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PCMDSD.COM作りました!
ここでの更新は終わり!今後はPCMDSD.COMで行います!
ーーー本題ここで終わりーーー
メインシステム再導入しました。構成は今のところシンプルに
MacBookPro
↓
Lynx Hilo
↓
Benchmark AHB2
↓
TAD CE1
てな感じです。
そこらへんの話もPCMDSD.COMに書こうと思ってるけど、まずはいろいろなところに書いた細々した記事をPCMDSD.COMに再編するところから!いつ終わるかわからねえぜ! -
Merging Horus/Hapiを録音に使用した音源一覧(書きかけ)
音源数の少ない今だから出来る!serです。
Merging Horus/HapiはスイスのMerging社が作ったAD/DAコンバーターです。同社のDAWソフトウェア、Pyramixと組み合わせることによってマルチChでDSD256録音が出来ます。
Merging Horus/Hapiの特徴の一つは、ADCチップにARDA AT1201を採用していることです。帯域内に出るノイズシェーピングノイズから見るADCチップ特定方法にも書きましたが、このチップは他のチップと違い、352.8/384kHz時にノイズシェーピングノイズが出ません。そのため、DXD録音ものであれば、以下のように音源から特定が可能です。
・Horus/Hapi
・Horus/Hapi以外
音源及び付随する情報から、Horus/Hapiを録音に使用されたと思われる音源をリストアップしてみました。
なぜこんなことをするかと言えば、単純に自分がHorus/Hapiの音に惚れ込んでいるからです。自主制作音源の録音に使った時はぶったまげました。いやはや、現行機種の中では随一と言っても過言ではないと思います。
テンプレート
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・レーベル名
アーティスト/アルバム 録音フォーマット(※付きは音源確認済み)
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なお、レーベル名順不同です。思いついた順に書いてます。
・2L
Nidarosdomens jentekor & TrondheimSolistene / MAGNIFICAT DXD※(Horus使用はTr.8以降)
Frøy Aagre / GLORIA DXD
Jan Gunnar Hoff / Stille lys DXD
Cantus & Frode Fjellheim / SPES DXD ※
Norwegian Radio Orchestra / ASTROGNOSIA & AESOP DXD ※
Steinar Granmo Nilsen,Kristin Fossheim / Early Romantic Horn Sonatas DXD
MAGNIFICATの録音時にHorusを導入したと思われる。それ以降の音源は全てHorusだろう。
・LINN Records
Boston Baroque / Haydn: Lord Nelson Mass DSD256
音源未確認だが、以下のソースによればMerging Horusによって行われた世界初のDSD256録音。
Merging Technologies Horus Records DSD256
・Challenge Classics
Christoph & Julian Pregardien,Michael Gees / Father & Son DXD
Michael Gees,Frans Ehlhart,Marion von Tilzer / Extempore DXD
Hannes Minnaar,Jan Willem de Vriend,The Netherlands Symphony Orchestra / Beethoven: Piano Concertos Nos. 4 & 5 DXD
Jan Willem de Vriend,The Netherlands Symphony Orchestra / Bach: Matthaus-Passion(Mendelssohn) DXD ※
Ewald Demeyere,Vinciane Baudhuin / Telemann: Les Nations - Overtures & Oboe Concertos DXD
Ars Antiqua Austria,Gunar Letzbor / Biber: Sonatae Tam Aris Quam Aulis Servientes DXD
Jaap van Zweden,Netherlands Radio Philharmonic Orchestra / Bruckner: Symphony No. 1 DXD
MergingのFacebookページによれば、2014年1月18日にはHorusを導入しているので、それ以降はHorusを用いて録音していると思われる。
・Eudora Records
Ricardo Gallen / Fernando Sor: Guitar Sonatas DSD256 ※
Josep Colom / Mozart & Chopin: Dialogue DSD256 ※
Pedro Mateo Gonzalez, Joaquin Riquelme, Jose Manuel Alvarez / Ferdinand Rebay: Sonatas for Violin and Guitar & Sonata for Viola and Guitar DSD256 ※
レーベル立ち上げ当初からHorusを用いてDSD256をしている。
・NativeDSD
Just Listen / 8 Ensembles in 1 Bit DSD256 ※
Channel Classics代表Jared Sacksが運営しているDSD音源配信サイト、NativeDSDによる音源。HorusによるDSD256録音。PVもある。
・NAXOS
菅 哲也,塚谷水無子 / 天上のオルガン 384kHz ※
西山まりえ / 天使のハープ 384kHz ※
・SPIRAL RECORDS
丈青 / I See You While Playing The Piano DSD256 ※
・Familysong / Polystar
Polaris / ''Music'' Live Part1 Part2 DSD256 ※
・only in dreams
岩崎愛 / Live in Shibuya Hikarie DSD256 ※
・Rie fu inc.
Rie fu / so-re-da-ke DSD256 ※
・Acoustic Revive
Koike Strings with 新垣隆 / シューベルトピアノ五重奏曲「鱒」 DSD256
Koike Strings / モーツァルト弦楽五重奏曲 ト短調 K.516 DSD256
・alt.neu/records
大木和音 / 『三美神』J-Ph.ラモー/P.ロワイエ/J.デュフリ クラヴサン作品集 DSD256
以下アナログテープからアーカイブ物
・Yarlung Records
・High Definition Tape Transfers
・キングレコード
キングレコードにはHorusが入っているので、他にもHorusを用いた録音はあると思います。これとか。あとはLAWO CLASSICSにも確かHorusが入っていたはず。リストアップしていったらあまりにも数が多いことに気づいて、途中で心折れました…。
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TASCAM Hi-Res EditorとKORG AudioGate3の比較
・2015/06/24 V1.01でのIntファイルを扱う際のバグ追記。それに伴い、PCM-DSD変換のソースファイルを32bitFloatに変更。
・2015/07/02 V1.02にて、↑のバグが直っていることを確認しました。
多分どこもやらないと思うので自分でやるぜ!serです。
TASCAM Hi-Res Editorがリリースされました。DSD256、PCM384kHzまでの再生、カット/マージ編集が出来て無料!素晴らしい!
無料と言うだけで非常にありがたいですが、その中身、特にPCM-DSD変換、DSD-PCM変換はKORG AudioGate3と比べると、どうなんでしょうか。比較してみました。ちなみに同じようなことはPCM-DSD変換ソフトの性能比較、DSD-PCM変換ソフトの性能比較でもやってます。
・PCM-DSD変換
32bitFloat/88.2kHzPCMの1kHz-3dBのサイン信号をTASCAM Hi-Res EditorとKORG AudioGate3、ついでに自分で作ったPCM-DSD_ConverterでDSD64に変換し、FFTしました。
7項ブラックマンハリス窓を使い、FFTサイズは32768x64。FFT結果20サンプルの平均です。1kHzでノーマライズしてあります。また、比較用の変換元PCMはFFTサイズを32768にしてあります。
TASCAM Hi-Res Editorはノイズシェーピングフィルタに現在一般的なチェビシェフ2型ではなく、バターワース型を使っているようです。
・DSD-PCM変換
32bitInt/88.2kHzPCMの1kHz-3dBのサイン信号を、PCM-DSD_ConverterでDSD64にしたものを、TASCAM Hi-Res EditorとKORG AudioGate3でPCM24bit/88.2kHzに変換し、FFTしました。
7項ブラックマンハリス窓を使い、FFTサイズは32768。FFT結果20サンプルの平均です。1kHzでノーマライズしてあります。また、比較用の変換元DSDはFFTサイズを32768x64にしてあります。
AudioGate3の高品位よりやや劣り、低負荷よりも勝るといったとことでしょうか。DSD-PCM変換はTHD+N比較だと差が出にくいです。
・DSDの波形表示
DSDは1bitなので、そのまま波形表示しようと思うと海苔になります。実音部の波形表示にするには、LPFをかける必要があります。PCM-DSD_Converterで24bit/176.4kHzの20-88000Hzリニアサインスイープ信号をDSD変換したものを波形表示させてみました。
TASCAM Hi-Res Editor
KORG AudioGate3
ちょっとTASCAM Hi-Res EditorはLPFがかかるのが早いですね。5kHzあたりから正しく表示されていません。対してKORG AudioGate3は大体20kHzあたりまでは正しいです。上はどちらも40kHzといったところでしょうか。
TASCAM Hi-Res Editorは他にも波形表示に時間がかかる、動作がもたつくなどKORG AudioGate3に比べると気にかかる部分はありますが、リリースされたばかりですし、無料ですし、今後に期待したいところです。
・追記(2015/06/24) ※v1.02にてこのバグは直っています。
TASCAM Hi-Res Editorの挙動に気になるところがあったので追試してみました。
PCM-Intファイルを正しく読み込めていないらしく、PCM-Intをソースとして何かしらの編集、変換をすると量子化ノイズが増大するようです。Floatなら問題ありません。
なお、Int出力時に丸めがされていないので、量子化ノイズが増大しますが、仕様だと思われます(AudioGate3のようにディザの有無ぐらいはあっても良いのかなと思いますが)。
以下Float出力時の元ファイルがInt,Floatの比較グラフです。
Edit(赤=青でグラフが上書きされていますが、未劣化と言うことです)
PCM-PCM Convert(88.2kHz-176.4kHz)
PCM-DSD Convert(88.2kHz-DSD64)
まぁ、単純なバグだと思うのでそのうち直るでしょう。
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