャズピアニストをされている先生に習っていたので、その時にハッとしたトピックスの話を少ししたいと思います。
    思い出せばもっとあるのでしょうが、とりあえずいくつか。


    ○テンションの入れ方
     これは、ちょっとしたコツがあって、コードの構成音のいずれか1つとテンション2つとが単純な長短三和音になっていれば、美しく響きます。例えば、G7なら、ソファシに対して、E♭:♭ミ♮ソ♭シ、A:♮ラ♯ド♮ミ、D♭:♭レ、♮ファ、♭ラ、E:♮ミ♭ラ(=♯ソ)♮シ、B♭m:♭シ♭レファ、A♭m:♭ラ♮シ(=ド)♭ミとか。例示なので他にも見つかると思います。□7−5がお好きなんですね。ブルージーな感じがして、いかにもなジャズサウンドになるから僕も好きです。上の例だとG7に対して♯ド=♭レを持つサウンドですね、いろいろ試してみて下さい(*´ω`*)
     上の和音と下の和音を別々にコード進行させることが出来て、先生曰くキース・ジャレットなんかは丈夫にできた三和音の使い方が上手いそうです(僕にはまだわからない)。自分の楽譜で申し訳ないですが、上の楽譜だと35小節目の和音は、ConE7となっていて、次の小節でFmに戻るので、E7→Fmの偽終止的な動きと、C→Fmの終止的な動きとが生じるようになっています。


    ○音の省き
     という風に、テンションの入れ方を学ぶとどうしても沢山入れたくなってしまいますが、先生曰く、その考え方では二流にしかなれないそうです。というのも、先生がエヴァンス等一流アーティストの研究をした結果、彼らは“感じられる音は省く”のだそうです。この話の流れでは、トップアーティストの楽譜を出すべきなのですが、僕の楽譜でたまたまそういうところがあったのでまたまた自分の曲を元に書いてみます。初っ端の18小節目の後半Dm7−5ですが、肝心の−5に当たる♭ラがいませんよね? これは、前後のFmとG7のテンションとに♭ラが居るので、“当然聞いている方は♭ラの響きを感じられる”からなくてもよいのです。しかし、もしも前の和音に♭ラがいなければ、明示したほうが良いでしょう。23小節目で♮レを省いたのも、ここではあえてドリアンの音を出さないようにしています。
     まぁ、23小節目の例が良いのかは置いておいて、一流ピアニストの人は、3rdや7thでさえも、前後から当然感じられるならバンバン省くそうです。特に、オルタードテンションがある場合、□7の3rdや7thの音を省いても、テンションの存在から□7なのは明らかなので、省いてしまったりするそうです。上のG7の例だと、いっそベース+上部三和音としてしまえばいいということです。ただし、繰り返しになりますが、前後の流れから明らかでない音は積極的に弾く。こうすることによって、サウンドのカラーの変化が明確に示されつつ、スッキリと洗練された音になるというわけです。・・・などと、偉そうにいっていますが、僕はまだその境地に立っていないので、なのでできればプロの人の楽譜で研究されて下さい(-_-;)


    ○リズム
     これが曲者で、僕もできないのですが、それでも知っていると知らないとでは違うので書いてみます。日本人ってリズムがおかしいんです。まぁ、西洋基準でという話なので、文化論の立場で見れば日本は日本でいいという考え方もありますが…。
     1234をいう時に、高校生とかがランニングとかで、「いちにっさんしっごーろっちしはっ」ていってません?これ、逆です!!
     「1いっ/2にー3さっ/4しー5ごっ/6ろー7しっ/8はー1いっ/…」
    が正しいそうです。つまり、強拍から始めるのではなく、強拍で終わる(区切る)。音を溜めるとしたら、小節の一拍目を引く前に溜めるのではなく、一拍目を弾いてから二拍目までの間に溜める。もっと具体的にいうと、小節ごとにブチブチ切れるのではなく、切るとしたら小説の頭の音を弾いた後。
     クラシックの人が見たら「動機の扱いは都度都度変わる」とか怒られそうですが、例えばバッハの有名なインベンション1番なんて、小節線は「休符ドレミ|ファレミド|ソードー|シードー|レ…」ですが、意味のあるまとまりで考えると、「ドレミファ/レミドソ/(ー)ドーシードーレ」の3つの動機で構成されています。
     ただ、これが基本なので、曲の流れ次第で表と裏が入れ替わることも当然ありますが、問題は西洋人とアジア人(アジア人はなんかそうらしい)の感覚が逆だということです!!
    なので、手拍子も日本人の感覚はちょっと変だとかで。手って叩いた瞬間に始まってるのではなく、叩いた瞬間に終わってるんですね。そして、1回目に叩いてから2回めに叩くまでの間は、
     「×一回目に叩いた後の余韻」「○二回目に叩くまでにつながる間」
    とのことです…伝わりにくいかなぁ(-_-;)
    音階だと、楽譜上は「ドレミファ|ソラシド|シラソファ|ミレドシ|ド」であっても、ド終わり/レミファソ/ラシドシ/ラソファミ/レドシドと区切る。
    (ド終わり/レミファソラシドシ/ラソファミレドシドと大きくとっても、ド終わり/レミ/ファソ/ラシ/ドシ/ラソ/ファミ/レド/シドと小さくとってもいいですが、)
    外国人のダンサーは、動き始めの前に一呼吸あるのが日本人と違うと聞いたことがありますが、この辺が関係してくるのでしょう。最初の音を弾くまでにすでに彼らの中では流れがスタートしているという…。
    どっちが正しいかはさておき、知っておくのは良いことだと思い書いてました。
     さて、僕の楽譜は必ずしもそうなってない(できてない)のですが、上記のようなフレーズの始まりは、音高の低い方から高い方へ・上昇する方へ・始まる形で(後のコードの出発点になるように)構成し、フレーズの終わりでは、音高の高い方から低い方へ・下降する方へ・収束する形で(典型的には終止の和音)構成すると、リズムと呼吸が合うのだそうです。これも、あくまで基本なので、曲の途中に一時的に裏返ってしまうことはあるのですが、裏と表を正しく感じられるか、取り違えるかで見方がそれこそ180度違うわけです。なかなか文章で読んでもピンとこないとは思いますが、この話はなかなか文章化されることがないと思うのです。なので書いてみました。


     そんな感じです。僕も書いてはいるけど出来ていないことばっかりなので、まだまだ修行です。全部が全部正しいとは限りませんが、そういう視点もあるのかと知っておくと、今後の音楽生活で発見があるかもしれません。
     少しでもお役に立てれば幸いです。(*´ω`*)

    ---

    あ、肝心なことが抜けていました
    スウィング・リズムになる理由です

    ドレドレドレドレと弾くのに、ド/レド/レド/レド/レと区切る、この時大げさにやるとだんだんリズムがもたついて
     ドーレドーレドーレドーレ
    となりますよね?
    これがスウィングリズムになる由縁だそうです。

    ---

    あ、もう一個書こうと思ってたんだった

    4ページ目のアドリヴっぽいところは、Fモードで一番明るいFリディアンから初めて(終止がないから不完全ですが)徐々に暗くしてFアイオニアン、Fミクソリディアン、Fドリアン、Fエオリアンと下がっていって、また元のテーマに戻るんですが、
    5ページ目で♭ソが出てきますが、ここでFフリジアンまで出しているんですね
    なので、いろんなモードのカラーを出そうとしました。

    調からモードまで話を拡張すると、転調ならぬ転旋(モードチェンジ)というものも概念として入ってくるので、上の話は転旋の話ですね。



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