【ラストに向けて】連載終了間近のマンガ【今が旬】
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【ラストに向けて】連載終了間近のマンガ【今が旬】

2014-09-13 01:43
  • 2
さて今日のお題は

「今がチャンス?!間もなく連載が終わりそうなオススメの漫画!」

です。頑張って4タイトルレビューを書いてみました。


現代のマンガは長期連載が多く、買い始めたもののちっとも終わらなくて、だらだらしている間に買うのをやめてしまう・・・
そんな人も多いのではないでしょうか。

そんなわけで今日は(たぶん)間もなく完結すると思われるタイトルの中からおすすめのマンガをいくつかピックアップして紹介しようと思います。

・・・どのタイトルも比較的メジャータイトルなので、途中まで読んでいる方はこれを期に再読いかがでしょう?




まずはモーニング誌に連載されているピアノの森(←リンク先はWikipedia)



マンガ
ピアノの森1話リンク




上はMADですが、実はアニメ(映画)化もされたメジャータイトルです。

花田少年史もアニメ化させている遅筆の女王(超失礼)一色まことさんの代表作です。

なんと連載開始は1998年!16年も経ってるのですねー・・・(連載開始直後から読んでます)
>>第12回(平成20年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞
>>2007年にアニメーション映画化とあるように、何気に遅咲きの作品だったのですよね。

この作品・・・連載16年ですが、連載誌の廃刊や不定期連載もあり実はそんなに長い話ではありません。



来月発売が25巻。まあ、長い作品であることには間違えありませんが、16年連載してもこれだけです。少年ジャンプに16年連載したら80巻とか出すことになりますからね・・・

ストーリーは
劣悪な環境(娼婦の息子)で生まれ育った主人公「一ノ瀬海」は森に捨ててあるピアノを幼少から弾き続けたことにより天才的な素養を持ち、ピアノの元の持ち主である「阿字野 壮介」に素質を見出され周囲の環境と闘いながらピアニストを目指す。 といった感じでしょうか。

ピアニストを父に持つ雨宮修平との出会いにより野生児のような姿から少しずつ音楽の基礎を学び、コンクールに出場する子ども時代が映画化されていて有名です。(コミック7巻分です)

その後高校生になった海は修平と再会し、共にショパンコンクールを目指すストーリーとなっていて、現在連載(モーニング)ではショパンコンクールの結果が発表されたところまで進んでいます(多分あと1~2話で完結するのではないかと思われます)


実はピアノの森はペンダントが一番好きなマンガと長らく公言し続けていたタイトルなので・・・思うこともいっぱいあるのですが

抽象的な音楽の世界を「マンガ」の形で表現出来ている上に、それがすんなり読者に入ってくるところが素晴らしいと思っています。
とても癒やしの力が強いマンガである一方で、主人公「海」を取り巻く環境や脇役たちの設定も苦難と苦悩に満ちたものが多く、ピアノを弾く理由であったり目的であったり「生きる」ということを考えさせられる作品です。

音楽に限らず、生きるすべや手段がそれしかない人と言うのは、強くあり脆くもあります(3月のライオンの桐山零くんとかもそうですね)

最高のピアニストだった阿字野先生はピアノが弾けなくなって弱くなって落ちぶれてしまったりする一方で
海はピアノを弾くために閉鎖社会から外の世界に飛び出せたり・・・
パン・ウェイも自分の存在価値がピアノしか無いと思っていたから大きくなれたわけですし、この世界の強者は音楽に対して趣味や芸術などではない「生き方」を表現出来る人となっています。
逆に、その表現や生き方を見つけられなかった修平や、音楽以外の事に(具体的には女性に)想いが分散しているレフやアン兄弟は思うような結果を残せていない・・・というところを見ても、作者はきっと「一つの物事に強く集中し続けられたものが良い結果を残す」と考えているのではないかと思います。

夢の目指し方などの参考になるかどうかは分かりませんが、脇目もふらずに立ち向かうことが必要だと教えてくれる作品だと思っています。

うーん、ネタバレしないように書くのは難しいですね!
でも素敵な作品ですし、比較的どなたにもオススメできる作品だと思います!




さて2本目は・・・こっちは完結するのかと思ったらなにか続きそうな感じもしている?展開が若干読めないところもありますが、多分間もなく完結すると思います。
と思って調べたら2部としてこのまま連載しそう・・・まあ、書き始めちゃったしそのまま載せます

機動戦士ガンダム サンダーボルト

です。



機動戦士ガンダムサンダーボルト1話リンク

連載はビッグコミック・スペリオール 既刊3巻(4巻は11月29日予定)

作者はMOONLIGHT MILEの太田垣康男さん。
とっても硬派なSFです。

ちょっとガチSFの上に劇画風タッチで・・・はっきり言って万人受けしないのは確実なのですが、とても素晴らしい作品だと思っていますし紹介したいと思います。

まず最初に言いたいことは・・・
この作品は初代ガンダムの最終盤「ア・バオア・クー戦」前後の話なのですが・・・
ガンダムと思わず読むことをオススメします。

いや、世界観も残酷さも苛酷さもメカの格好良さも全部ガンダムなのですが・・・
マンガという表現媒体とアニメーションの表現では大きく違うのですよね。当たり前ですが

独自の設定もあるために、どうやらガンダムヲタからは微妙な評価を受けているようですが・・・
この作品を楽しめるかどうかはSFを受け入れられるかどうか だと思っています。
既存のガンダムのイメージと離れているわけではないのに、何か違う
そんな違和感を持つ人が多いのではないかと思うのです。

SFというのは実に特殊な世界です。
近未来で科学技術が進んでいる・・・という前提のもと、技術や理論の描写がとても多くなるのが一般的です。
これによりリアルさを追求できたり、空想世界なのに現実感を持たせることができるのです。
しかし、このSF描写・・・とても好き嫌いがわかれます。

回りくどかったり、専門用語が多かったり、技術描写はストーリーを追う上では不要な情報がほとんどなのですよね。
斜め読みをすると、情報量がとても多く混乱しやすいなど、じっくり読み込みが必要である点などもあり、小説やアニメーションでは成功する作品が多いのに、マンガで成功した例が少ないのはこの辺りだと思うのです。

そんな・・・読む人を選ぶ典型的な作品がこちらのサンダーボルトになります。

けれど、一つ一つの情報をゆっくり読み込みながら、絵を遠くから俯瞰するように(全体を眺めるように)見ていくとその迫力と世界観に飲み込まれていく大作となっています。
既刊3巻しかないためストーリーについては深く触れません。が・・・ガンダムらしい「救いのない」ところがまた良かったりします(ここも人を選びそうです・・・)

現在連載中のSFマンガはシドニアの騎士がアニメ化されたりと、こうした重厚な世界観が世に認められつつある時代だと思っています。
余談ですが、シドニアも上記に書いたSFの特徴そのままに斜め読みがしづらい、取っ付きづらい作品です・・・

けれど、古くからあるジャンルなのにもかかわらず進歩が続く不思議なジャンルですし、銀河英雄伝説などがお好きな方ならきっと楽しめるマンガだと思います!

巻数的にも手を出しやすい作品ですし、ぜひ一度お試しあれー




さて・・・3本目はこれまた読む人を選ぶ感じですが・・・

さすがにマンガ大賞2013文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞かつ、実写映画化まで決まっているメジャー作品なのでマンガ好きなら必読クラスだと信じて(笑)紹介します。

レビュー3本目は海街diaryです。



1話の途中までならニコニコ静画で立ち読みができるのですが・・・
正直これだけだと魅力がサッパリ分からないと思います。売る気あるのかこれ

といいつつ一応

海街Diary1話リンク

連載は月刊フラワーズ ジャンルは(大人向き)少女マンガ・・・でしょうかねえ?
既刊は6巻。8巻くらいで完結するのではないかと思います。(もしかしたら7巻で終われるかも)

作者はベテラン吉田秋生さん。
ペンダントは実はあまり詳しくないのですが・・・少女マンガやそっちの世界ではかなり有名な作家さんなのですよねー。

形式としてはドラマ向き、1話完結の続き物でヒューマンドラマ・・・と言った感じです。
鎌倉の街並みが素敵なこの作品は、3姉妹の香田幸・佳乃・千佳は離婚した父の葬式で異母妹のすずと出会い、鎌倉で4姉妹として暮らす・・・と言ったお話です。

Wikipediaを見て初めて気づきましたが・・・すずが主人公なんですね!この話
いや、まあ・・・すずが中心なのは間違えないのですが、あまり主人公とか意識せずに見てました。

大人と子ども、女と男、生者と死者、選べる自由、持てるものと持たざるもの

人の生き死にだったり、子どもの脚を切断する話があったり、テーマだけ並べてみてもかなり重めのお話です。
しかし絵柄のせいでしょうか、鎌倉という街を描いた風景は不思議と優しさを感じる作品なのです。
文章に書き起こすと本当に重い話なのですけれど・・・悩みながらも希望がある話だからでしょうかね?そんなに暗い話ではありません。

先ほどまでの2作品は「生きることを強いられている」「一つの物事しか選択肢がない」人たちの話でしたが、主人公のすずは違うのです。

「今まで選択肢がなかったが3姉妹と一緒に暮らすことによって、自分で未来を選べるようになった」という悩みを抱えるお話なのです。

そう、同じ悩み苦しむものでも・・・幸せな悩みなのですよね。

この4姉妹、そういう物語だから仕方ないのですがいつも様々な事を悩みます。
理不尽な悩みや解決しない悩みも多いのですが・・・けれど、最後は自分なりの答えを毎回見つけ出しているのです。

この話がどんなに設定が重くてもキツくても暗くならないのは「ハッピーエンド至上主義」(元ネタ:魔王物語物語)だからだと思います。

どんなものにも救いや優しさを見いだせるという意味でもとても優しい作品で・・・
うーん、万人受けするかは怪しいですけどねー・・・

30代以上の大人が読むといい感じになれる作品だと思います。10代の子が見て喜ぶかどうかは怪しいところ・・・

しかし、完結も近いですし、それと同時期に実写映画も出るでしょうから(だいぶ前から有名な作品ではありますが)今からでも十分間に合う・・・むしろこれからもう一回流行する可能性がある作品ですし、興味がある方は是非一度手にとって見ることをオススメします!




さて、今日の最後のレビューは・・・
ここまでとだいぶ毛色が違う感じのサスペンスマンガです。
多分今日紹介する4作品の中では一番マイナーですが、中編作品としてなかなか個人的には好きな作品ですので紹介したいと思います。


4本目はモーニング連載中、はるか17シマシマの作者山崎紗也夏さんの
サイレーンです。



サイレーン1話リンク

既刊4巻 5巻は9/22発売ですし、6巻で終わるかどうか?といったところでしょうか。

ペンダントは山崎紗也夏さんの作品で毎度奇抜な(ありそうでなかった!)設定がとても好きです。
しかし、長編を書かせると途中から失速がひどい竜頭蛇尾な感じがする作家さんなのですよねー(大変失礼ながら)

しかしサイレーンはテンポの良い話でスピーディーに話が進むため、今のところとても読みやすく面白い作品になっていると思います。
はるか17の後半とか・・・正直読むの辞めちゃいましたけどねー(前半あんなに面白いのに)
この中編と長編の境目くらいの作品のほうが性にあってるのではないか??と思っています。

ストーリーとしては警機動捜査隊という、馴染みがありそうでなかった!警察の部署を舞台にしています。
現場に駆けつけ初期捜査だけを行い後は担当課に引き継ぐ・・・解決まで関われないという、中途半端な刑事っぽいイメージのあるポジションです。

ストーリーは
刑事を目指す主人公の里見偲が 恋人で同僚の猪熊夕貴を狙う 謎のキャバ嬢橘カラの謎を追うサスペンスマンガで、主人公の里見くんは仕事として憧れる刑事ごっこ+探偵のようなことをしていくうちに、連続殺人事件とカラの関係に気付き追いかけるという話です。

このマンガの肝はやはり怪しい悪女「橘カラ」に尽きると思います。
手口巧妙、そしてかなりの狂気を持っている彼女がこの作品の魅力であり、里見くんを振り回す姿は何とも言いがたいものがあります。

恐らくドラマにもアニメにもならないマンガだと思いますが、とても読みやすく新鮮でなかなかの傑作だと思っています。
若干作品全体で美女に頼りすぎなところが気になりますが、里見くんはヘタレで勝負弱く絵にならないところがありますし可愛い女の子でお茶を濁しているところは目をつむりましょう。

しかし、ペンダントは大昔から「女は幸せ欲しくば悪女たれ」を各所で言ってきましたが・・・
カラのような悪女ばかりにはなってほしくないですね。怖すぎです。

皆様悪女はほどほどに・・・?



というわけで4作品。連載終了すると古本屋さんに出回ることもあるでしょうし、良かったら是非お読みください!
感想お待ちしておりますー。

2014/9/13 日付またぐことが当たり前になりつつある ペンダント
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サンダーボルトと海街diaryは読んだことあるんですけど他は読んだことないですねー 読んでみます サイレーン面白そうなので今から買ってきますw
70ヶ月前
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おっと、コメント返しそこねてたごめんなさい
サイレーンは読みやすいですしなかなかおすすめですー! 趣味に合うといいですね!
70ヶ月前
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