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DSD256録音記
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DSD256録音記

2014-03-25 21:40
    DSD64?古い古い。時代はDSD256さ!serです。

     前々から言っている通り、DSD256の録音を行いました。音源は数曲サイトに、イベント頒布時のおまけDVDとダウンロード配信では全曲収録します。
     サンプルを聞きたい人はここからどうぞ。

     さて、本題は書き終わったので、ここからはつらつらととりとめもなく書いていきます。

     DSD64の録音を行ってきて思ったことは、PCMに比べて空間描写という点では優れているものの、圧倒的に音が”ぬるい”ということです。ピアノは打楽器的な側面を含んでいるわけですが、そのアタックが飛んでこない。飛んでくるようにセッティングするとなると、かなーりオンマイクにしないといけません。
     録音を重ねてきて、どうも実音に対してノイズ(暗騒音)の比率が大きいとぬるいと感じる、らしい、みたい、と気付きました。PCMはその暗騒音をDSD64に比べれば、ホールに入った感じ、空間演出として表現してくれますが、DSD64はそうではなく、ぬるさにつながるようです。
     前述したとおりオンマイクにする、ハイパスをかける、DSD64ではノイズがほとんどを占める22.05kHz以上をカットする、そうするとぬるさが段々消えていきます。しかし、全てあまりしたくありません。オンマイクにすると空間の広がりが消えますし、どろどろとしたホールのローノイズは、ホールで録っているという空間演出には必要ですし、22.05kHz以上の高周波は効果があるにしろ無いにしろハイレゾで録っている以上捨てたくないところです。
     出来ることは22.05kHzという区切りをもっと上にするということぐらいです。DSD64ではなく、DSD128,DSD256なら44.1kHz,88.2kHzとノイズが出始める区切りをもっと上に持って行けます。

     DSD256はMergingがHorusというI/Oを出してから一気に現実味を帯びてきましたが、いかんせん高すぎます。Musikmesse2014でHapiというHorusのスモールサイズ機種が出ましたが、それでもDAWのPyramixとHapiにDSD256オプションをつけると、100万を超えます。
     うーむ、と思っていたところで、ElectrartさんのDSD256録音機材を貸し出しますという記事を見つけまして、申し込みました。快くお貸しいただきまして、DSD256録音を行うことが出来ました。

     問題となるのはDSD256をどういうマイクセッティングで録るのかということです。最初はDSD64と同じように録ろうかと思っていましたが、それでは面白くありません。今回のホールがノバホールで残響音が非常にステキなところで、DSD64に対してマイクを離してもそこまで音がぬるくならないだろうという考えの元、オフマイクに近い距離においてみました。
     いつもはオンマイクとオフマイクをミキサーで混ぜて、2chにしてレコーダーに送っていましたが、オフマイクに近い距離に置くことで残響音も録れるので、ステレオペアで立ててそのままレコーダーに送ってみました。いわゆるワンポイントステレオってやつですね。

     DSD256の経路は以下の通りです。
     Earthworks QTC40mp→Millennia HV-3D-8(内2chを使用)→DSD256録音機材

     赤く丸で囲っているマイクがDSD256録音用のマイクです。


     別角度から。


     仕上がりは、自分で再生できる環境が無いので分からないですが、PCMに変換して聞く限り、非常にうまくいったと思います。やはり、DSD256は素晴らしいですね。

     おまけ 舞台裏


     機材チャート

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