腐食との闘い
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腐食との闘い

2020-01-23 00:00
    先日、年末年始の焼却炉の補修工事が終わりました。
    何とか通常運転に持っていける見込みです。

    廃棄物焼却炉は一般の工場に比較してもかなり環境が悪く、補修をしないとあっという間に腐食していきます。
    ・燃やすものに含まれる塩素分から塩化水素が、硫黄分から硫酸・亜硫酸が発生する。
    ・窒素分が含まれていれば硝酸、亜硝酸が発生する。
    ・ダイオキシン対策で850℃以上で焼却することから、空気中の窒素から窒素酸化物が発生しやすい
    ・場所によっては数百℃に上昇する箇所がある
    ・鉛や錫、ものによっては水銀など、低融点金属も入っている
    ・鉄粉、すす等の固形分も空気と同伴して下流に来る
    ・処理物の他、中和用にアルカリ性/塩基性、酸性の添加物も相当量取り扱っている
    ・扱っているものが所詮「ごみ」なので装置の扱いも雑になる…

    多くの腐食する要因を抱えており、「この工場で耐えられる機器があれば、どこでも耐えられる」と言えます。

    腐食の機構もまとめられているもので9種類はあります。
    次回は、以上の環境の悪さごとにどんな腐食が起こるか…
    眠くなったので次回。


    参考資料
    64の事例からわかる金属腐食の対策  森北出版 2016/7/21発行
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